俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

ショーケース前のGIRL NEXT DOOR その1

僕は「決断力のない男」である。


例えば、レストランの前のショーケース

おいしそうなサンプルを前にして、僕は全く決められない


例えばメニューのたくさんある料理屋を前にして

ぼくは本当に苦労する

一つ一つの料理をイメージし、吟味し、迷い、一度決めては撤回し、何度も何度も思い直し、半ば逆上気味に注文をしては後悔する。


例えば細かい注文ができるラーメン屋

麺が固め、柔らかめ、普通、太麺、細麺、中太麺

背油の多目、少なめ、普通、

スープの濃さ、ネギの多さ、などなど

お客さんの細かい注文に合わせてくれるということなのだろうが、

僕のような優柔不断な人間にとって、メニューが多かったり、注文を細かくしなければならないのは面倒なだけ

もう、「普通のラーメン」お願いします・・・・・・・


ちなみに、僕は買い物をするときにもすごく迷う。

サンダル一つ買うにも

貧乏性の僕は、「買うべきか、買わざるべきか、それが問題だ・・・」と20~30分悩み

「今、履いてるサンダルだって、まだ鼻緒(?)が切れているわけではない。履こうと思えばまだ履ける。でも猛烈に汚く、猛烈に臭い・・・・」

悩みに悩んだ末に、結局買わないことが多いのだが、とにかく僕は決断力がない。


そんな僕の、今、最大の悩みは「GIRL NEXT DOOR」である。

GIRL NEXT DOORを前に、僕は「買うべきか、買わざるべきか」

「評価すべきか、けなすべきか」悩んでいる。


36歳の夏のことであった・・・・・・

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