俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

DydoのCMにおける伊東美咲に関する一考察

ちょっと前から気になっていたCMがある。

 

最近はあまり見かけなくなったので、スルーしようと思っていたのだが、昨日見てしまったのでやはり書きます。

 

DydoブレンドコーヒーのCM

 

出演者は狂言師野村萬斎と女優の伊東美咲

 

それぞれの分野におけるプロフェッショナルである二人が、同じく厳選されたコーヒー豆をふんだんに使用し、味と香りを最大限に引き出す缶コーヒーのプロフェッショナルである「ダイドーブレンドコーヒー」と「ダイドーデミタスコーヒー」の世界観にぴったりと考え、起用されたそうです。(DydoのHPより)


というわけで、それぞれの「さすがプロ!」という場面がCMに盛り込まれている


野村萬斎」篇は妥協のない厳しい稽古風景と京都の金剛能楽堂で撮影された本番風景。

 

その気迫あふれる真剣な表情、凛とした様式美の中で作り出される舞台、野村萬歳が全身で放つ迫力と世界観が表現されている。

 

さすがである。

 

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一方の「伊東美咲」篇

 

このCMでは、演技にかける伊東美咲の真摯な表情を撮影するため、CM用にオリジナルの脚本をつくり、本番の映画撮影さながらのシチュエーションを作って演技したそうな。

 

どこか地方の無人駅。恋人を追って駅にたどり着いた伊東美咲

 

その真剣な表情はさすがプロフェッショナル!

 

そして決め台詞

 

「本当は寂しがりやのくせに~!」

 

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って、これ、プロか?

 

今どき、どんなにくっさいドラマでも

 

「本当は寂しがりやのくせに~!」なんてセリフ出てこないぜ

 

まあ、伊東美咲のせいというより、この脚本を描いた人と、それにOKを出したDydoのせいなんでしょうけど


あまりの臭いセリフに、ちょっと萎えました。

 

ま、・・・・・・・・いいんですけどね。

 

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あえてこのセリフを断らずに演じて見せた伊東美咲女優魂に拍手