みなさんは、マクドナルドのポテトをどのように食べていますか?
ボクは生まれてから、これまで、ずっとそのまま食べていました。
ポテトはそうやって食べるものと思い込んでいました。
居酒屋のポテトフライは味がないけど
マクドナルドのポテトは何もつけなくても食べられる
そう信じておりました。
でも、30も半ばを越えた最近、ポテトのMサイズでさえ、最後までおいしく食べられるのが難しくなってきたどころか
ポテトを食べると口や舌に血豆ができる始末
そんなある日、ボクはマクドナルドでなにげなくポテトを注文していると
同じようにボクの隣りでポテトを注文していたロシア人が
「ケチャップ・プリーズ!」とのたまわった
一瞬、「え!ケチャップ。おいおい金髪の姉ちゃんよ。ここは日本だぜ。ケチャップなんてくれるわけねーだろ」と心の中で思ったら
店員さんは電光石火でレジ裏からケチャップを取り出し、お姉ちゃんのトレーに置いた。
頭が真っ白になった・・・
「え・・・ケチャップくれるなんて知らなかった・・・」
するとボクの担当の店員さんが「お客様、お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ!」と注文の品をぐいっと前に押し出した。
ボクは反射的に「すみません。ケ、ケチャップつけてください」と言うと
店員さんはこれまた躊躇することなくケチャップを取り出し、ボクのトレーに乗せた。
う~む。ある海外のマクドナルドではケチャップとかチリソースとかがセルフで使い放題なのは知ってたけど、日本でもくれるようになってたなんて・・・いつからなんだろう?
納得いかないボクはネットで検索
すると・・・結構、みんな知ってるやんけ!
ボクが遅れてたのか・・・
それにしてもマクドナルド・・・
ボクはマクドナルドによって人間的に少しずつ成長をさせてもらっているような気がする。
初めて氷なしでアイスコーヒーを頼んだときのドキドキ
初めてケータイクーポンを使ってみた時の優越感
初めてコーヒーをお代わりしようとして「すみません。うちは有料になっちゃうんですよ」と言われたときの屈辱 (結局コップを引っ込められずに買ってしまった・・・)
30を越えてから、仕事において「チャレンジ」してみることがおっくうになっている今
マクドナルドで経験する小さなチャレンジは
時々ボクに小さな自信をもたらしてくれる・・・

ありがとう
マクドナルド