俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

世界柔道がめっちゃ面白い その2

みなさん!見てますか!!

 

世界柔道2009!!


いやはや、強い!日本女子!

 

現在のところ、3日連続で金メダル!

 

北京オリンピックの勢いそのもの!

 

ちなみにさっき、中沢選手敗退のニュースが入りましたが、これもまた北京そのもの・・・


とにかく女子柔道チームにあっぱれ!

 

園田監督にあっぱれなのである!!

 

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写真1 全日本女子柔道チーム 園田監督

 

それにしても、ふがいないのが男子。

 

4階級が終了した時点で、メダルは銀メダル1つ


66キロ級の内柴はまったくいいところがなく敗れた。

 

これが本当にオリンピック連続金メダルの内柴か?と思うくらい、まったく何もできなかった。

 

最初、「相手の様子を見てるのかな?」というぐらい力を抜いている内柴

 

相手に簡単に技をかけさせ、さしたる抵抗もなく投げられる。

 

2回戦などはそれでも逆転で一本勝ちし、「冷や冷やさせんなよ~。そんな余裕かましてんとやられるぞ」

 

と思って見ていた3回戦。やっぱり内柴は無抵抗で相手に技をかけさせた(ように見えた)。

 

そしてそのまま一本負け。

 

なんか、「え?わざと負けた?」というぐらい、あっけなかった。

 

確かに「内柴包囲網」みたいなものが世界で組まれていたとは思うが、それにしても気合も勝利への執念も感じられなかったのはなんだったんだろうか?

 

81キロ級の塘内は、勢いはよかったものの、相手選手の長い足に足元をすくわれてしまい、見事な一本負け。

 

相手は無名のスイスの選手。しかもベテラン(31歳で日本人選手の中では最高齢)らしからぬ、”後方不注意”での負けだけに、日本男子チームの監督篠原信一もご立腹


3日目の時点で唯一メダルをとったのが60キロ級の平岡拓晃の銀メダルだけというのが淋しい

 

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写真2 銀メダルを獲得した平岡選手

 

とにかく、日本男子は建て直しをしなければならない。

 

今年から、柔道のルールが変わり、柔道本来の形が取り戻されることになった。


「効果」ポイントがなくなったので、小技で逃げ切ることはできなくなり、

 

反則が厳しくなって、相手と組み合わなかったり、見せ掛けだけの技(かけにげ)はすぐに反則をとられるようになった。

 

また、いきなり下半身をとる攻撃も反則となったため、アマチュアレスリングのようなタックルもできなくなった。

 

しっかりと相手と組み、相手をくずし、足をかけて倒す柔道

 

大技を出すことによって、見た目にもわかりやすく、エキサイティングしやすい柔道が奨励されるようになった。

 

だから今後は外国人選手だって、しっかり”柔道”をしてくる。

 

もう言い訳は出来ない。


全日本男子監督の篠原信一監督は、練習を厳しくするとともに、世界で戦うための柔道も引き続き検討していかなければならない。

 

もう『ジャンクスポーツ』で冗談を言っている場合ではないのである。

 

正直、どの選手よりもでかくて、異形の篠原監督が試合に出たほうが相手もビビると思うのだが、

 

そうは言っていられない。

 

日本のお家芸、柔道の再建は、篠原監督にかかっている。

 

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 写真3 全日本男子柔道チーム監督 篠原信一





















すみません、ここで訂正です。

 

先ほど載せた写真に誤りがありました。

 

正しいのはこちらです。


1 園田監督
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2 平岡選手
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3 篠原監督
イメージ 6

 

訂正してお詫びいたします。