俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

きょうでい

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A「よう、兄弟!」

B「なんすか兄貴!」

A「この娘を見てみろよ」

B「この、口を開けて寝ている子っすか?」

A「そうだ。なかなかだな」

B「ええ、なかなかっすね。」

A「かわいい娘が口を開けて寝ている姿って、なんでこんなにいいんだろうな」

B「そうっすね」

A「ところで兄弟、お前だったらこの口の中に何を入れる?」

B「え?なんすか?」

A「だから、お前だったらこの開いた口の中に何を入れる?」

B「・・・・・・・・そうっすね・・・・・・・・指を入れます」

A「バカヤロー!!」

B「は、はい!すみません、兄貴!」

A「テメーは知らねーのか!女の口に指つっこんだら犯罪になるんだぞ!」

B「え、そうなんですか?すみません、知りませんでした!」


A「まったくテメーは常識を知らねーな」

B「じゃ、兄貴だったら何を入れますか?」

A「風邪薬よ!」

B「か、風邪薬っすか?あの・・・カプセルの?」

A「ふざけんじゃねーバカヤロー!そんなの入れたら喉に詰まって死んじまうじゃねーか!」

B「は、はい!すみません、兄貴ィ!」

A「テメーはどんだけ思いやりがねーんだ!粉薬に決まってんだろ!」

B「そ、そうっすよね。さすが兄貴!」

A「粉薬の紙のふちをだな、口のとこにあてたらこぼれずに入れられんだろーが」

B「さすが兄貴ィ!」


女性「う、うん・・・・」


A「おい、目覚めちまうぞ。場所変更だ」

B「へい、兄貴!」

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A「よう、兄弟!」

B「なんすか兄貴!」

A「この娘を見てみろよ」

B「この、口を開けて寝ている子っすか?」

A「そうだ。なかなかだな」

B「ええ、なかなかっすね。」

A「かわいい娘が口を開けて寝ている姿って、なんでこんなにいいんだろうな」

B「そうっすね」

A「ところで兄弟、お前だったらこの口の中に何を入れる?」

B「僕なら指を入れます」

A「バカヤロー!同じ間違いしてんじゃねー!ダメだって言ったろーがぁ!」

B「はひ!すみません、兄貴ィ!じゃ、唾入れます」

A「テメーはAV見すぎだぁ!汚ねーヤローだ!」

B「すみません、兄貴ィ!ちなみに兄貴だったら」

A「人差し指と中指だ!」

B「え?」

A「よく見てみろ!この娘の口の開き具合を!中指と人差し指の大きさとぴったりだ!」

B「・・・・・・・・・兄貴、ダメです・・・・犯罪になります・・・・」

A「そうか!そりゃ残念だ」

B「・・・・・・」


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A「よう、兄弟!」

B「なんすか兄貴!」

A「この娘を見てみろよ」

B「またっすか?」

A「そうだ。なかなかだろ」

B「ええ、まあ」

A「かわいい娘が口を開けて寝ている姿って、なんでこんなにいいんだろうな」

B「もう3回目っす」

A「お前だったら、この娘の口に何入れる?」

B「ゆ・・・・・・・いや、チューペットをいれます!」


B「ええ。あの、子どもの頃によく食べた、半分に割ってチューチュー吸って食べるアイスっす」

A「おう、そりゃいいな!」

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B「兄貴は何を入れますか?」

A「俺か?俺はな・・・・・・・・・・・お前以上のアイディアが見つかんねーや!がっはっは!」

B「お・・・・・・・押忍・・・・」

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A「よう、兄弟!」

B「なんすか兄貴!」

A「この娘を見てみろよ」

B「またこの娘っすか?」

A「バカヤロー!写真が少ねーんだからしょうがねーだろ!別の女の子という設定だ!どうだ?なかなかだろ」

B「ええ、なかなかっすね。」

A「かわいい娘が口を開けて寝ている姿って、なんか、エクスタシーの瞬間みたいに見えない?」

B「見えない?ってかわいく聞かれても・・・・・」

A「ところで兄弟、お前だったらこの口の中に何を入れる?」

B「まだ入れるんですか?もうこの娘、おなかいっぱいですよ。」

A「だから!違う娘の写真にしてーんだけど、見つからねーんだよ!で、どうするんだ?」

B「じゃ、飴玉を30cmくらい上方から落とします」

A「開いている口、めがけてか?」

B「はい。」

A「でも、誤って歯の上に落としたら大変だぞ。結構な衝撃だぞ?」

B「はい、自分はやります!そして成功したあかつきには、口の横にパラソルチョコを引っ掛けます!」

A「お、お前、それじゃ、この娘の尊厳ってやつが・・・」

B「それも覚悟の上です!」

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A「お前・・・・しばらく見ないうちに・・・・たくましくなりやがって・・・」

B「兄貴!兄貴はどうしますか?」

A「うむ、俺はこの娘のまぶたに目を描く!」

B「まぶたにですか?それじゃ、寝ているのに目を開けているみたいじゃないですか!」

A「ふふふ・・・甘い甘い!俺は黒目は描かんぞ!」

B「えぇ!!白目だけ?それじゃ、白目ひん剥いての昇天エクスタシーじゃないっすか?どんだけ下から突き上げられたんですか、この女!」

A「どうだ!俺様の心意気を!」

B「さすがっす!一生ついていきます!」

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A「・・・・・・兄弟」

B「・・・・・・なんすか兄貴」

A「見てみろ、こいつを」

B「・・・・・・・・はい」

A「男が口を開けて寝ている姿って、なんでこんなにまぬけなんだろうな・・・・」

B「・・・・・・そうっすね」

A「しかもこの男、口が曲がってる・・・・橋幸夫だ・・・・」

B「橋幸夫?」

A「あの、『いたこ~の い~たろ~お~ちょっとみな~れ~ば~』って橋幸夫のモノマネするときの口だ」

B「・・・・・・なるほど」

A「お前なら、この口に何を入れる?」

B「・・・・・・・・・・・正直・・・何も入れたくないっす・・・・」

A「・・・・・・・・・・・そうだな・・・・・よし、駅に着いた。帰ろう」

B「へい!兄貴!」

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