我が家には小学校1年生の息子がいる。
現在、夏休みの息子は朝8時に起きて朝ご飯を食べると、そこから昼までスマホかタブレットでゲームをしっぱなし。1時間くらい宿題をした後はまたYoutubeでゲーム実況動画を観っぱなし。夕方6時ごろに僕は在宅勤務を終え、家族とウォーキングに出かける。息子にはそこでタブレットを取り上げるのだが、それまでに5~6時間はタブレットを観ていることになる。
これではさすがにいかんと思っているのだが、そこには不都合な真実がある。
Amazonさんが2021年に調べた調査(子どもたちはデジタルデバイスを1日どれくらい利用しているか?|@DIME アットダイム)によると小学校低学年のデジタルデバイスの利用時間は平日で58.9分、休日で92.4分だそうである。
今は夏休みで休日と同じなので、大体1時間半だ。意外に少ない。
我が家はまだデジタルデバイスに関するルールを作っていないのだが、それにしても平均から大きく外れている。
子どもが朝から晩までスマホやタブレットを観ている姿は正直気持ちが悪い。
が、質の悪いことに、我が家は嫁もスマホ中毒なので二人とも一日の大半をリビングでデジタルデバイスと共に過ごしている。
僕が出勤していればそれらは目に入らないので気にならない(?)のだが、今は在宅勤務なので否が応でも目につく。さて、どうしたものか。
ちなみに僕はスマホはそれほど気にしないほうだ。ゲームもしないしSNSもそれほど利用しない。だからスマホ中毒ではないと偉そうにしているが、よくよく振り返ってみると
テレビ4時間(朝1時間、昼1時間、夕方1時間、夜1時間)
PC8~9時間(仕事+趣味)
読書30分
(+食事、睡眠、運動etc.)
なので、目を酷使しているという点ではあまり変わらない。嫁や子供がスマホを見る代わりにテレビやPC、本を見ているだけだ。
もっと言えば、息子の世代は仕事も勉強も、娯楽(動画視聴・番組視聴)もゲームも、読書もお絵描きもブロック遊びも全てタブレットでできるのである。
よくよく考えたら息子は1学期はほとんどオンライン授業ですでに毎日4時間くらいはタブレットを観てるもんな。
だから今後ますます「ゲームばっかりしてないで」とか「スマホばっかり見ていないで」と言いにくい状況になるだろう。
目に悪いのはブルーライトをカットするように工夫をすればいいんだし。
というかデジタルデバイスの使い過ぎってなんでダメなんだっけ?
目が悪くなるとか、脳に影響を与えるとか、人の話を聞かなくなる、想像力が弱くなり思いやりがもてなくなるとか、いろいろ言われているけど・・・どこまで立証されてるんだろう?スマホを使いすぎた子供が大人になってどうなったかなんて研究はまだないだろうしね。
でもなあ・・・やっぱり子供と嫁がスマホとタブレットにかじりついている姿は・・・嫌だなぁ・・・。
うちの子も鉄道とか恐竜とか、他に夢中になれるものがあればいいのに。
ちなみにベネッセの調査(小学生みんなの勉強時間はどのくらい? (benesse.jp))によると小学校低学年の1日の平均勉強時間は1時間くらいだそうである。それ以上は集中力も続かず、効果も望めないとのことなので「もっと勉強しろ!」とも言えない。
困った。
週末なら僕も子供の遊びに付き合ってやれなくもないが、夏休みの平日はどうしたらいいのだろう?奥さんも家事があるし、近所のスーパーは小さい子供の連れ込みを遠慮している。さらに運悪く2021年の夏休みは緊急事態宣言が出されている。外に遊びに行くこともままならない。近所の図書館も閉鎖、公園も閉鎖、子供だけの外出も不安なご時世だ。
こうなったら毎日やることのリストでも作って、ノルマとしてやらせるか?
読書30分
なわとび30分
お絵描き30分
粘土30分
お手伝い30分
積み木・ブロック30分
散歩(午前・午後)
歌・ダンス30分
なんか・・・せっかくの夏休みなのに学校っぽいな・・・
あ~あ、GAFAの創業者とかどっかの頭のいい人が「デジタルデバイスは好きなだけ使って大丈夫だよ~」って言ってくれないかな~