なんでも柔道にランキング制が採用され、ランキング上位の選手が優先的にオリンピックの出場権を得られるそうである。
これでスポーツ新聞各紙は「ヤワラちゃん、大ピンチ！」と記事をうっている。
国際大会を中心に、大会を４つのレベルに分け
それぞれの大会について、順位ごとに得点をつける
オリンピックまでの総得点が高い人がオリンピック代表となる、か。
はい！はい！はい！
先生、質問です！！
小さな大会３つに出場して、3位、3位、5位の選手と
オリンピック直前の大きな国際大会で金メダルを取った選手で
もし前者のほうが得点が高かったらどうするんですか？
田村亮子が初めて福岡国際で優勝したのが15歳の時
オリンピックに初出場したのは17歳の時。
実質2年間の実績でオリンピック代表に選出されてます。
でもオリンピック直前の2年間、間違いなく無敵でした。
ただ、田村亮子が出る前の日本チャンピョン江崎選手のほうが4年間の実績あったので
仮にランキング制度があったとしたら江崎選手が代表になったかもしれません。
それでいいんですか？
彗星のごとく現れたヒーロー、ヒロインは今後、誕生しないのでしょうか？
オリンピックに近い大会の成績が重視されるので、そういった事態は起こりにくいとは思いますが
逆にたとえばオリンピックが開催される年の大会で優勝しながらも大怪我を負った選手が
「怪我をしたからオリンピックではメダルはとれないかもしれない。それでも出場したい」と言ったらどうなるん？快く送りだせるん？
あと、柔道ランキング制度は世界中で導入されるそうですが
ランキング上位を日本人が占めた場合でもオリンピックに出場できる枠が各国１つというのはおかしくないですか？
世界ランキング2位（日本ランキング2位）の人が出場できない自体も起こるのはどうなん？
世界大会にでない北朝鮮のような国はどうなる？
男子が上位22人、女子が上位14人が出場資格があるそうですが、同じ国の選手が上位22人の中に複数入っていたら、国際ランキング23位以下の選手がでるんですか？
あと最後に質問です！
ランキング上位の選手が「優先的に」オリンピック代表になる、とのことですが
「自動的に」オリンピック代表になる、のではないんですか？
つまり、ランキングが下位でも過去の実績から代表になる可能性が残っているということですか？
それだと、これまでとあまり変わらないんじゃないですか？
ちょっと！
疑問がありすぎですよ！
答えてちょーだい！！
