松井計『家に帰らない男たち』という本を読んだ。
なかなか刺激的なタイトルだが、内容もなかなかだった。
これは、元ホームレス松井計氏が、「家に帰らない男たち」へのインタビューを通し、感じたことをまとめたものである。
家に帰らない男たちの中には、田舎から上京して路上生活をしている青年も含まれていたが、それ以外にも
「週末婚を楽しむ男」
「自分が帰ると家庭が壊れるという恐怖心に刈られ、帰れない男」
「愛人のアパートに転がり込む男」
などなど、男として興味深い奴ばかり。
35歳独身の僕からしたら結婚できるだけで幸せだと思う。
それなのに家に帰らないって・・・・
でも、その反面「わからなくもない」という気持ちもある。
「週末婚」って・・・・いいよなあ~。
もちろん、相手の同意あってだけど
この本に出ていた夫婦はお互い週末に会えることを楽しみにしているそうだ。
そりゃそうだろう・・・。
平日はバリバリ仕事をし、一人を楽しみ、
週末に奥さんを抱けるって・・・週末待ち遠しいだろうな
浮気もし放題
「家に帰れない男」は、妻や子どもが話す内容(近所のことや学校のこと)についていけず、お互いの生活圏の違いに戸惑い、自分を部外者のように感じている。だから自分が家に帰ることが妻と子どもの生活を壊すのではないかと不安になって帰れないそうだ。
確かに・・・結婚する前は夫婦の間に共有する話題が多かったのに
子どもが生まれ、自分の帰りが遅くなり、子どもと妻と絆の間に、疎外感を感じるようになる・・・
おまけに自分は家に寝に帰るだけ・・・なら
終電に乗るよりカプセルホテルやサウナで寝たほうがいい気もする・・・
「愛人のアパートに転がり込む男」
この男のうらやましいところは、愛人は二十歳やそこら、田舎から出来てたキャバ嬢
そして奥さんと子ども愛していて、関係も良好。本人だけが良心の呵責に苛まれている。
ま、そりゃ、悪いことしてるからな。
でも・・・うらやましい・・・
僕なんて、友達いないから引きこもり気味
「家に帰らない」どころか、「家に帰りすぎる」男
あああ・・・結婚したい・・・
そして週末婚を楽しみたい

はじめから週末婚狙いって・・・
だから、「サイテー」とか言われんだろうな・・・