俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

失恋傷心ツアー

今、この記事を書いている今、隣りの部屋ではセックスをしている。

以前、このブログの記事に書いたが、僕の住むアパートは壁が異常に薄いので、トイレを流す音、豪快ないびき、そして女性のあえぎ声まで聞こえてしまうのだ。


言っておくが、僕は変態でもなければ盗聴マニアでもない。

ごくごく普通(?)の30代独身のおっさんだ。

彼女もいない健康的なおっさんだったら、隣りの部屋からあえぎ声が聞こえてきたら壁に耳をつけるでしょ?

だって、そうじゃない?

こっちは悪くないのに、自分の部屋の中で聞こえないフリをしたり、イヤホンで耳を塞ぐのも変じゃない?

こっちだって聞きたくて聞いているわけではない。

だけど、最近、とにかくお盛んなのだ。


金曜夜中の2時にしたばっかりなのに、土曜の朝11時にまたやってるのだ。

そんでその日の夜にって・・・・・・覚えたてなのか?


部屋でテレビをつけていれば気にならないんだけど

一番、タチが悪いのが僕が電気を消して、ベッドに入り、眠ろうとしたときに聞こえるあえぎ声

我慢しろっていうのが、無理でしょ?


ああ、俺の隣りに眠ってくれるのは抱き枕のユカちゃんだけというのが虚しい・・・



さて、話は変わるが

今年のバレンタインデーは哀しかった・・・

特に今年は哀しかった・・・ような気がする。


世間では逆チョコだあなんだと騒いでいたのに、

蓋を開けてみたら

会ったこともない方に「付き合ったらホントつまんなそうな人」と言われる始末。

チョコもあげてないのに・・・



そこで僕は、傷心旅行へ行くことにした。

どこか、遠い街を一人で旅をし、自分を見つめなおそう

道に迷ったらいっそのこと死んでしまおう・・・


そう思って、いろいろ旅先を検索をしてみる

ああ、旅行ってこう、行き先とかをいろいろ調べるのが楽しいよね!

なんて、およそ傷心旅行とは程遠い気分で探していると

一つ、非常にお得なツアーを発見。


日程も合うし、値段も手ごろだし、よし、これに決めるか

そう思って申し込むと見積書が返ってきた

「本ツアーは2名様からのご応募となります。お一人様の場合、別途一人参加料金13500円をいただきます」


一人参加料金!?

なにそれ!?

一人傷心旅行に行こうって人からさらに金をとろうというワケ?

ふざげんじゃないよ!と思ったが

ま、傷心旅行として行くのは僕の勝手

一人で部屋を使うのだからその分、お金を払うのは仕方ない


それにしても13500円って・・・・結局二人分払うことになるのか・・・

「泣きっ面に蜂」というか、「傷に塩を塗られた」というか・・・



しぶしぶお金を払うと、やっと参加通知書が届いた

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「○○様 御一行1名様」って・・・



僕の心はますます傷ついていくのであった・・・・