独身か、スワッピングか

近所の図書館で『結婚しても恋人でいたいなら』（亀山早苗著　新潮文庫）を借りて通勤電車で股間を膨らましながら読んだ。

我ながら、なんでこんな本を借りたんだろう？と思うのだが、

市民図書館というのはタダで貸してくれるので、本屋で選ぶほど慎重に本を選ばない。

「とりあえず、読みやすそうなもの10冊ぐらい借りとくか。ま、おもしろくなかったら読まないで返せばいいんだし」

ぐらいの気持ちで借りてしまうのだ。

で、この本、簡単に要約すると、

「結婚しても恋人のような関係でいたいなら、ＳＥＸを充実させなさい」ということ

もっと言うなら、

「ハメ撮り、痴漢プレイ、ＳＭ，スワッピングなどを夫婦で取り入れてみなさい」

という感じ。

結婚すると、なかなか結婚する前のような関係は保てない。

すれ違う時間が増えたり、疲れたりでＳＥＸがなおざりになる。

お互い嫌いではないけれど、異性として見ることができなくなってくる。

だからこそ夜の夫婦生活に、普段と違う刺激が必要だというのだ。

この本に出てくる夫婦のうち、大抵妻は最初に抵抗や嫌悪感を示すが、ハマるとすごいらしい。

でも・・・・・・・・・・ねぇ・・・・・・・・老いらくのアブノーマルプレイってどうなんでしょう？

そんなおりに見たテレビ東京『やりすぎコージー』の「アツアツ芸能人に学べ！結婚のススメ！」特集

芸能界きっての独身貴族、今田耕司、千原ジュニア、武田修宏に対し、

アツアツ芸能人、庄司智春、サンドウィッチマン、モンキッキー、山田文郎らが「結婚の良さ」を語るというもの。

個人的にはこれ、スペシャルでやってほしかった・・・・

1時間では個人的な疑問は全く解決しなかった。

今田・千原からは「ケンカをしたらどうするのか？」

「一人になりたい時はどうするのか？」

「お互いの習慣が違う時はどうするのか？」

「いつもいっしょにいたら飽きないのか？」という

僕もすっごく気になる質問があったのだが、

新婚ホヤホヤの芸人は全く意に介さない。

サンドウィッチマン伊達は「ケンカした時は魔法の腕枕で」とか言ってるし

モンキッキーは「結婚前より（ＳＥＸの）回数は増えた」とかぬかしてるし

サンドウィッチマン富田は「あなたたちは本当に女性を愛したことがないんだ！」と言ってはいけないことを言うし・・・

結局、新婚芸人の話を聞き、千原ジュニアの結婚願望は微増、

今田耕司の結婚願望は倍増

武田修宏の結婚願望はもともと一桁だったのがさらに低くなったのだが、

視聴者としてはなんとも中途半端で物足りない。

もっと聞かせてくれよぉ！という感じなのだ。

ごまかさずに、教えてくれよぉ！

僕は結婚願望はまだかろうじてあるけど、

正直、「ま、このまま独身でもしょうがないか」「なんか、もう無理な気がする」と感じ始めてもいる。

仮に結婚したとしても、10年後にお互いに飽きてしまって、老体に（文字通り）ムチ打って、スワッピングだあＳＭプレイだあと、強い刺激を与え続けなければならないなら、

普通に独身のまま、風俗で若いお姉ちゃんとノーマルなセックスをしていたほうが

健全で楽しい気がするんだけど・・・・

ま、あの松本人志でさえ結婚する時代である

何があるかわからない。

一度はしてみたいものだが・・・・・・・・・・・・・ＳＭ・・・・・

じゃなかった！結婚！結婚！