中古の一軒家を買う計画がつぶれ
大人しく2Kの賃貸アパートに引っ越すことになった。
ま、家を買おうと決めてからの1ヶ月は本当にストレスの連続だった。
菅政権はパッとせず、周りからは「すぐに金利が上昇する。今、ローンを組むのはギャンブル」とまで言われた。
おまけに定年まであと27年、しかも年収350万程度で上がる見込みなし。
こんな状態でローンが払い終わるのか?と考えると夜も眠れず、慢性的な下痢になったりもした。
が、今回は家を買うのを辞め、普通に賃貸にすると決めたとたん、随分気持ちが楽になった。
しばらくは安アパートに住み、数年後にはローンの頭金くらいは払えるように、貯金をしておくつもりだ。
新婚さんだからそれくらいの我慢があったほうがいいのだ。
さて、そんなわけで、4月からは江戸川区のほうに引っ越すことになった。
先日、「自立式鉄塔(電波塔)としては世界一」という、なんとも制限のついた世界一になったスカイツリー
”人工の建造物”としてもドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界2位なんだそうな。
ふ~ん・・・
先に言っておいた方がいいと思うので言うが、僕の個人的な感想を言わせてもらえれば
「スカイツリーねぇ・・・・・・」という感じなのだ。
地元の人が「世界一!すごい!」と興奮し、
とどっちらけている。
何故なのか。
理由は3つある。
1つは、
スカイツリーは以下のようなコンセプトでデザインされているという。
① 時空を超えた都市景観の創造:日本の伝統美と近未来的デザインの融合
② まちの活性化への起爆剤:賑わいと親しみを感じる3つのゲートと2つの展望台
③ 都市防災「安全と安心」への貢献:日本古来の建築「五重塔」に通じる新たな構造システム
が、そんなコンセプト抜きにして
どうも・・・・・あんまりカッコよくない。
なんか、街の景観に合っていないし、
そもそもあの細長い外観がよろしくない。
東京タワーやエッフェル塔のような、力強さがない。
ふんばって、腕を組んで仁王立ちしているような威厳がない。
また、マレーシアのツインタワーのようなオシャレ感がない。
もっと悪く言えば爪楊枝のような・・・・
さらにいえば「もやしっこ」のような頼りなさがある。
高さを稼ぐために、無理やり上にネジみたいなのをとっつけた形も不安定でハラハラする・・・
スカイツリーがあまり好きじゃない理由、その2
それは「高さへの挑戦」である。
「世界一高い建物を作る」というのは、実に愚かな挑戦だと思う。
なぜなら、今も世界一を巡って次から次へと高層建造物が作られおり、後から作ったほうが有利なことは明らかだからだ。
上の写真、マレーシアのペトロナスツインタワーは、僕がマレーシアにいた時(2001~2004)までは世界一高い建物だった。
しかしその後、台湾に「台北101」が作られ、上海にさらに高いビルが作られた。
去年(2010年)はドバイにブルジュ・ハリファ(828m)が作られたが、
さらにドバイでは1000メートルの建物が建設予定だという。
たった数年間の「世界一高い建造物」の称号を得るために、それだけ長い年月と費用をかけて作る必要があるのだろうか?
まあ、スカイツリーは「電波塔」なのでジャンルが違うらしいが、
”電波塔としては世界一”
うん・・・・・・・・・中途半端
ちなみに僕は東京タワーすら登ったことない。
だって上まで行くのに1420円かかるからね。
スカイツリーは一部の噂では最上階までの料金が2000円くらいになるという。
2000円といったら牛丼が何倍食えるだろう?
そもそもこのご時勢に電波塔っているのだろうか?
よく「東京タワーができたころは、高層ビルがなかったのであの高さでも電波が届いたが、今はスカイツリーぐらいの高さがないと電波が届かない」
などと言われる。
なら高尾山の上にでも立てればいいのに・・・
東京にブルジュ・ハリファみたいなビルが次々建てられたら、また新しい電波塔作らなきゃならないじゃん・・・
衛星電波ならもっと楽だろうし・・・
最後に、僕がスカイツリーが嫌いな理由
それは、なんとなく感じる「嫉妬心」
なんか、いろいろと騒がれているもの
僕はそういうものが大嫌いなのだ。
多くの人がはしゃいだり、楽しんだりしているもの
嫌なんだよね~・・・
昔から天邪鬼で・・・・チヤホヤされているものに異常にジェラシーを感じるのだ。
スカイツリー・・・・