俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

スカウター

ベジタ:最近、新しいスカウターを開発してもらおうと思っているんですよ。
カカロ:へ~、スカウター!懐かしいな~。
ベジタ:昔よくつけてたじゃない?
カカロ:あの戦闘力が出るやつな!あったあった!懐かしいな~。でも今つけてたらダサくね~か?
ベジタ:だからさ、新しい機能を付けたスカウター2.0版をね、嫁に作ってもらうかと。
カカロ:ああ、オメェの嫁、その手の開発得意だもんな。
ベジタ:今までは相手の戦闘力だけ数値化してたでしょ?
カカロ:あれもな~、あんまりあてにならなかったな~。
ベジタ:だから他の機能をつけようと思ってさ。例えば相手の弱点がわかる、みたいな。
カカロ:「亀仙人、女に弱い」とか?
ベジタ:いや、そういう弱さじゃなくて“反応が遅れる”とか“けがをしている”とか。
カカロ:ヤムチャが元カノにひどい振られ方をしたのでその古傷を・・・
ベジタ:だからそういう精神的なものじゃなくて!しかもそれ俺の嫁のことだろ!

スカウターはなぜ「爆発」するの?ロボット工学の専門家に聞いたら、めちゃくちゃ説得力のある答えが帰ってきた]| 【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイト

 

カカロ:最近だと“VRのゴーグルになる”なんてどうだ?
ベジタ:ああ、確かに。市販のVRのゴーグルってでかくて重いし、使いにくい。あれがスカウターくらい軽量だったら助かる。仮想の敵を映して練習できるし。
カカロ:あと翻訳機能
ベジタ:いるか?
カカロ:ほらナメック星人とかが自分の星の言葉で話しかけてきたときに役立つべ?
ベジタ:スマホGoogle翻訳使えばよくね?
カカロ:いやいや。それは手間だろ。スマホを取り出して、起動して、アプリを開いて、地球語を吹き込んで、翻訳が出て、それを相手に聞かせてって、かなりタイムラグがあるべ?
ベジタ:確かにな。しかも戦闘中はスマホ、別のところに置いてるし。
カカロ:翻訳機が実用的と言えるようになるには、やはり同時通訳的に翻訳できるようになって、それを平時から身に付けていられるようになってからだべな。
ベジタ:つまりスカウターとかメガネとかにその機能が付いていて、起動スイッチだけで全部の会話を通訳してくれればいいのか。でも最近老眼で・・・スカウターの文字が近すぎて見えないんだよな。
カカロ:スカウターの“つる”の部分に骨伝導で音が伝わるスピーカーとマイクをつけてもらったらどうだ?
ベジタ:いいね~。

https://www.goodspress.jp/news/206914/2/

カカロ:オラはあと相手の収入、財産なんかがわかる機能がほしいな。
ベジタ:いらんやろ。
カカロ:年収2億3千万、資産:家(3億)、車(5500万)、職業:Youtuber
ベジタ:殺したいわ・・・
カカロ:年収0、資産0、無職、科学者の嫁に養ってもらっているヒモ
ベジタ:殴りたいわ~・・・って、俺のことだろ!
カカロ:あとナンパしてついてくる確率とかね
ベジタ:お前、変わったな・・・でも天才だ。
カカロ:食事までOKする確率90%、連絡先交換70%、ホテルまでついてくる確率38%
ベジタ:う~ん・・・コスパとタイパが悪い。
カカロ:寂しそうにしていたら声かけてくれて抱ける100%
ベジタ:簡単な女だな・・・って、それうちの嫁のことだろ!
カカロ:二人の出会い、プライスレス!
ベジタ:うるさいよ!

カカロ:あと相手の考えがわかるってのもよくねーか?
ベジタ:ああ、攻撃してくるのか、逃げる気なのか。パンチが来るのかキックが来るのか・・・
カカロ:「今度遊びに来てください」は社交辞令なのか
ベジタ:それはどうでもいいよ!
カカロ:「今度一緒にご飯でも」は下心有りなのか
ベジタ:あるよきっと!
カカロ:“いやよ”、“ダメよ”は、どこまでダメなのか?
ベジタ:機能の無駄遣いだよ!
カカロ:ついでに透視機能もつけてくれたら女の裸も見放題なのに。
ベジタ:則巻千兵衛か!さすが同じ作者だな!
カカロ:おめぇ、オラのことただのスケベだと思ってるだろ?
ベジタ:スカウターつけなくてもわかるわ!いい加減にしろ!



プロレスとは

 ちょっと前に話題になった実業家のひろゆき氏とプロレスラーのTAKAみちのく氏による”プロレス論争”

 ひろゆき氏はX(旧Twitter)で「番組で『目玉焼きは醤油派』と全員が言うと成立しないので、本心と異なる過激なソース派を主張してその場にいない視聴者の代弁をする演者は居ます。その後に『過激発言で炎上』とか見かけると、プロレスのわからない人が増えてるんだなぁ、、と思うおいらです」と投稿。

 それに対しTAKAみちのく氏が「あなたはプロレスやったことありますか?ないですよね?俺達は身体張って命懸けでプロレスしてます。怪我しないよう毎日トレーニングもしてます。俺の天職をバカにするような発言はやめてもらえますか?」と噛みつき、ネット民を巻き込んだ論争に。

 僕は個人的にはTAKAみちのくさんがちょっと大人げないというか、「ムキになって怒ると”コンプレックスに感じている”と思われちゃうんじゃないか」と心配している。

ともあれ、議論はお互い論点がずれまくったまま沈静化してしまった。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/04/22/kiji/20240422s00041000559000c.html

ポイントは「~はプロレスだ」「プロレスになる」という言い方の意味の捉え方だろう。

TAKAみちのく氏はおそらく「~はプロレスだ」は悪い意味で捉えている。つまり”八百長”や”やらせ”の比喩という否定的な意味で使われていると解釈したので「バカにされた!」と感じたのであろう。確かに昔はそのような使われ方がほとんどだったし、それがそのままプロレスのマイナスの評価だったように思う。

ただここ数年、”プロレス”の意味合いは変わってきているように思う。僕も昭和からずっとプロレスを観てきたし、色々な人が「プロレスだ」と言ってきたのを聞いてきた。

例えば『ゴッドタン』(テレビ東京系列)で劇団ひとりさんがフルーツポンチ村上さんに対し「(キングコング)西野とはいいプロレスになるのよ。でもお前は何にもない」と村上さんの絡みづらさを批判したことがある。ここでの”プロレス”は「打てば響く関係」「攻防が展開し、盛り上がる」「技を受けてくれるし、反対に攻撃してくれる」「自分も光るし相手も光る」といった意味合いで使われており、バラエティ番組における芸人さんとの絡みは”プロレス的である”ことが良しとされている。

「プロレスだ」という表現は言い換えれば”エンターテイメントだ”の意味に変わりつつある。”見ている人を楽しませるための演出”といってもいい。ここには”インチキ”や”やらせ”といった否定的なニュアンスはない。

また”信頼関係があるもの同士のぶつかり合い”という意味もあるかもしれない。事前の打ち合わせもなくいきなり激しくぶつかるが、終わってみれば後腐れなし。これも”プロレス”をしている。

実は仕事でもそんな場面がある。

例えば議論を活性化させたりブレインストーミングのためにわざと対案を出したり、突拍子もないアイディアを出したりすることがある。ガリガリ君の新作を考える会議で「バナナはどうか」「リンゴはどうか」というアイディアを出す奴ばかりだと発展しない。例えアホだと思われても「ナポリタン味なんてどう?」とか「コーンポタージュ味食ってみたい」なんて発言する人が必要だ。もちろん反対する人がいてもいい。発案者だって別にその案がベストだと思っているわけではないが、これで議論が白熱して盛り上がってくれたらと思ってやっている。気の利く上司はたまにこういう”プロレス”を仕掛ける。「いや~、さすがにそれは無理じゃないですかね~」という奴より「いいですよ。やってみますか?でも失敗したら課長が飯奢ってくださいね。成功したら・・・お祝いに飯奢ってくださいね」なんていう奴がいたほうがいいプロレスになる。

他人に干渉しない、他人に興味を持たない、他人と真剣に向き合うことを避ける傾向がある現在、”プロレスができる人””プロレスができる関係”って、これからの時代に必要なスキルなのかもしれないよ、TAKAさん。

https://times.abema.tv/articles/-/7021880

ちなみに僕は今回の論争で「ストローマン論争」という言葉を初めて知った。「ストローマン論法」とは”拡大解釈して相手の主張を否定したり、会話の流れを無視して一部の意見だけを切り取って攻撃したりする話し方”(【No.123】藁人形論法 | カスタマーサービス用語 | クレームナビ (claimnavi.com)

のことだそうで、ひろゆき氏がよく揶揄されるのだそうだ。

ストローマン・・・昔、中西学選手とタッグを組んでた、フライパンを折り曲げるあの人のことじゃなかったんだな。

写真:プロレスキャスター・元井美貴「中西選手のモンスターモーニング 実はバランスが取れていた」 | 東スポWEB

 

デート代を払う男性

X(旧twitter)でちょっと前の話題がリポスト(旧リツイート)されてきたので観てしまった。

それは1年位前に話題になった「デート代は男性が払うべきか」論争。元AKBの大島麻衣さんが24歳くらいの男性に「35歳の人が『女の子なんで~』って言われても、オバサンがどれだけおごられたいんだって…」などと言われてしまうというやつだ。

で、僕はこれを見てまたまた考えてしまったのだ。

初デートは驕らせて - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)

(↑ 2009年、僕が独身時代に書いたブログ)

https://togetter.com/li/2135404

ちなみに現在の僕は既婚の50代。基本奥さん以外の女性とデートをするということはないし、たまに女性の同僚と昼飯を食いに行くことがあっても普通に別料金で支払う。仮に女性の後輩・部下と夜二人で飲みに行くことがあったら奢るかもしれないが、これはデート代というより"後輩/部下だからおごってやる"という意味合いが大きい。もう50代の腹の出たおっさんなので見栄を張っている部分もなきにしもあらずだ。

で、独身時代のことを思い出してみると、まあ基本女性にモテなかった僕はがんばってお金を出していた。後々結婚することになる奥さんとデートしてた時もちゃんと払っていた。思うに、僕は”支払いの際の日本的な小芝居”が好きだったんだな。

 デートであれば・・・男性がレジで支払う→女性が慌てて財布を出して支払う真似をする→男性が「いやいやここ私が」と軽く制する→女性が「すみません」という感じで引き下がる→「なんのなんの」といい気になって男性が店を出る→女性が「ご馳走様でした。美味しかったです」とお礼&評価をする

 同僚との夕食であれば・・・上司が部下全員分の飲食代を支払う→部下が「え?あ?部長?」と気づいてあげる→上司は横目で「任せなさい!」と軽く頷く→部下は「すみませ~ん」の会釈をし他の同僚に目配せ→部下は全員店の入り口で花道を作る→部長はマフィアのボスのような貫禄で花道を通る→部下「ご馳走様です!」「ありがとうございます!」「一生ついていきます!」

 いいね!この小芝居!実にいい!僕は年齢的にも奢る方の立場になったのでこの流れが非常に心地いい!若い人にはわからないだろうけど、おじさんはいちいちこういう面倒な手続きをするのが好き。これの手順を丁寧に踏んでほしい。間違っても「財布を出して支払う真似」のパートを飛ばしてはいけない。「す~み~ませ~ん」の表情の作り方も丁寧にしてほしい。

 思うにこれは「プレイの一種」なんだな。男性が喜ぶデートプレイ、もしくは支払いプレイの1つ。ベッドでSMプレイをする前の前戯。

 「デート代は男性が払うべき」論争とは別に「デート代を払いたい」欲を持つ人達はいつの時代も一定数要る。面倒だが金を払ってくれるというのだから、その人のプレイに付き合ってあげたほうが得だ。財布が痛まず、自分のお金は自分の好きなことに使える。支払うプレイに付き合うだけで・・・。

なお、現在僕は結婚して10年。

家族で食事行くとレジで支払いをするのは妻の役目だ。回転寿司でも焼肉でも妻は自然に財布を出し、僕と息子はレジを素通りして外で待つ。もちろん僕は財布を出して支払うフリもしないし、「すみませ~ん、ご馳走していただいて」なんてことも言わない。

2人で外食しても支払うのは女性になる。それが結婚。

 

スマホいる族

上田晋也のいる族!いらない族!』(フジテレビ系)という番組を観た。この番組は、少数派である「いらない族」にスポットを当てることで、世の中の当たり前とされることについて立ち止まって考える哲学バラエティだそうで、第1回目のテーマは”スマホいらない族”の話を聞きながらスマホの必要性について考えるという内容だった。

ま、現代社会において今更「スマホは要らない」というのは無理があるだろうが、「俺はなくても生きていけるかな?」「でもないと不便だよな」なんて思いながらテレビを観るのはなかなか楽しい。昭和のテレビっ子おじさんでも楽しめる番組がやっと出てきたな。

https://fod.fujitv.co.jp/title/90qs/

ちなみに今年51歳になる僕はというと「スマホ要る族」。別にゲームをやるわけでもないし、Netflixを観るわけでもない。SNSで発信するわけでも写真を加工するわけでもない。スマホは子供の写真を撮ったり、LINEで連絡取ったり、あとちょっとした調べものをするくらいしか使わず、平日は2時間ほど(休日でも4時間ほど)しか使わないがそれでも今更ガラケーに戻す気はサラサラない。スマホがない時代を知っているからもちろんなくても生きてはいけるけど、今後死ぬまでスマホがない生活を送りたいとは思わない。

だってスマホは究極の暇つぶし道具だもの

 話は変わるが、僕には小学生の息子がいる。さすがは今どきの子供、放っておくと妻のスマホタブレットで1日中YoutubeTikTokを観たりオンラインゲームなどをしたりしている。で、我が家も一応「平日はネットにつなぐのは1日1時間」というルールを息子と約束させたのだが、息子は結局「タブレットで絵を描く」「妻のスマホにめちゃくちゃな歌を吹き込む」「写真を加工してコラージュ写真を作る」「動画を撮りながらおもちゃで遊ぶ」といった”ネットにはつながないがデバイスを使う遊び”をいくつも思いついてしまうのである。

 そんな息子を苦々しい目で観ている僕であったが、ふと思うことがある。「息子は一応宿題を終え、毎日やると約束した算数と漢字の勉強も終えている」「スマホタブレットはダメで、テレビや漫画、おもちゃ遊びならOKというのもおかしな話だ」

 そしてさらにこんなことも考える。「俺はスマホは1日2時間ほどだが、書斎のパソコンでYoutubeやらエロ動画やらをたっぷり観ているんだよな」「デバイスの使い過ぎは目に悪いと言っておきながら、読書や勉強を勧めるのって理にかなってないよな。俺も紙の本なんて何年も読んでないし」「正直息子は(デバイスで)オリジナルの歌やコラ写真を作ったり、あきれるほどたくさんイラストやキャラクターを描いたりして想像力も豊かになってるんだよな」

思うにスマホ(やタブレット)ってのは究極の暇つぶし道具なんだよな。

スマホが出る前の暇つぶしは映画、マンガや雑誌、ゲーム、音楽鑑賞、読書、お絵かき、友達とのおしゃべり、買い物(ウィンドウショッピング)なんかだったけど、それが今はスマホ一台でできちゃうんだものな。

もっと言うと”暇つぶし”って生きている時間の中でもかなり大きい時間を占めているんじゃないかと思う。1日24時間のうち、仕事(勉強)と睡眠、食事以外はほとんどが”余暇”で、この”余暇”をなんらかの形でつぶしながら人間は生きている。

”人生ほとんど暇つぶし”

朝起きてボーっとしている時間、トイレに座っている時間、通勤・通学の時間、休み時間、昼飯が出てくるまでの時間、レンジでチンするまでの時間、美容院でパーマをかけている時間、病院の待ち時間、お風呂にお湯がたまるまでの時間、お風呂に浸かっている時間、晩酌の時間、カップラーメンが茹で上がるまでの時間、布団に入って眠りにつくまでの時間・・・

もちろんその余暇を何もせず「ボーっと過ごす」「考え事をして過ごす」でもいいだろうし、「マンガを読む」「テレビを観る」「ゲームをする」など何かしらをして暇をつぶしてもいいだろう。自己研鑽(勉強・運動)以外はほぼ同じ”暇つぶし”、大差はない。

つまり人生の大きな部分を占める暇つぶしを主にスマホで行うのが”スマホ要る族”、それ以外でするのが”スマホ要らない族”というだけ。

連絡を取るだけならガラケーでもいいが、SNSを観る、インスタやTikTokをUPする、写真を盛る、動画を編集する、ゲームをする、Netflixを観る、音楽を聴く・・・暇つぶしのネタはたくさんあったほうがいい。死ぬまでにつぶさなければいけない時間はたくさんあるのだから。

https://tver.jp/episodes/epx0slolay

ちなみに「年収1千万以上の富裕層の18.4%がスマホを持っていない」というデータもあるそうだが・・・ま、暇つぶしをする暇がないほど忙しいか、金があるから他に暇をつぶす方法があるんだろうな。

子育てに正解なし

ラジオパーソナリティー:みなさんこんにちは。BTSラジオ「宇佐美えつこのウキウキサタデー」、大人気のコーナー『すくすく、ニッポンノコソダテ』の時間です。今日も子育てYoutuberとしてフォロワー数275万人を誇りますT先生と一緒に、みなさんの悩みに答えていきたいと思います。T先生、よろしくお願いします。

T先生:よい子のみんなー!毎日はっぴー!T先生だよ!今日もみんなの質問に答えていくからね!

宇佐美:このコーナーを聴いているのは親のほうなんですけどね。

T先生:細かいこと~は気にしない、それじゃがりこじゃがりこ~♪

宇佐美:早速、お便りのほう、読んでみたいと思います。「えっちゃん、T先生、こんにちは。

T先生:こんにちわ~

宇佐美:「私は2歳の男の子のママ、ゆんちょこぴーです。最近、息子がイヤイヤ期に入ったようで、私が何を言っても聞いてくれません。お洋服を着せても”これはイヤ!”とばかりにすぐ脱いでしまい、なかなかお出かけできません。どうしたらよいですか」ということなんですが。わかるわぁ~イヤイヤ期!さあ、T先生、どうしたらいいですかね?

T先生:イヤイヤ期って大変ですもんね。でもこれは子供の自我の目覚めであると同時に、言葉にできないことへの葛藤だったりするんですね。なので「もっと遊びたいの?」「おうちがすき?」とかたくさん言葉をかけてあげてください。それから例えばお洋服を2つ見せてどっちがいい?って訊いて自分で選ばせたり、子供が自分でお洋服が着た達成感を味わえるようにこっそり手伝ったりしてみると徐々に自尊心が芽生えてイヤイヤ期から脱することができますよ。

宇佐美:ぜひやってみてくださいね。では次の相談です。

T先生:え、あ、はい。

宇佐美:「えっちゃんさん、T先生、はじめまして

T先生:はじめまして!こんにちわ~、T先生だよ!

宇佐美:「わたしは3歳の女の子のママ、うさまるです。娘が好き嫌いが多くて困っています。特ににんじんが嫌いで”ちょっとだけ食べてみよう”と言っても絶対に口にしてくれません

T先生:あ~、”一口だけ”というのはNGワードですね。大人でも嫌いなものは一口も食べたくないですもんね。

宇佐美:「えっちゃんさん、T先生、どうしたらいいですか。

T先生:あせらず少しずつ段階を踏んでみましょう。まずはニンジンを観て、絵を描いてみるとか。それから匂いを嗅いでみる。お買い物の手伝いでニンジンを持ってきてもらったり、ちょっと料理を手伝ってもらったり。

宇佐美:その間も「ありがとう!おいしそうなニンジンを選んでくれたんだね!」とか「ニンジンさん洗ってくれたからすごくきれいになったよ。おいしそう!」ってたくさん褒めてあげるといいんですよね。

T先生:そうそう。それ僕が言おうとしたの。

宇佐美:そうしたら少しずつ食べることに前向きになってくれますからね。

T先生:あ、それも僕が言おうとしたのに。

宇佐美:では次のお便りです。「えっちゃん、T先生、こんにちは。うちの子はおもちゃを使いっぱなしで片付けてくれません」と。これは「ママは2つ片付けたよ」なんて数を言いながら一緒に片付けると子供がノッってくれるので「3つも片付けたの!すごいね!」なんて褒めながらやれと。

T先生:え?

宇佐美:次は「子供が私の話を聞いてくれません」か。これは小さい声で話すと逆に子供が聞こうとしてくれるっと。

T先生:あの、宇佐美さん?

宇佐美:え~と「習い事が長続きしない」ってなら親が興味を持って「今日はどんなことをしたの?すごいでちゅね~」って褒める。それでもだめならやめさせる。

T先生:宇佐美さん?どうしたんですか?何か僕のアドバイスに不満でも?

宇佐美:はぁ・・・。ありませんよ。あるわけないじゃないですか。そりゃ子供は褒めながら育てるのが”正義”なんですから。

T先生:正義?

宇佐美:「すごいね!」「ありがとう!」「いっしょに遊ぼう!」っていつもニコニコしながら子供に話しかけられる親の方がいいに決まってます。

T先生:そ、そうですよね?だからみんなでそうやって子育ての悩みを・・・

宇佐美:でもそれで自分からおもちゃを片付けられるようになった子供ってどのくらいいるんですか?子供を褒めて伸ばせるようになった親ってどのくらいいるんですか?

T先生:宇佐美さん、落ち着いて。

宇佐美:私、先生のやり方でやってみたけど子供に舐められるだけで一向にお片付けするようにはならないし、野菜は食べないし、勉強は嫌いなままなんです。

T先生:いや、まあ、個人差もありますからね。

宇佐美:というか、子供を褒めて伸ばすことに成功した親ってそんなにいるんですか?それがスタンダードならなんで子育てに悩む親って昔も今もなくならないんですか?なんでT先生への質問が後を絶たないんですか?世の中のほとんどの子供って、褒めたり感謝したりしても一時的に機嫌がよくなるだけで、根本的な解決になってないんじゃないですか?毎日毎日子供を叱って注意してイライラしている親の方が実際は圧倒的多数なんじゃないですか?

T先生:いやまあ、その~、欧米とかでは褒めるほうがスタンダートですよ。

宇佐美:ここは日本です。あと欧米が世界のスタンダートというわけではないです。欧米人だって子育てに悩んでます。子育てに悩んでない親の方が少数派ですよ、きっと。

T先生:そう・・・だとは思います。だから僕も食っていけてるわけで。

宇佐美:もしかしてわざと効果のない方法教えてます?自分の仕事がなくならないように。

T先生:いやいや、それは勘ぐりすぎですよ。僕は僕なりに一番いいと思う方法を教えていますし、実際に幼稚園で効果があったやり方をですね、・・・・

宇佐美:そりゃ、T先生みたいにやって、それがうまく行けばそれが一番理想ですよ。私だって叱りたくないし、注意したくないし、子供が自分でできるようになってくれたら最高ですよ。でもうちの子なんて幼稚園では他の子に合わせていい子を演じてるのに、うちに帰るとやらないんですよ。私だから甘えていいと思ってるんですよ。

T先生:・・・(やべ。『あんたは結婚してないからわからない』って言われるパターンだ・・・)。

宇佐美:そもそも”子供の個性を伸ばす”とか言ってるくせに「こうすれば大丈夫!」なんて1つのやり方で全部の子が変わるわけが

T先生:な、いですよね~。ないです。

宇佐美:というか子供ってそもそも面倒なこと嫌いですよね?面倒なことが好きな子っています?

T先生:いないですよね~、いないです。

宇佐美:だからそれをさせるって結局子供をだましながら

T先生:あ、宇佐美さん、そろそろ時間が。渋滞情報を伝えないと。

宇佐美:え?あ、そうでした。T先生、今週もありがとうございました。それではいつものアレでお別れしましょう。せーのっ!

T先生・宇佐美:子育てに正解なし!

 

食事は無駄?

弥次:最近、「食事は無駄」なんていう人が出てきてネットで話題になってるらしいね。

喜多:え?どういうこと?無駄?食事が?

弥次:食事を用意する時間、食べている時間、片付ける時間が無駄だっていうんだよ。

喜多:へ~、すごい考えの人がいたもんだ。腹減らないのかね?

弥次:なんでも完全食って言って、栄養素が色々入った粉末を水に溶かして飲むだけらしいよ。1日2回。

喜多:なんとも侘しい食事だねぇ。食事ってのはみんなで食卓を囲んでわいわいやりながら食べるのが楽しいんでないかい?

弥次:お前は独り者だから晩飯は一人だろ?友達も少ないし。

喜多:いや、俺のことはいいんだよ。なんか人生の楽しみを我慢してない?

弥次:いやいや価値観は人それぞれ。その人はとにかくやりたいことが多くて、食事には元々こだわらない人だったから食事の時間を減らして本を読んだり筋トレをしたりしているらしいよ。

喜多:でも友達少なそう・・・。

弥次:完全食を6年続けているうちに、普通に女性とお付き合いして結婚もしたって。

喜多:ガチで?

弥次:彼女とは食事は別。たまにデートをするときはちょっと食べるんだって。

喜多:でも体には良くないんじゃない?

弥次:いや、体も鍛えていて健康体。仕事もプライベートも順調。性格も優しそうな人だったよ。

喜多:・・・・・

【完全食】食事はムダ?究極のタイパ生活?粉だけで栄養は足りてる?健康診断の結果は?実践する男性が激白|アベプラ (youtube.com)

弥次:まあ、食欲もあっておいしいものが好きな人がいきなり完全食にするのは無理だけど、やりたいことをするために生活の無駄を削るのはいいことだと思うよ。

喜多:確かにな。俺は食事を変えるのは難しいけど、他に削れるものはないかね?

弥次:例えば睡眠はどうだい?

喜多:睡眠?

弥次:ショートスリーパーになっちまうのよ。1日3時間くらいの睡眠で抑えられりゃ使える時間はかなり増えるぜ。

喜多:いや~・・・無理だろうよ。だって眠いもん。夜8時間寝たって眠いんだから。

弥次:まあ、昼飯食ったあとは確かにな。

喜多:俺なんか朝から眠い。午後も眠い。通勤電車も眠いし、晩酌後も眠い。全部寝てみるけど、夜もちゃんと寝れる。

弥次:そりゃ寝すぎて悪循環しているようにも見えるが・・・。じゃあゲームをする時間を減らしたらどうだい?

喜多:それは無駄な時間じゃない。ゲームでお目目すっきり、むしろギンギン。リラックス効果もあるし、戦略眼も鍛えられる。脳トレにもなるし、これは・・・むしろ自分磨きというか・・・

弥次:じゃあ通勤をやめるか、通勤時間を有効に使うかだな。

喜多:通勤をやめるって、仕事を辞めるってことかい?

弥次:まあ在宅勤務にするとかノマドワークを始めるとかかな。

喜多:それは一人で稼げる人がやるもんでないかい?俺今まで必死に会社にしがみついてきてそれでやっとお給料もらえてるのに。独立なんてできっこないよ。何の資格も技術も経験もないんだから。

弥次:お前もう38だろ?それはそれでやばいぞ。お前こそ資格の勉強かなんかに時間を使えば良かったのに。

喜多:わかってるよ。だからその勉強に充てる時間を捻出させるために生活の無駄を探してるんじゃないか!

弥次:じゃあ通勤電車の中で勉強したら?

喜多:無理!通勤時間はだね、1日の仕事を始める前に精神統一をして、瞑想をするのに使いたいんだ。

弥次:帰りは?

喜多:1日の疲れを癒して明日への充電のために使いたいね。

弥次:・・・。じゃあスマホSNSを観る時間を減らせば。

喜多:それはむしろ現代生活において遅れをとるよ。Twitterには世の中の情報の全てが詰まってるし、InstagramTikTokは世の流行と娯楽が全て詰まってるんだから。

弥次:いや”Twitter”と呼んでる時点ですでに世の中から遅れてるような・・・

喜多:SNSなんてね、ほんの10分程度だよ。たったの10分。そんな短い時間をカットしても何もできないっつーの。

弥次:それが1日何回あるんだよ。

喜多:朝起きて10分、電車の中で10分、外回りで10分、昼休みで20分、3時のトイレで10分、帰りの電車で10分、シャワー前に10分、寝る前に30分…

弥次:十分(じゅうぶん)だっつーの!っつーか、仕事中にちょくちょくサボるな!

喜多:いや、1回1回は短いから。途切れ途切れに何かしても中途半端になっちゃうし。何事も中後半端はいけないよ。

立ってスマホを使う人のイラスト(男性会社員・無表情)

 

弥次:じゃあ残すは1つだけだな。

喜多:なんだよ?

弥次:エロだよ!

喜多:え!?

弥次:エロにかける時間を減らすんだよ。

喜多:なんでだよ!そこはそう・・・そんなに・・・その・・・なんだ?

弥次:エロ動画を観る時間、1日にどれくらいあるんだ?

喜多:いや、そんなの・・・夜だけだよ。寝る前にちょっと・・・

弥次:時間的には?

喜多:2時間くらい?もうちょっと短い日もあるよ・・・

弥次:お前は食事時間を削るより、睡眠時間を削るより、何よりもその時間を減らす方が先決だよ!

喜多:でも無駄じゃないし!エネルギー補給というか・・・

弥次:エネルギー消費だよ!

喜多:でもこれだけは無理!絶対に無理!これは削れない。食欲、睡眠欲、排せつ欲、性欲は正直に生きないと!

弥次:でもやりたいことをやるためには、何かを我慢して無駄な時間を省かないと。

喜多:やりたいことって何だよ?

弥次:え?いや、それ俺の質問だよ。お前のやりたいことってなんだよ?

喜多:食う・寝る・遊ぶ・・・エロ動画を観る。そういえば時間があってもやることないんだよなぁ。人生暇つぶしだし、仕事も勉強も嫌いだし・・・Youtubeでも観てようかな?

弥次:いい加減にしろ!

インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学 - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)

要するに××でしょ? - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)

 

息子は10歳になった

先日、息子は10歳になった。

今は「ハーフ成人式/2分の1成人式」とか言って、学校でもイベントをやったり一般家庭でも写真館で写真を撮ったりしてお祝いをするそうだ。

子供は『10歳のありがとう』なんて曲を歌って親に感謝を示し、親は文房具なんかをプレゼントしたり回転寿司に連れてったりして大人の階段の半分まで来た子供の成長を祝うのだという。

まあ商売する側にとっては稼ぐチャンスが多いほうがいいし、少子化の今は親も学校も子供に甘い。Win-Winの関係なんだろうが、小学校4年生で祝われてもこれといってキリがいいとも思わないし、「成人まで半分!」なんて言われてもピンと来ないねぇ。

Business-Klasse neu erleben | Der neue Passat I Volkswagen (youtube.com)

【10歳の誕生日プレゼント】人気ランキング2024決定版 (giftmall.co.jp)

成長期のイラスト

 

それでも息子は10歳になった。

我が家も誕生日には焼肉屋へ行って、帰りにケーキも買った。

息子は『10歳のありがとう』を歌う代わりにCreepyNutsの『Bling Bang Bang Born』を歌い、プレゼントは文房具ではなく3Dペンを求めた。

息子よ、お前にはこの歌を贈ろう

 

関取花 もしも僕に (youtube.com)

息子 奥田民生 (youtube.com)

木山裕策さん (youtube.com)

 

じゃない方・関取花 - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)

 

まあしかし、大きくなりやがったな。

僕はというとこの10年、白髪もシミも増えまくり、見た目も老けて腹も出た。油物がダメになり、食べる量も減ってるのに腹は出て、体力も落ちてイボ痔にもなったのに

息子は背が伸び体重が増え、祖父母くらいなら平気で圧倒できるパワーがついた。

僕はというと世の中の流行に疎くなっただけでなく、「もう理解できないもの」としてあきらめるようになったのに

息子はタブレットでスラスラと絵を描き、Youtuberの真似をして動画を撮り、僕の知らないスマホの機能を駆使してLINEのスタンプを作ったり写真を加工するようになった。

 

でもまだ息子の前では「一家の大黒柱、家族のために働く偉いお父さん」「勉強を教えられる頭のいい父親」「運動神経抜群の強いパパ」を演じられている。

が、息子はもう10歳になった。

息子は僕が42の時の子だから、そのうちあっという間に力も智恵も僕を超えるだろうな。それは嬉しいことなのかな?僕にはわからない。

中学生になったらジジィになった僕を蔑み、無視をしたり反抗したりするんだろうな。殴られたり蹴られたりもするかな?お金をくすまれたりもするかな?

息子が大人になったら今の世には存在しない仕事をしてるかもしれないな。物価も上がって信じられない額の給料をもらっているんだろうな。バーチャル上の女性と結婚するなんて言い出したりして。

息子は今年10歳になった。

僕はますます不安になった。お金のことも、勉強のことも、反抗期のことも、進学や就職のことも、息子との関係も、自分の終活のことも。

なのに息子の10歳は無邪気。