昨年暮れの「人志松本のすべらない話」にて
千原ジュニアは「人形を愛する楽珍師匠の話」を披露した。
大爆笑をかっさらったお話だが、同じ人形愛好家の僕としても、桂楽珍師匠の性癖、痛いほどよくわかる。
そして今年、そんな同志の純粋な愛を描いた映画が公開されているという。
それが「ラースとその彼女」
「小さな田舎町に暮らす純粋で心優しい青年ラース(ライアン・ゴズリング)は、住民みんなから慕われていた。しかし彼は極度にシャイで、特に女性とはまともに口をきくことすらできない。
ある日、そんな彼がインターネットで知り合った恋人を、兄のガス(ポール・シュナイダー)とその妻カリン(エミリー・モーティマー)に紹介したいと言ってきた。ところがラースの連れて来た相手を見て兄夫婦は驚愕する。ラースの恋人とは、等身大のリアルドールだった。
この映画はコメディではなく、傷ついた人々が過去やトラウマと向き合い、また周りの人間が彼らにどう接していくかを丹念に描いた、真摯な人間ドラマになっている(J-Cast ニュースより)」そうだ。
すごいよな。
ダッチワイフが堂々と映画に出られる時代になったのだ。
映画の中ではラブドールの”正しい使い方”はされていないようだが
ラース君!甘いぞ!
君は人形を本当に愛していない!!
抱かれないラブドールの気持ちを考えてみろ!
本当の仕事ができないお人形達の気持ちを考えてみろ!
生きとし生けるものは、自らが存在すべきところに存在してこそ、本来の価値を有し、存在の喜びを感ずるものなのだ!
君が人形を本当のパートナーと思っているなら、抱いてやれ!
煩悩の赴くままに抱いてみろ!
きっと君のパートナーは受け入れてくれる!
決して君の愛をこばみはしない!
とまあ、興奮して語ってしまいましたが、映画はまともだそうです。
絶対にヒットはしないと思うけど
レンタルビデオで旧作になったころ、ちょこっと見てみたい映画ではある・・・かな?