僕が気になる、というか気になっていたCM
それはauのCM「アプリ取り放題 篇」
が、その後仕事が忙しくなって2か月ほどブログを休んでいるうちに、そのCMはオンエアされなくなってしまったのだ。
そのCMはこんな感じ
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とあるカフェにて
井川「おまたせ」
剛力「あ~どうも」
井川「何やってんの?」
剛力「今、人気のゲームです」
井川「夢中になると変な顔になるよね」
剛力「え!うそ!」
井川「(無視してメニューを見ながら)ブイヤベース・・・ブイヤベースってどういう意味だっけ?」
剛力「(得意な顔で)それなら辞書アプリ!・・・魚介類の煮込みですね」
井川「ふ~ん。冷え症にも聞くかな?」
剛力「それならこのアプリ!(といって家庭の医学アプリを起動)」
井川「へ~・・・いろんなアプリ持ってるね(といいつつ、あまり関心なさそう)」
剛力「(どや顔で)アプリ取り放題なんです!」
井川「(無視してメニューを見ながら)わ~すごい!デザート食べ放題だって!」
井川「・・・・聞いてます?」
ナレーション「500本以上のアプリ取り放題。月額390円。つまり楽しむ自由」
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いいね!このCMいい!
何がいいって、井川遥の”素(す)”というか、本音が垣間見えるところが実にいい!
親子でも姉妹でもなく、同僚でも先輩後輩でもない。
とりあえず友達という設定でカフェで待ち合わせ。
だけど井川としては「やれやれ。なんでこんな小娘と会わなきゃいけないのか・・・」という感じが隠し切れない。
「ま、この娘は今、事務所のプッシュがすごいらしいしね。しょうがないか」
「あたしもCMもらえるだけ感謝しなきゃね」
そんな感じのやるせなさというか、ニヒルな感じが演技全体からにじみ出ているのだ。
で、剛力がどんなにauのアプリ取り放題をアピールしようとも、井川は全く興味を示さない。
おそらくCMの意図としては、スマホにはまだなじめない36歳の大人女子と、デジタル世代の本物女子との対比を描く、みたいな感じなのかもしれない。
「本当に便利なんですよ~!」
「アプリが取り放題って、とてもお得ですよ~~!」
「アプリがたくさんあると、いろんなところで役に立ちますよ~~!」
ってことを伝えるのが本来の目的だろう。
が、アラフォー男子で嫁にiPoneを持たされて、かなり持て余している僕などはどうしても井川遥目線で見てしまう。
つまり、このCMを見ても
「へっ!・・・若ぇ~やつがまた流行りに振り回されてるよ」
「アプリなんかなくても困らんし・・・」
「スマホバカって、いつも便利をアピールすんだよな。本で調べろバカ」
「お前の話、つまんね~んだよ。興味ね~し」
「あ~あ、こいつといるのつまんね~。」
「旨いものでも食ってやりすごそう。」
という井川遥の心の声のほうが響いてしまう。
井川どころか伊勢谷の顔すら見ない。
毎日、毎日、朝から晩まで剛力、剛力
剛力彩芽が一人でCMに出まくっている。
井川遥の態度は、もしかしたらオスカーのお偉いさんの逆鱗に触れたのかもしれない。
んで、伊勢谷君もCM撮影中にそういう態度を見せてしまったのかもしれない。
そういえば、以前、宝くじか何かのCMでも、井川遥はあっという間にレギュラーから外されてしまった。
井川遥というのは、そういう星の元に生まれてしまったのかもしれない。
それにしても
様々なタレントを使いすぎて、逆に存在感のないCMのつくりになっているNTT docomo
「お父さん犬」シリーズで少しずつ登場人物を変えて楽しませるsoftbank
なんか、三者三様で面白いっちゃ面白いんだけど・・・
なまじ事務所にプッシュされてしまっただけに、「ごり押し」という批判の矢面に立たされてる剛力彩芽って一番損な役回りだ。
こりゃ数億もらわないと割に合わないな。
ま、割に合うだけのものをもらってるからできるんだろうけど
ホクホク・・・