今日は、というか、今日も早く帰ることができたので、夕方のフジテレビ「スーパーニュース」を見る。
6時15分ごろから始まる特集が割りとおもしろく、
「サラリーマン必見!お得ランチ情報!」なんてのが特に好き。
ま、普通のサラリーマンはこの時間帯にテレビなんて見ていないんだけど。
今日はどっかのホテルのランチビュッフェの特集が組まれていた。
豪華なホテルのレストランで、大人1500円、子ども800円で食べ放題という、かなりお得なランチ。
そこで番組は、ちびっ子相撲で栃木3位の渡邉君を招待。
この渡邉君、9歳ながら体重は100キロ近くありそうで、
一日の食事は4,5回。
おやつは豚カツという、なかなか頼もしい子どもである。
渡邉君は9歳なので子ども料金の800円。
これで、大人の倍くらいは食べてもらおうという算段だ・・・。
まずは渡邉君、大好きな豚カツを皿に載せ、つづけて隣りのグラタンを盛る。
いいぞ渡邉君、なかなか腕白じゃないか・・・
と思った途端、なんと渡邉君は御飯を盛り、カレーをかけはじめたのだ。
大人は当然、「あ!バカ!御飯でおなかを膨らませてどうする!最初は肉からいけ!肉で!」と思う。
しかし9歳の渡邉君は、本能の赴くままに、大好物から手をつけてしまうのである。
まずいと思ったのか、カレーを食べ始める前に、女性リポーターは「渡邉君、他に何食べたい?」と催促
渡邉君はうつむきながら小さな声で「肉が食べたいです・・・」
う~ん、その答えは正解だけど、もっとはっきり言おうや・・・
そのランチビュッフェにはローストビーフもあって、シェフが一人一人切り分けてくれる。
女性レポーターはわざとらしく目をひんむいて
「見てください!ローストビーフですよ!しかもシェフがその場で切り分けてくれるんですよ!贅沢ですね~~!!」とのたまうのだが、
正直、ご馳走に食べなれていない僕などは、ローストビーフの価値がいまひとつわからない。
なんか必要以上に薄く切ってしまうので、厚切りチャーシューほどの魅力を感じないし、
シェフが常駐して切り分けるので、お代わりしにくいし、「もっとください」とも言いにくい。
そう思って見ていると、シェフは渡邉君にローストビーフを2枚サービス。
すると渡邉君は子どもらしく「もっとください」とおねだり。
お!いいぞ渡邉君!食いしん坊らしいね!
渡邉君はその他、フルーツなどをとって席に着いたのだが、意外にテーブルに料理が並んでいない感じ。
まあ、あとはお代わりをすればいいわけだから、とにかく渡邉君には豪快に食べてもらおう!
渡邉君は山盛りのローストビーフを一口。
さらにローストビーフを大好物のカレーにつけて一口。
今度は焼肉をローストビーフで巻いて食べ始める。
「いいぞ!渡邉君!この肉好き!」と言いたいところなのだが、
実は渡邉君、意外に口が開かない。
焼肉のローストビーフ巻きという、おデブちゃんならではのナイスアイディアを出しておきながら、
一口で食べることができず、途中で噛み切るという反則技に。
女性レポーターも、その食べっぷりが意外に迫力がないのを察したのか
わざと大げさに「すごい!渡邉君!」とむなしく叫びだす・・・・
しかも渡邉君は表情が実に乏しく、
女性レポーターが「どう?どう?渡邉君?」とウキウキしながら聞いても
うつむきながら「おいしいです・・・」というばかり・・・
そして渡邉君は、なんとカレーを食べ始めてしまう。
え~~~渡邉く~ん、ビュッフェのメニューは30種類あるのに~・・・・
結局渡邉君は、カレーを食べ、デザートを食べて食事を終えてしまう。
う~~~~~~~~~~~~ん
小学生だから仕方ないとはいえ・・・・・・・・・・何でしょう?この迫力のない画は?
まず30種類の料理を見て必要以上に興奮する
次に、お皿に料理をこれでもかというくらい、大盛りで盛る
そして「いただきま~す!」という元気な声とともに
大きな口を開けて次々と食べ物を口に入れる
さらに目をカッと開いて「おっいし~い!!」と騒ぎ
最後に「お代わりお願いしま~す!」と期待通りに手を挙げる
これなのだ。
魔女菅原ではなく、ジャイアント白田ではなく、
ギャル曽根が使われる理由は、まさにこれなのだ。
今回、小学生の渡邉君を引き合いに出してしまって申し訳なかったが、
やはりギャル曽根は偉大なのである
あくまでも、フードリポーターとしてであるが・・・・・・・
ああ、なんかギャル曽根が飯食ってるところ、見たくなってきた・・・・
僕は、どうかしているのか?