俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

乳は聖なり

2009年7月2日

>埼玉県鴻巣市の運転免許センターで、かつらをかぶるなどの女装をして妻の運転免許証の再交付を受けようとしたとして、川口市の男が詐欺未遂などの疑いで警察に逮捕されました。男は「自分の名義では、もうお金が借りられず、妻の名義の免許証が欲しかった」などと供述しているということです。


なんでもこの男、かつらに、ミニスカート、赤いパンティーにストッキング、さらには濃い化粧をするなどして女装したが、

空手教室を開いていたほどの筋骨隆々だったため、窓口の女性職員に見破られたらしい。

男は消費者金融からおよそ500万円の借金があり、ブラックリストに載っていたため自分の名義では、もうお金が借りられず、妻の名義でお金を借りようとした様子。

女装が趣味(奥さんには内緒)で、昨年から都内のゲイバーでも働いていたらしい。



添付したのはNHKのニュース映像であるが、僕が実際にテレビで見たのはフジテレビの夕方の報道番組である。

フジの映像では、マネキンの着ている服の中に、警察が水風船を入れて「このように女装していました」みたいな映像も流していたのだが、それが爆裂におもしろかったのだ。


警察官の、水の入った風船の扱い方が絶妙なのである。

たかが水入りの風船。

風船の口を縛ったところを持ってポンポンと服の中に入れればいいのに、

映像の中の警察官は、風船の先の部分を乳首に見立て、それがちゃんと正面に来るように服の中にゆっくり入れたのである。

しかも、風船が服の下からこぼれ出ないように、左手でそっと下から包むように支えながら。


それはあたかも女性の乳を下から優しく持ち上げるが如く、

女性の乳を、ちゃんとブラの中にすっぱり収めるときの如く、

とても丁寧な優しい扱い方なのだ。


警察だって人間

きっと色々なことを考えていたに違いない。

風船に水を入れながら、「これぐらいかな?」

ポヨンポヨン

「う~む、もう少しかな」

「ちょっと、水入れすぎじゃないっすか~、杉下さ~ん。相変わらず巨乳好きっすね~!」

「うるせーな。じゃ、お前やってみろよ!」

「どれどれ・・・お、お、おほ・・・・・これって・・・・意外に・・・いい感触っすね!」

「そういえば、最近、女の乳、触ってないな~」ポヨンポヨン

「いや~、僕もっす」ポヨンポヨン

「ところで、記者の前で風船入れる役、お前やる?」

「いや、いいっす。杉下さん、お願いします」

「え~、俺かよ~」


そうして流れたのがフジテレビの夕方の映像だと思う。

それを脇で見ていた後輩警部も


「ぷぷぷ!杉下さん!ほんとの乳じゃないんですから!そんなに慎重にやらなくても!」

と笑っていたはずである。

そんな後輩も、実は取材前に、マネキンにストッキングを履かせている時、しわができたり、ねじれたりしないように、びっくりするぐらい慎重に履かせていたのである。

しかも、ストッキングを上まで履かせた後に、食い込みを心配して、ちょっとお尻の下あたりを下に戻したりしたのである!!・・・・・・・・相手はマネキンなのに。


一方、カメラの前の杉下さんは、にやけそうになる自分の感情を精一杯抑えながら、たくさんの記者の前で、風船をマネキンの服の中に、デリケートに入れたのである。


例え、それが本物ではないとはいえ

「これは女性の乳です」と言われたら

クッションであろうと、パンであろうと、プリンであろうと、

なんとなく優しく扱ってしまう。


男とはそういう生き物なのです。

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ところで、杉下さんって誰?