俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

タレントのサエコ・・・

日本ハムファイターズダルビッシュ有投手の妻で、タレントのサエコさんが女優を休業し、主婦に専念することを決意したそうである。

ふ~ん。
確かダルビッシュは結婚報告をしたインタビューで「女優のサエコさんと結婚」といっていたな。
いつのまにか女優からタレントへ転身していたのか。
ま、どちらにせよ、オレは”女優のサエコ”も”タレントのサエコ”も知らない。
俺が知っているのは”ダル嫁のサエコ”だけである。

まあ、オレはテレビは好きだが、ドラマは全く見ない。彼女の出世作?「学校へ行こう」も見ていなかった。
だからかもしれないが
おそらくオレと同世代のお父さん達の認識も同じだと思う。
結婚してはじめて「ああ、あいつの奥さん」と認識できたのである。

こんな例は昔から会った。
キング・カズの嫁(設楽理佐子)
インパルス堤下の元カノ(土岐田麗子
魔沙斗の嫁(矢沢心

もしかしたら彼女らは、女性達の間では認知度の高い女優、モデル、タレントだったのかもしれない。
しかしおじさん世代のオイラとしては「ダル嫁、カズ嫁、堤下の元カノ、魔沙斗嫁」なのだ。

だから「日本ハムファイターズのエース、ダルビッシュ有投手の妻で」「女優(タレント)の」サエコ、なんていう長たらしい形容詞を見ると
もう女優とか、タレントとかは言わなくていいんじゃねえ?
ダル嫁のサエコ、のほうが短くて良くねえ?
と思うのである。

例えば矢沢心なんかは、魔沙斗が練習に忙しい分、魔沙斗よりが多少テレビの露出が多い。
しかし矢沢心に期待されているのは、プライベートの魔沙斗情報であり、
妻として夫を支えながら仕事をする「素敵な奥様」矢沢心であり、
別に単独の女優、タレントしての矢沢心情報は必要とされていないのではないか。

先日のK-1MAX 世界王者決定トーナメントでも、夫の戦いを今にも泣きそうな顔で見つめる妻、矢沢心(化粧厚め)が何度もカメラに抜かれていた。
なんかカメラが抜きやすいように、一人だけポツンと座っていたな。
でもそれが現在の矢沢心のお仕事である。

土岐田麗子なんかも、女性達の間では有名なカリスマモデルだったのかもしれないが
その雑誌を見ていないおじさん、おばさん、子供らには
「インパルス堤下のモデルの彼女」で十分なのである。

その後、彼女は仕事が増え、テレビやラジオなどにも顔を見せるようになったが、
やはりきっかけは「インパルス堤下」の彼女だったからであり
もし彼女の元彼が普通の男性モデルだったら、彼女のテレビ出演もなかったと思う

堤下を利用した、とは言わないが、間違いなくタレントとしての格、知名度、認知度は堤下のほうが上であり、間違っても堤下を「土岐田麗子の元カレ」と呼ぶことはないのである。(予断だが、俳優の草野徹を”山田まりやの夫”と呼ぶのは正解)

話をサエコに戻すと、
最近、事務所をダルと同じ事務所に移したとか、女優を休業して主婦に専念とかいうニュースが連続して流れたのだが
やはりここに見られるのも「夫ダルビッシュを支える献身的な妻」としての役割であり、
今後のタレント、女優活動の期待ではないのである。

最近、やっと「現役早稲田大生(通信制だけど)女優」というフレーズがなくなったサエコ
ま、普通だったら”現役早稲田大学生”から得られるイメージは「インテリ」なのだが
「在学中に妊娠」してしまい、「インテリ」というより「貞操観念のないバカ大学生」というイメージが先行してしまうので早稲田としてもありがたいことだろうが

そろそろ「女優」も「タレント」も消していいんじゃない?
ダル嫁サエコ