俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

生茶は山下君で・・・

こちら、主に飲料水の販売を行なっている会社

現在、新CMのイメージキャラクター選びを決めるために会議中



社員A「え~では企画会議を始めたいと思います。今日の議題は生茶の新しいCMについてです」

社員B「はい。生茶は今年、発売10周年を迎えます」

部長「ほぉ~、もうそんなになるか」

課長「もうすっかり定番になっていますからね。」

部長「あの時代は、各社がペットボトルのお茶を出しまくっていましたからね。よく生き残ったものだ・・・」

課長「昨年の『潤る茶』はすっかり外れてしまいましたしね。」

社員A「ええ、今や生茶は中国、台湾、タイなどでも発売されている世界ブランドです。そこで、今回、6度目のリニューアルを行ないまして、『生茶葉凍らせ製法』を採用いたしましたので、更に美味しくなっております!同時にブレンド茶『生茶 朝のうるおうブレンド茶』」を開発いたしました。」

部長「ほぉ~、こりゃ、大々的に宣伝しなければ」

社員B「ええ。今回は、新しい製法により、かつてない”さわやかさ”を実現することができました。その”さわやかさ”を前面にプッシュアップして行きたいんですよ!」

部長「なるほど。いいところに目をつけたな。最近のペットボトルのお茶は、カフェイン抜きで”軽さ”を売りにしたものが主流だからね」

課長「そうですね。特に『ASAHI 十六茶』はCMはインパクト大でしたからね」

部長「あ!ガッキーな!あれ、最高だよな!」

課長「ね!ね!”結衣は朝!十六茶から~♪”ってやつ!」

部長「あれ、汚ね~と思ったよ。歌、踊り、ガッキーのキャラクター。全部いいんだもん。」

課長「あれ、カフェインゼロで、朝仕様にしたのもいいですよ。」

部長「うわ~、あの後か~。厳しいな~」


社員A「大丈夫です!私達も、新垣結衣さんに負けない、さわやかなタレントを起用します。ね?」

社員B「うん。さややかさじゃ負けないよね?」


部長「ほう。そりゃ楽しみだ。生茶松嶋菜々子綾瀬はるかと来ているからね。それを超える人じゃないとね」

課長「いや~、厳しい。綾瀬はるかちゃんを超えるってね~。可能性で言えば・・・上戸彩ベッキー宮崎あおい、川嶋海荷、・・・でもなんか他の商品のイメージがあるな~・・・」

社員A「あ、男性です」

部長「男?」

課長「まあ、他社は市川海老蔵真田広之ですからね。別に悪くはないけどね・・・」

部長「生茶のさわやかさをイメージできる男なんかいるのかね?」

課長「う~ん・・・小池徹平・・・櫻井翔・・・あと誰だろう・・・」

社員B「も~う。部長も課長も、一人大事な人を忘れてますよ!すっごくさわやかな人!」

部長「誰だ?」

課長「誰でしょう?」

社員A「この人ですよ。この人!」

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部長「・・・・・・・・・誰?」

課長「NEWSの山下智久ですよ・・・」

部長「山Pか・・・」

社員A「ね?ね?さわやかでしょう?」

部長「・・・・・・・・」

社員B「生茶の”さわやかさ”にぴったり!」

部長「・・・・・・・」

課長「・・・・君達・・・その~なんだ。まだタッキーの方がさわやかなんじゃ・・・」

社長A「タッキーもかっこいいけど、山Pの方が絶対さわやかですよ!」

社員B「そうですよ。見てください!このさわやかな笑顔!」

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部長「(課長に小声で)・・・彼は、何かストレスでも抱えてるのかね?」

課長「(小声で)いえ、彼なりの精一杯の笑顔です」

部長「え?あれで?怒ってない?」

課長「いや、もともと仏頂面の怒り顔なんです。」


社員A「あ~いいわ~山P~。あたし、これなら毎日3本はいけるわ。」

社員B「あ~あたしも山Pならどっちの”生”でもいい~・・・」


社長「アタシも山Pの”生”ほしぃ~~!」

部長・課長「しゃ、社長!!」

社長「新しいCMは山Pになったのね。OK!それで行きなさい!」

社員A/B「は~~い!」


部長「(小声で課長に)ブレンド茶のほうは・・・あんまり期待できないから。また来年に向けて新商品を作っておきなさい」

課長「か、かしこまりました・・・・」


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                       さわやか?