俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

アサヒ 麦絞り

最近、気になるCM

 

それは『アサヒ 麦絞り』のCM

 

まずはとんねるず木梨憲武が『およげタイヤキくん』のリズムで「毎っ日、毎っ日、僕らは麦絞り~♪」と

 

歌いながら酒屋に入る。店員の皆藤愛子は木梨に気づいて振り返る。

 

そして「リッチな コクで 好きになっちゃうよ~♪」と歌いつつ、『アサヒ 麦絞り』をレジに差し出すと

 

急に「好きになっちゃうよ」と言われた愛ちゃんは「へっ?」とおどけ顔。

 

木梨も思わず「あっ・・・」

 

なんともほのぼのしたCMなのである。

アサヒ麦搾り ― スキになっちゃう篇 ― 皆藤愛子&木梨憲武 - YouTube


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そういえば、木梨憲武、ご無沙汰だな・・・。

 

というか、僕はとんねるずが大分ご無沙汰なのである。

 

小学生の時は『夕焼けにゃんにゃん』の水曜日(とんねるずが出る日)を心待ちにし、

 

土曜夜の『ねるとん紅鯨団』にドキドキしていた。

 

中学生の時は『みなさんのおかげです』『生でダラダラいかせて』などにはまり、とんねるずのCDや本(『おいにい』『おいにい2~ん』)なども購入

 

さらには『とんねるずオールナイトニッポン』を聞きながら受験勉強をしていた。

 

高校に入ってからもとんねるずばっかり。

 

当時、ダウンタウンの面白さをまだ知らなかったので、お笑いといえば”とんねるず

 

’80年代はお笑いブームでもなかったので、お笑いと言えばとんねるず一色だったと言ってもいいくらいだった。

 

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しかし、’90年代に入り、とんねるずがややパワーダウン

 

一方、ボキャブラ天国などで若手人気芸人達も増えた。

 

僕はやっとダウンタウンの面白さに気づき、はまっていった。

 

と、同時に、あんなに好きだったとんねるずと離れていった・・・。

 

今も『みなさんのおかげです』は続いているし、『うたばん』や『未来創造堂』などでそれぞれの活動を見ることはできるが、

 

正直、今、とんねるずで笑える自信がない・・・・。

 

よって意図的にとんねるずを避けてしまっているのが現状である。

 

昔、大好きだった木梨憲武さん。

 

正直、今の僕は、彼の呼び方に苦労するぐらい心が離れてしまっている。

 

昔は気安く「木梨は~」とか「ノリさんって~」なんて言えたのに、

 

今は「木梨憲武さんは~」としか書けなくて、自分でもびっくりしているのだ。

 

僕も昔とは変っちゃったんだね・・・。

 

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しかし、それでも僕はノリさんを”天才”だと思っている。

 

彼は”エンターテインメント”の天才だ。

 

今で言えば、山口智充(ぐっさん)のように、「器用で何でもできる」人。

 

運動神経は芸能界随一(当時)、歌が上手く(紅白に別名義で3度出場)、絵も上手い(個展開催4回)。

 

演技もできて(ドラマ主演経験あり)、コントでの強烈なキャラができて、個性的なものまねができる。

 

その独特の動きや発想力、一瞬の”毒”などなど、

 

ノリさんを褒め称える要素を上げたらきりがない。

 

今回、『アサヒ 麦絞り』でその姿が見られるようになったのは、僕にとってとてもうれしいこと

 

ノリさんは「毎っ日、毎っ日~♪」と、やや子門真人を意識した歌い方で、リズム良く登場し、いい味をだしている。

 

本当に器用な人だ・・・

 

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一方、店員役の皆藤愛ちゃん。

 

僕はずっと大ファンです!

 

フジテレビ『めざましテレビ』のお天気お姉さん時代からずっと大好き!

 

なんなんでしょう・・・・あの美しさは・・・

 

あの頼りなさ気な目

 

ちょびっと見え隠れする前歯

 

おっとりとした性格

 

うまく力が抜けた優しい声

 

”純粋””癒し””ピュア””清純”・・・そんな類の言葉を全部コンピュータに打ち込んだら

 

こんな顔が出てきました・・・・

 

そんな感じ。

 

愛ちゃんはいい!

 

そこにいるだけでいい!

 

仕事は最小限でいい!

 

変にぶりっこしたり、はしゃいだり、媚を売る必要なんてないのだ。

 

本人はキャスターになりたいのかもしれないが、小林真央みたいなったら嫌だな・・・。

 

やさしく明日のお天気とか、トレンドとかを教えてくれるだけでいいんだよ。

 

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今回の『アサヒ 麦絞り』にて

 

皆藤愛子はいい仕事をしている。

 

あれで大正解ですよ!

 

変にウケを狙ったりするのではなく、

 

セリフは「へっ?」だけ

 

演技も「穏やかな笑顔で振り返る」「ちょっと呆気にとられた愛ちゃんならではの変顔」

 

これでいい。

 

過剰な笑顔ではなく、崩しすぎた変顔ではなく、

 

あくまで愛ちゃんのイメージを壊さない程度。

 

そのギリギリのラインをしっかり守っている。



愛ちゃんに冒険はいらないのだ。

 

だから過剰な演出や、過剰な演技、凝ったストーリーなんていらない。

 

そんなのはそこらへんの凡百のモデルやタレントにやらせておけばいいのだ。

 

愛ちゃんには、愛ちゃんにしかできない表現・魅力がある。

 

だから『アサヒ 麦絞り』のCM、派手さはないが、なんかいい・・・。

 

僕も”毎日、毎日~♪”と鼻歌を歌いながらつい買ってしまう・・・・・・・・・かもしれない。

 

実は昔、僕は大石恵さんというタレントさんが好きだった。

 

清楚で可憐で、純粋で美しい。

 

アクが弱く、押しが弱く、特に何もできない。

 

皆藤愛ちゃんを見たとき、僕は大石恵さんの生まれ変わりだと思った。(ま、大石さん、死んでないんだけど・・・)

 

が、確かラルク・アン・シエルのhideと結婚したんだよね。

 

あの大石恵さんがロック歌手と結婚って・・・・・・結構ショックだった・・・・

 

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僕は愛ちゃんが変なアナウンサー、役者、芸人、スポーツ選手、歌手に狙われるんじゃないかと思うと夜も寝られない。

 

ま、いつかそんな日が来るんだろうけど、

 

そのときまでには僕も落ち着いていたいものだが・・・・・・