中国では11月11日は“独身の日”と呼ばれている。1993年に南京大学の学生さん達が始めた記念日で、非リア充共でパーティーをしたり婚活をしたりするため毎年買い物するようになったことに企業が乗っかり、1年で一番のセール期間となった。11月11日前後1週間くらいはネットショッピングサイトでも店舗でも大幅値下げを行っており、在庫一掃セールなら6割引き~8割引きなんて商品もザラに見かける。
https://yamatogokoro.jp/column/kaisetsu/32946/
冬服を買う2023秋① - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)
僕は今年、北京で10年ぶりに冬を経験する。昔買った冬服はカビが生えたりサイズが合わなくなったりしてほとんど処分してしまった。そこで久しぶりに以下のような冬服を購入した。
①シームレスダウンコート(19000円)
→ユニクロで一番暖かいという触れ込み。見た目より機能重視!
②ヒートテックスマートパンツ(3990円×2)
→仕事着として。快適ならもう一本購入予定
③冬用ジャケット
→出張や来客対応時のみ着用。
④エクストラファイン・メリノVネックカーディガン(3990円)
→オフィス用。Yシャツの上に羽織る予定
⑤フリース・フルジップジャケット(2990円)
→同じくオフィス用。Yシャツの上に羽織る予定。
⑥ヒートテックネックゲイター(1500円)
→北京の冬はマフラーよりネックウォーマーのほうが隙間風が入らないので良いらしい。
(以上、ユニクロ。ヒートテックのTシャツ、タートルネックシャツ、タイツは10年前に購入済)
⑦仕事用の羊毛コート
→他社への訪問時、スーツで出かける際に着用
⑧通勤用オーバー
→想像以上に温かいが、肉襦袢のように上半身がでかく見える代物。
⑨耳当て・マスク付き帽子(×2)
→一つは頭部を完全に包むタイプ。もう一つはシベリア厚耳タイプ
⑩手袋(×2)
→布製1,スキー用1。冬の自転車通勤はスキータイプでちょうどいいらしい。
(以上、中国のネットショッピングサイトより)
ユニクロはもはや“ファストファッション”とは言えないくらい価格が上がっている。中国のユニクロは日本のものよりさらに割高だが、それでも他の世界的なブランド品よりは安い。そして何より僕がユニクロを推している理由はその“機能性”だ。僕が服や靴を選ぶ基準はとにかく“機能”。ファッション性なんて二の次で、「通気性!」「保温性!」「速乾性!」「防水!」「形状維持!」「蒸れない!」「動きやすい!」「臭わない!」「疲れにくい!」といった売り文句に滅法弱く、その説明を読むのが大好き。もう嘘でもそう書いていてほしい。時々その売り文句の数の多さで買う服や靴を決める時すらある。逆に機能をアピールしていない服や靴にはなんの魅力も感じず、ブランド名しか書いてない商品は買わずに終わることも多い。
だからユニクロの“ヒートテック”とか“Airlism”はもう10年以上愛用している。“3D加工!”“シームレス!”なんて響きもいい!
ちなみに僕が好きなユニクロのCMは「UNIQLOヒートテックインナー 雪の駅編」。もう10年以上前のCMで当時今ほど有名ではなかった松田龍平君がCMに出ているのだが、松田君よりも同棲している彼女役の女の子がまたいい女なんだ。
雪の降る夜、駅員として仕事に向かう松田君に対し「ねぇ、履いてきなよ。」「寒いよ今日」といってヒートテックのモモヒキを履くように勧める彼女。しかしモモヒキなんてオヤジが履くものと思っているのか「ありえないし」と断る松田君。そんな松田君のズボンを引っ張りながら「履いてけ~」と甘え声で強引に勧める彼女。渋々履いて夜勤に出ると、その温かさに納得する松田君・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=atWspIefiCU
いやいい!久しぶりに見たけど実にいい!同棲している彼女が見栄えより彼氏の体を心配している感じ、「あたしの前では見栄はるな~」と言っている感じ、恋人以上家族未満、彼女から“家族”へと移っていく感じなんかが実にいじらしい。
当時フリーターとして夜の警備員の仕事をしていた僕は「こんな彼女が欲しい」と思いながら仕事に向かったものだ・・・。
さらになぜかわからないが、冬服は他の季節の服よりテンションが上がる!特にダウンジャケットとかコートとか、大物を買う時の緊張感と、買った後に達成感・恍惚感は、Tシャツとかスカートでは得られないものがある。おそらく僕は今年冬服を揃えるのに8万円は使っている。セール中だから他の時期よりかは安く済んだが、それでも妻子の分も合わせれば15万円近くは飛んだんじゃないだろうか。まあ冬物衣料は買わなければならないものだし、これまで10年買わずに済んだ分だと思えばいいか。来年、再来年はこんなには買わずに済むだろうしね。