プロ野球パリーグのCS第2戦
日本ハム対西武戦
日本ハムのエース、ダルビッシュは第1戦で13安打10得点挙げた西武打線をわずか3安打に抑え、完封勝利。
試合前、西武のデーブ大久保コーチも「ダルビッシュ攻略は簡単じゃない」と言っていたが、それが現実となった形
すごいな・・・。
正直、ダルビッシュは高校時代からたばこを吸ってるヤンキーの印象が強かったし
プロに入って1~2年は「まあ、松坂よりは下だな」ぐらいの印象だった
しかし今のダルビッシュはどうだ
単に「日本ハムの絶対的エース」というレベルではない
「あいつに投げられたら勝てない」
そんな存在になっている
かつて大リーグのダイアモンドバックスにカート・シリングとランディー・ジョンソンという2大エースがいた時期があった。
この二人も「絶対に勝てない」と思わせる存在だった。
ワールドシリーズも
第1戦 シリングで勝ち
第2戦 ジョンソンで勝ち
第3戦 他の投手で負け
第4戦 他の投手で負け
第5戦 他の投手で負け
第6戦 シリングで勝ち
第7戦 ジョンソンで勝つ
こんな感じ。
二人で2勝ずつすれば勝てる。
そして二人でMVPを分け合った。
今のダルビッシュもそんな感じ
相手チームは「ダルビッシュの時はあきらめ、それ以外の投手が投げる時に勝つ」
そう覚悟している。
ダルビッシュは今期16勝
しかし、今期20勝をあげた楽天の岩隈よりもダルビッシュは嫌な存在だ
特に短期決戦であればあるほど力を発揮するダルビッシュ
相手の指揮官も岩隈とダルビッシュでは、ダルビッシュのほうが恐いのではないか
憎らしいほど強い奴
悔しいけれどカッコイイ
「あいつには勝てん」
そういう存在に 私もなりたい