俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

YAZAWAは家でもYAZAWA?

>歌手の矢沢永吉さん(59)が、娘で歌手のyokoさん(23)と、5日から放送されるサントリーザ・プレミアム・モルツ」の新CMで初共演した。2人はリビングで食卓をはさんで対面し、夕食を食べながらグラスに注いだビールを味わう姿が収録されている。

 

>矢沢さんは、以前から同商品のCMに出演しており、CM初出演となるyokoさんにアドバイスする姿も見られたという。

 

>yokoさんが撮影現場の雰囲気に慣れると、さすがに親子らしく息もぴったりに自然な会話と表情で演じ、矢沢さんも「これは良いカット。全部使いたいよね」とご満悦。

 

>撮影終了時も安堵(あんど)の表情を見せたyokoさんに矢沢さんが労いの言葉をかけるなど、本当に仲が良い親子のやり取りが画面からにじみ出ており、ロックスター「YAZAWA」ではなく、「父・矢沢永吉」の顔が見えた現場だったという。(2009年9月3日 毎日JP
 
イメージ 1

 

いいよね。永ちゃん

 

正直、僕は矢沢永吉のファンではない。

 

むしろ、昔はトゲトゲしていて苦手なタイプだった。

 

でも最近の永ちゃん、すごくいい!

 

すごくいい顔してる!

 

このCMも「父親」矢沢永吉の自然な表情が見て取れる。

 

で、また娘さんのyokoがまた素人っぽくていい!

 

本当に、「お母さんが同窓会でいない晩の、父と娘の水入らずの晩酌」という感じで、いいっすよね。

 

父親冥利につきると思う。


僕はフジテレビ『めざましテレビ』でこのCMの撮影の様子を見たんだけど、

 

「やっぱ永ちゃんはスゲーな~」っと思った。

 

撮影中、ワンカットが終わると映像をチェックする永ちゃん

 

「いまの最っ高じゃない?」なんて言われた日には、監督だって

 

「そ、そうですね!」と言わざるを得ない。


やや緊張気味のyokoに優しく演技指導をする永ちゃん

 

もう、監督出る幕なし

 

「もう、全部飲んじゃいましょう」ってCMプランも変えちゃう永ちゃん

 

CMプランナーも出る幕なし

 

長いカットが終わって映像を見ていた永ちゃんは、一応、監督に敬意を表し、敬語で

 

「ん~~~、これね・・・全部いいのよ!これ、カットするのもったいないですよ!」

 

そんなこと”あの”矢沢永吉に言われたら

 

「ええ!もう、最高ですね」って言うしかないぢゃないか!

 

イメージ 2

 

きっとそんな父と監督のやりとりをyokoもじっと見ていたのだろう。

 

このyokoも控えめで大人しい感じでいいね。

 

最近、二世タレントの中でも親に感謝を忘れているタレント(特に女性タレント)は多い。

 

確かに家庭では娘に甘い、優しい、おどけた父かもしれない。

 

が、芸能界では大先輩なのである。

 

芸能界デビューできたのは全て親のおかげなのである。

 

友だちに父親の悪口を話すような感覚で、テレビで父親を馬鹿にしてはいけない。

 

(特にIMAL、大和田美帆


では矢沢家はどうかというと、

 

永ちゃんはやっぱり優しい、娘思いの父親だと思う。

 

でも、娘は絶対に父親を冗談でも馬鹿にはできないと思う。

 

だって、相手は矢沢永吉なのだから。

 

永遠のスター、生き方そのものがロックのYAZAWAなのである。

 

娘との会話だって名言満載だ。


娘「ねえ、パパ、肩たたきしてあげる。ここ?ここが気持ちいい?」

 

父「OH!そこんとこヨロシク!」

 

娘「ねえ、パパ、あした運動会があるの。来てくれる?」

 

父「ええ、矢沢行きますよ。いつだって全力で」

 

娘「いやあの、パパがそんなに出るわけじゃないから・・・そんなに頑張らなくても・・・」

 

父「ん~、でも、俺はいいけどYAZAWAがそれを許さないと思うんだよね。ロックにゴールはないからね。」

 

娘「・・・ロックじゃなくて、親子リレーなんだけど・・・」

 

父「てめぇの人生はてめぇで走れ!」

 

娘「何よ、いきなり!あたしも走るのよ!でも親子リレーだからパパと走らなきゃいけないの!」

 

父「ああ、そうゆうことね。ええ、矢沢、走りますよ。だって、ストーンズが前走ってんだもん」

 

娘「ス、ストーンズ?あの、とにかく、あとは応援してくれればいいから。」

 

父「ええ、やりますよ、声の続く限り」

 

娘「・・・・・・・・・歌わなくていいからね」

 

yoko6歳の秋だった・・・・

 

イメージ 3
 永ちゃん、もう、最っ高!!