『スポーツオノマトペ』藤野良孝著 小学館
を読んだ。
オノマトペとは擬音語・擬態語のことで
スポーツオノマトペはその中でも特に選手が競技をするときに出す雄叫びや、指導者が技術を説明する時に使う擬態語を言う。
選手のスポーツオノマトペとして有名なのは
卓球・福原愛の「サーッ!」
ハンマー投げ室伏の「んがっあぁぁぁー」
テニス・シャラポワの「アー!アー!」
これらの雄叫びは、時にからかいの対象にもなるが、選手にとっては最高のパフォーマンスをするには不可欠なものだ。
一方、指導者のスポーツオノマトペとして有名なのは長嶋茂雄のものだ。
「腰をガッと入れてパーンと叩けばスコーンと飛んでいくから」みたいなやつだ。
今、このスポーツオノマトペを柔道の井上康生が指導に生かそうと研究しているという。
ま、確かに井上康生、口下手そうだから合ってるかも。
ちなみにこの本によると
俺が常日頃、口に出している言葉も力を発揮するために出すスポーツオノマトペだそうだ。
意外なところで俺と福原愛ちゃんの共通点が見つかってうれちい!
もっとも、愛ちゃんの「サーッ!」と
俺が座る時に放つ「ドッコイショ」が
本当に同質のものであるかは疑わしいが……