うちの韓国人妻がこんなことを言ってきた。
「お母さんが、あなたのお尻にニンニクがついて、左右に揺れている夢を見たって!」
一瞬、何を言っているのかさっぱりわからなかった。
そもそも、なんの報告なのだ?
と思ったら、次に続いた言葉は
「だから、生まれる子供は男の子かもしれないよ!」
だった。
正直、頭の上にはクエスチョンマークだらけである。
僕は4月から嫁と暮らし始めているのだが、義母は「一日でも早く子供を!」と願っている。
毎週必ず教会に行って神様に「早く孫ができるように」とお祈りしているらしい。
まあ、僕としても今年38歳なので、それほど時間的に余裕はない。
正社員でもないので60歳まで仕事ができるかわからないし、早く生まれてくれないと最悪「学費は自分で稼げ!」なんて子供に言わなきゃいけなくなる。
また、昔は子供嫌いだった僕も、最近は
「父親というものを一生に一度はやってみたいものだ」
「大変なことも多いだろうが、新しい発見やおもしろいことも幾らかあるはずだ」と、
「大変なことも多いだろうが、新しい発見やおもしろいことも幾らかあるはずだ」と、
ちょっと前向きになってきてはいる。
だから僕らなりに頑張ってはいるのだが、さすがにこればかりは授かりものなので、そうそう簡単にはできない。
が、義母は時折妻に電話をかけてプレッシャーをかけてくるらしい。
先日はついに、僕らに子供ができる夢を見たそうである。義母が。
それをとても喜んでいるそうなのだ。
「いやいや、君がそういう夢を見たのならともかく、お義母さんがそういう夢を見てもしょうがないんじゃないの?」と妻に聞くと
「いや、(韓国では)少なくとも身内のだれかがそういう夢を見ればいい」ということである。
それに加えて僕のお尻にニンニクの夢である。
お義母さんはもうすぐ男の子が生まれることをちょっと信じていたりするのである。
「そうか・・・お義母さんは僕の夢を見て、尻にニンニクがついていて喜んでいるのか・・・」
想像するとちょっと微妙である。
ちなみに白菜が揺れていると女の子が生まれるそうである。
さすが韓国・・・
しかし僕はというと、今朝、ちょっといい夢を見てしまったのである。
奥さんには申し訳ないのだが、ちょっと嬉しい夢であった。
土曜日の朝、妻は朝早くからバイトに出かける。
僕は妻を見送った後、二度寝にかかる。
で、その二度寝の時に、出てきたのである。
篠田麻里子が・・・・。
なんで篠田麻里子なのかはわからない。
僕は確かにAKBの中では篠田麻里子が一番きれいだと思っている。
結構なブサイク揃いのAKBの中では、篠田だけは別格であるとさえ思っている。
が、特別ファンというわけでもないし、いつも見ているというわけでも全くない。
そんな篠田麻里子が僕の夢に出てきたのである。
どうも僕と親しい友達のようなのだ。
なんか、地元の大山の山道を二人で歩いていると、小雨が降り始め、僕らは山の中腹にある、ログハウス調の建物に入っていく。
そこはどうやら馴染みの山小屋で、カラオケ部屋があるらしい。
ここで篠田麻里子が振り向いて僕を見るのだが、やはりきれいなのである。
篠田が濡れたシャツを脱ぐと、胸元にちょっと輪っか状のアザがあった。
で、なぜか「シャワーを浴びてくる!」と言って山小屋の奥に消えていくのである。
山小屋のオーナー夫婦はニコニコしながら僕を見守っている。
で、僕はここでいろいろなことを考えたのである。
「そういえば、僕はこの山小屋に以前、ほかの女を連れ込んでヤッてしまったことがあるな。」
「オーナー夫婦はきっと僕のことを女ったらしな奴だと思っているに違いない」
「でも、麻里子にはバレてはいけないな。オーナーに内緒にしてもらうように頼まなきゃ」
「あれ?でも、麻里子がシャワーを浴びてるってことは・・・ヤるってことだよな?」
「え?そうだよね。このまま二人でカラオケボックスに入ったら、きっとキスしちゃって、はじめちゃうよな?」
「それは浮気になるからダメだよ。あ、でもばれないか?いや、ダメだよ。それは嫁を裏切ることになる」
「でも一回くらいなら・・・・嫁もいないし・・・・いや、でもダメだよダメだ。うん。断らなきゃ」
「なんか、こう~~うま~く、カラオケをやめるような成り行きに持って行って・・・」
「でもシャワーまで浴びさせといて、『帰ろう』ってのも・・・・」
まあ、夢の中でもいろいろと考える男である。
が、結局「浮気はしない!」と決心したところで目が覚めたのである。
ちょっと気持ちは揺れたが、夢の中でも浮気をしないことを選択した自分自身の意思の強さ!!
我ながら感心するね!
素晴らしいよ。
で、最終的には浮気をしないと決めたので妻がこのブログを読んでも大丈夫だと思って書いたのである。
が、目が覚めたとき、正直ちょっとドキドキして、結構いい気分だったりしたのである。
こういう、恋愛が始まるドキドキ感というものをしばらく味わっていなかったもので、寝起きなのにちょっとにやけていたりしたのである。
ま、きっとこんな夢を見たのは、嫁が月のモノが近づいている関係で具合が悪く、ここ数日お預けを食らっているからである。
ということは・・・・今月も赤ちゃんはお預けということなんだろうな。
しょうがない。また嫁のアレが終わったらがんばらなくちゃ。
ここ3か月、連続してチャレンジしているが・・・まったく『ヘビーローテーション』だな・・・