俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

すごいぞ!冷却シート

この1週間、37~38度の熱が下がらなかった。

 

僕は平熱が36度なので、37度くらいでも結構クラクラくる。

 

しかし僕は大人なので、仕事へ行かなければならないのだ・・・。

 

病院でもらった薬を飲んで家を出る

 

歩行速度はおじいちゃん

 

それ以上、速く歩くと頭がクラクラしてしまうのだ

 

いつもは10分で行ける駅までの道のりが20分かかる

 

その間、無言の黒装束のサラリーマンたちに次々追い越される

 

日本人て歩くの速いな、を実感する瞬間である。

 

電車の中でも頭はボ~っとしっ放し

 

職場でもなるべく動かないでじっとする

 

まるで仕事にならない

 

顔がポ~っとするのでハンカチを濡らして顔に当てる

 

一瞬ヒヤッと冷たく気持ちがよくなるが、すぐにぬるくなる。

 

ハンカチをずっと顔に当てているのでパソコンも打てず、ただひたすら倒れないように生きていた

 

こんなことをしてなんとか1日をごまかした。


ぼんやりする頭で僕は考えた。

 

寝ている間も頭を冷やし続けたい

 

でも僕には氷嚢を換えてくれる奥さんもいなければ

 

濡れタオルを絞ってくれる恋人もいない・・・

 

そうだ・・・冷えピタ買おう・・・・

 

僕は力を振り絞って

 

「ひえひえ天国 冷却シート 16枚入り」(白金製薬)

 

を購入。これがいいのである。

 

よく冷えるのである!

 

しかも10時間も冷やしてくれるのである!

 

しかもおでこにちゃんと引っ付いてくれるので、いろいろなことをしながら頭を冷やせるのである!

 

すごい!!

 

これを考えた人は天才だ!

 

僕は冷却シートをしたまま就寝。

 

寝返りを打ってもへっちゃらだい!!

 

翌日、僕は思い切って冷却シートをつけたまま出勤。

 

最初、恥ずかしいかな、と思ったが

 

意外なくらい、周りの人はこちらを見ない。

 

ナイス!日本人の無関心!!

 

電車の中でも意外に人に見られない

 

座っている僕の前にお年寄りが立っていてもお年寄りのほうが同情してくれる!

 

会社に到着しても、今まで声をかけられたこともなかった受付のおばちゃん、事務のお姉さん、食堂のおばちゃんから「大丈夫ですか!?」と心配してもらえる。

 

なにこれ?うれしいぞ!

 

この日も、熱は終始出ていたが、それでもいろいろな人に心配してもらえるうれしい一日だった。

 

翌朝、熱は見事に下がった。

 

また冷却シートをつけて出勤できないのは残念であるが

 

それでも平熱はうれしい。

 

だって、平熱は普通に歩けるもん!!

 

普通の速度で歩けるって素晴らしい!!

 

冷却シートありがとう!!

 

おそらく普通のサラリーマンは38度くらいの熱でも薬を飲んで暗い顔して会社に通うはずである。

 

だが僕は声を大にして言いたい

 

「恥ずかしがらずに冷却シートをつけるべきである!」

 

もちろん、営業や大切なお客さんに会う場合ははずしたほうがいいが、

 

オフィスにいる間はずっと冷却シートをつけていてもいい雰囲気を作るべきである!

 

それと白金製薬株式会社さん

 

できれば青い冷却ジェルが外から見えにくい「冷却シート外出用」を作ってください!

 

お願いします。

 

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