おそらく葬儀に参列するということで、メイクをせずに(もしくはナチュラルメイクで)来たのだろう。
また、森田監督は生前、演技に迷う北川に「そのままの景子ちゃんでいいんだよ」とアドバイスしたという。
だからこそ、そのままの素顔のままで来たのかもしれない。
が、すっぴんの北川景子は・・・なんか魔法が解けちゃったみたいな・・・
昼間のホステスみたいな・・・
なでしこJAPANにいそうな・・・
はたまた、幼児虐待で捕まった若い母親のような・・・
とにかく、普段の美人女優オーラがまったくなく、
なんか、見てはいけないものを見てしまったような感じなのだ。
この人も、たぶんいろいろなコンプレックスと戦っている人なのだと思う。
そして、厚めの化粧をしている間だけ、素顔とは違うプロの女優に”変身”できるのだと思う。
それは北川景子に限らない。
厚塗りメイクのギャルだって、整形・豊胸手術をする人だって、刺青したり、ちんこに真珠を埋めちゃう人だって、みんなそうだ。
そうやって自分のコンプレックスと戦っている(本人は意識していないかもしれないが)。
コンプレックスのない人なんていない。
だれだって自分の弱い部分は隠したい。
そして自信を持って毎日の生活を送りたい。
北川景子の「女性がなりたい顔」というギミックも、「すっぴんがきれいそうな女優」というゴシップも、高飛車な感じもすべて素顔を”仮面で覆ってこそ”と思うと
僕は意外に北川景子のことが愛おしく感じるのであった。
にしても・・・大切な人の葬儀で心身ともに弱っている人の見た目だけをとってネタにするのも
鬼畜の所業だな
心の醜さを自覚せねば・・・