先日、図書館で『「婚活」時代』(山田昌弘、白川桃子著 ディスカバー21)という本を借りた。
これは昨年発売され、結構売れた本らしいのだが、婚活などとっくにあきらめていた僕は手に取ることすらなかった。
が、たまたま図書館で発見したので借りてみたのだが、いやま読み始めたら夢中になって一気に読み終えてしまった。
通勤電車の中で婚活本をむさぼり読む僕の姿は他の通勤客にどう映ったのだろうか?
しかし僕は周りの目が気にならないぐらい集中して読んでいた。
そして読み終えた後、案の定
「僕には無理」
と簡単に婚活をあきらめる僕がいた。
いや~弱い弱い・・・・
とりあえず、面白かったところを抜き出してみると
① 丸の内OL 年収2倍の法則
普通の結婚を望む女性ほど結婚できないという。普通の結婚とは、従来の「主に夫の稼ぎで生活する」スタイルのこと
で、そういう女性は大体男性に、今の自分の2倍くらいの年収を望むらしい。
女性の年収が400万なら男性には800万を望む。
そして「ハロッズのスーツをシーズン毎に買え」「年に1回は家族で海外旅行に行ける」くらいの生活を望むのだそうな。
はい、僕、消えた!
② 結婚は生活必需品ではなく、嗜好品
いやもうその通り!
現代は女性にとっても経済的にはある程度自立できる世の中で、お一人様で自分の趣味を謳歌している人だって多い。
余りものの情けない男しかいない中、そんな悠々自適なライフスタイルを崩してまで結婚する必要性を感じない。
また、男性も年々性欲が弱まり、アニメの世界にはまったり、または充実したAVライフを謳歌していれば、わざわざ女性に気を遣う煩わしさもなく、ある程度満足した生活ができる。
つまり、無理してまで、自分の生活スタイルを変えてまで結婚する必要性を感じないのだそうだ。
はい、僕もAV命っす!
③ 日本男児は受身の王子様
日本の男性はもうすっかり受身体質で、傷つきやすく、ガラスのように繊細。
「絶対にOK」という確信できるような女性しか口説かないし、1回はぐらかされただけで落ち込んでしまい、二度とその女性に近寄らなくなるのだとか。
だから最近の婚活は最初の一声ぐらいは女性からかけるぐらいでないと何も始まらないのだとか。
はいはいはい!僕、もうズバリ自分のことを言われたみたいで、早くも傷ついてます!
④ 周りにいい男がいない、いいと思った人には相手がいる、恋人はいるが結婚に踏み切れない
婚活する女性の中には「別に年収何千万の人を望んでいるわけではない。普通の人でいい」という人も多い。
彼女らの言う”普通”とは、「ある程度の年収、柔軟性、価値観の共有、仕事への理解」といったものだが
実はむしろそういうものを持っている日本人男性のほうが希少価値。
で、もともと魅力的な男性は常に一定数しか存在しないので、すでに結婚している場合がほとんだし、
そういった魅力的な男性は結婚してもなお恋愛市場に紛れ込んでくるので、
独身女性は不倫に走り、もてない男はますます干され、結婚しない男女がまた増えていくという悪循環が起こるという。
さらには経済的には余裕のあるキャリア女性が、いつでも相手をしてくれるニートやフリーターを飼うことはあるが、さすがにこの相手では結婚には踏み切れない。
こうしてますます結婚受難の時代になっていくそうなのだが、
僕のような低い年収でコツコツ働いている恋愛ベタは、結婚市場はおろか、恋愛市場からも干されてるわけね。
⑤ 女性経験値が浅い人ほど、女性に対する要求水準が高い
痛い・・・・死ぬほど心が痛い
なんかピンポイントで僕のハートを狙い撃ちされているようだ・・・。
しかも全て見透かされているようで、なんとも悔しい・・・
⑥ 男性の魅力は経済力とコミュニケーション力
だそうです。で、特にコミュニケーション力の高い人は恋愛経験も豊富であり、
恋愛経験が豊富だからこそ女性にもてたりする。
当然、コミュニケーション能力が低ければもてないし、恋愛経験ももてない
つまり・・・・・僕はもうダメってこと?
⑦ 世界中でもてまくる日本人女性と、世界一もてない日本人男性
・・・・・・ま、想像つきます。
で、これからは日本人男性も女性を褒めたり、話を上手に聞いたり、身なりに気を遣ったりしないと結婚は無理なんだそうです。
ま、そうでしょうね。
わかっちゃいるんです。
わかっちゃいるけど止められない。
コミュニケーション能力なんてもともとないし、
練習しようにも相手いない。
そもそもコミュニケーションがうまかったら、こんなに毎日時間かけてブログ書いてないっつーの!
友だちと居酒屋でネタ消化して終わりだっつーのっ!
ま、とにかく、結婚したかったら今の状況から抜け出して、勇気を出してコミュニケーションをしてみることだな。
了解!!
じゃ、実践は明日からするとして、今日はAVでも見て寝ようっと!!