俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

パラリンピックはオモロー!

パラリンピックの男子車椅子バスケを見た。
これが結構おもしろかった。
いや、これホントにおもろいよ。
民放でもやったほうがいいよ。

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まず選手の体つきにびっくりした。
バスケの選手は”ひょろ長い”というのがオレの勝手なイメージだけど
車椅子バスケの選手はハンパなく胸板が厚く腕が太い。
おそらく手で車輪を動かすのでしゃれにならないくらい腕力が必要なんだろうけど
はっきり言ってバスケ選手というよりラグビー選手
プロ・スポーツマンはまず見た目で驚かせる。
これ基本だと思う。

そのぶっとい腕でバスケ用の車椅子を右に左に回転させる。
この”キュイッ!”という感じのターンがカッコイイ
「車椅子ってこんなに早く方向転換できるか!?」ってくらい速い!
車椅子バスケ接触が禁じられてるようで、相手を押し出すことができない。
そこでポジション取りが大切になる。
より早くいいポジションを取るために素早く
巧みにフェイントを入れながらポジションをとり、相手の侵入を防ぐ。
この車椅子の動きがカッコイイ!

片手は車輪を動かすため、パスを出したり受けたりするのも片手が多くなる。
あのでかいバスケットボールを片手でひょいと投げ、片手でパシッと受け取る。
かっこいい。
接触が少ないことは、実はパスやポジション取りを見やすくする効果もある。
細かいプレーが実に見やすい。
だから面白い。

接触が少ないとはいえ、勢いがあまってぶつかることはある。
そして転倒することもある。
しかしプレーは止まらない。
選手は自分で起きなければならないのだ。
ここが見所。
車椅子が倒れていてもプレーは止まらない。つまり、早く起き上がらなければ味方がピンチになってしまう。
そこで選手は必死に起き上がろうとする。
体は車椅子に固定されているので、体を両腕でぐいっと起こすと同時に車椅子を起こす。
これがカッコイイ。
ちょっと刑事ドラマの戦うシーンっぽく見えるのは俺だけか?

日本男子チームは勝つとチームメイトとアゴアゴでタッチする。
これはちょっと気持ち悪い。
でも総じて車椅子バスケはわかりやすくて面白い。
健常者のバスケもすごいんだろうけど、素人にはよくわからない面もある。
車椅子バスケはすごさがわかりやすい。
しかも日本の車椅子バスケチームはけっこう強いのである。
特に女子は。
メダルも狙えるのである。
これは応援しない手はない。

視覚障害の柔道も見たが、あれもおもしろかった。
最初からお互いに有利な組み手を作ってから試合がスタートするので、技が決まりやすい。
健常者の柔道は組み手争いといって、猫のけんかみたいなのが結構続くことが多いが
視覚障害者の柔道はおもしろいぞ。

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パラリンピック
はまりそうっす。