サラリーマン川柳というものがある。
コンクールは1987年に始まり、以降毎年、募集選考が行われている。
そんなサラリーマン川柳であるが、今年ですでに22回目を向かえ、先日その結果が発表された。
1位 しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ
2位 久しぶり ハローワークで 同窓会
3位 僕の嫁 国産なのに 毒がある
4位 朝バナナ 効果があったの お店だけ
5位 やせたのは 一緒に歩いた 犬の方
6位 「ストレスか?」 聞かれる上司が その原因
・・・・(これって全部写していいのかな?)
確かに、Wikipediaの解説どおり、ここ1年ぐらいの流行や世相を反映していて、サラリーマンの悲哀や夫婦関係をユーモアと皮肉たっぷりに詠んでいる。
特に2位以下はなかなか世相をうまく反映していて「うまい!」と思わせるものが多いのだが、
1位の作品って・・・・・これ、アリか?
選考方法は、まず応募作の中から第一生命が100首を選定。その後、一般投票によりベスト10首を選ぶ形式となっているそうだ。
ということは、1位の作品が一般の人に一番ウケたということだが、
なんだろう・・・僕の感覚では、1位だけがあまりに幼稚で、安易で、無理やりな感じがするんだけど・・・
これって僕がちょっとひねくれてるのかな?
普通の感覚なら「羞恥心」とか「ポニョ」という流行語を盛り込んだ楽しい作品と思えるのかな?
サラリーマン川柳って、毎年なんとなく見てるけど、
今年の1位の作品って
「サラリーマン川柳は流行語を入れたほうが勝ちだよな。じゃ、今年はポニョとか羞恥心とか、アラフォーとか入れて作ってみんべぇ」
って感じの作者の意図がまる見えなのだ。
それがなんとも安易で素人くさい
それに投票した人も、僕からしたら相当ハードルが低いか
はたまた単なる親父ギャグ好きかって感じなんだけど・・・
どうなんでしょう?