俺よ、男前たれ

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福山雅治が叩かれない理由

かなり乗り遅れてしまったが、2009年10月26日のアメーバニュースにて

福山雅治が叩かれない理由 大きく分けて二つ」という記事が載っていた。

で、僕もずっと語りたいと思っていたんだけど、ついつい書くのを後回しにしてしまっていた。

実は僕も昔の職場で「小兄(ちいにい)」と呼ばれていた、というか、呼ばせていた男。

福山雅治には一家言持つ男なのだ。


で、記事によると、福山雅治がネット上で叩かれない理由について

「福山はかっこ良すぎて嫉妬とか超越してる」
「何ひとつ勝てる要素がない イケメン、高身長であり、更にあの美声。何を言っても許されてしまう凄まじいオーラ」
「別次元過ぎて叩けない」といった長所に言及するものが挙がった。

一方で「変態だからに尽きる」
「江頭と対等に戦えるただひとつの変態でもある」
「変態紳士という言葉が一番しっくりくる唯一の人物」
「ラジオであんなことやこんなこといっちゃう」といったコメントも挙がった。

これは、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組でエロい発言をすることが多く、親近感が湧くため叩かれないという指摘だ。

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また、livedoornewsの「独女通信」(2007年11月21日)というコーナーでも「福山雅治はなぜもて続けるのか?」という記事が載っており、

そこでも、「歌も演技も上手いし、トークもおもしろい。あれほど何でもできる俳優は他に見当たりません。それに、福山は年齢相応の魅力が備わっている。『ひとつ屋根の下で』に出演していたころはクールで危険な香りがあったけれど、最近は丸くなってきて大人の余裕すら感じさせます。40代、50代になってからのダンディな姿も楽しみ」(27歳女性)

という意見に加え、「以前、『若い頃に酔っ払っている女の子を拾って帰ったことがある』というようなことを面白おかしく話しているのを聞いて、福山でもそんなことをするんだ! と衝撃を受けました。芸能人なのに、ちゃんとエロい話ができるから親しみがわくんですね。下ネタも、ちょうど笑えるくらいのレベルで、話のさじ加減もわかっていると思います」(31歳女性)という声を紹介している。

さらに前出の27歳女性は、「福山はメディアに出ないから、プレミアム感がある」と言う。

福山雅治は媒体を厳選するらしく、たとえ名のある雑誌でもイメージにそぐわなければインタビューなどに応じることがないのだそうだ。出すぎず、引っ込みすぎずの絶妙なバランスで、日本女性の飢餓感を煽っているといえなくもない。

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僕も上の意見には全く同意なのだが、もう一つ大切な要素として、”2番目の男であるから”というのを挙げたい。

ご存知のとおり、福山雅治は『anan』の恒例企画好きな男ランキングで、キムタクに次ぐ10年連続の2位である。


つまり、「二位であるから」「キムタクがいたから」こそ、福山雅治の人気は長続きしたと僕は思うのだ。


木村拓哉は本当のスーパースターだ。

これだけ入れ替わりの激しい芸能界で、10年以上もトップを走れるアイドルなんて化け物とか怪物の類だ。

普通だったら考えられない。

木村拓哉はアンチも多い」「賛否両論」とも言われる。

が、これはもう、スターの証なのだ。


で、福山雅治もまた、芸能界の怪物である。

木村拓哉がいなかったら、間違いなく何年も「好きな男」の1位を取っていただろう。

が、しかし、2位だからこそ福山は格好良かったとも言える。

いかにも”青レンジャー”的なシブいポジションをずっとキープしている福山は

なぜか「来年こそ1位に!」という強い願望も浮かばない。

むしろ「このままシブい位置をキープしてほしい」とさえ思う。


そして、1位が絶対君主の木村拓哉であったからこそ、福山の2位が光るのである。

これが、今年の1位小栗、2位福山

去年の1位妻夫木、2位福山

おととしの1位もこみち、2位福山、だったりしたら格好悪い。

それこそ「1位にはなれない男」というマイナスの評価を受けてしまう。


だれが見ても1位と納得できる木村拓哉がいる。

その脇に、これまた不動の2位として、黙して語らぬ福山がいる。

この2強揃った感じがまた格好いいのだ。

この2人だからこそ、キムタクファンも福山ファンも納得するのだ。

木村拓哉がいるから、福山ファンは「キムタクより福山さんのほうがカッコいい!」と言えるのだ。

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福山は少なくともテレビでは語らない。

コントをしたり、トークをしたりという機会が全くない。

ラジオでは下ネタを連発するらしいが、ことテレビに限っては拍子抜けするくらいクールなCMを目にするばかりである。

つまり、ラジオを聴かない人々にとっては福山はクールでシブい男なのだ。

決して驕らず、決してはしゃがず、決して語らない。

だから叩かれない。


人々が批判するとしたら福山が”調子に乗っている””失言、失態をする”ときであろうが、

メディアの露出の少ない福山はイメージを悪くする機会すらない。

ここが木村拓哉との違いだ。



が、一方で、もし木村拓哉がいなかったら、福山雅治は今と全く同じようにモテ続けることができたであろうか。

木村拓哉の代わりに10年連続で1位を獲得できただろうか?

僕はそれについてはちょっと懐疑的だ。

少なくとも連続で1位を取り続ければ、根拠のないバッシングを受けたり、揚げ足を取られたりするものだし、福山が今と同じイメージでずっとファンに見られるとは思えない。。

連続1位は、神経の太い木村拓哉だからこそ耐えられたのだ。

そして福山は青レンジャーだったからこそ、赤レンジャー木村拓哉との比較で今のキャラが際立ったのだ。

万年2番目だったからこそ、福山は叩かれずに済んだのだ。


”福山の人気の持続に木村拓哉の影あり”

僕はそう思うのだがいかがだろうか?

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ちなみに、話題の福山雅治のラジオ、僕は一回も聞いたことがありません。

というか、ラジオ自体をこの20年近く聴いていない。

未だにラジオを聞いている人っているんだね・・・・・・・。