俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

サラリーマン川柳2009

サラリーマン川柳というものがある。

コンクールは1987年に始まり、以降毎年、募集選考が行われている。

そんなサラリーマン川柳であるが、今年ですでに22回目を向かえ、先日その結果が発表された。


1位 しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ

2位 久しぶり ハローワークで 同窓会

3位 僕の嫁 国産なのに 毒がある

4位 朝バナナ 効果があったの お店だけ

5位 やせたのは 一緒に歩いた 犬の方

6位 「ストレスか?」 聞かれる上司が その原因

・・・・(これって全部写していいのかな?)


確かに、Wikipediaの解説どおり、ここ1年ぐらいの流行や世相を反映していて、サラリーマンの悲哀や夫婦関係をユーモアと皮肉たっぷりに詠んでいる。


特に2位以下はなかなか世相をうまく反映していて「うまい!」と思わせるものが多いのだが、

1位の作品って・・・・・これ、アリか?


選考方法は、まず応募作の中から第一生命が100首を選定。その後、一般投票によりベスト10首を選ぶ形式となっているそうだ。

ということは、1位の作品が一般の人に一番ウケたということだが、


なんだろう・・・僕の感覚では、1位だけがあまりに幼稚で、安易で、無理やりな感じがするんだけど・・・


これって僕がちょっとひねくれてるのかな?

普通の感覚なら「羞恥心」とか「ポニョ」という流行語を盛り込んだ楽しい作品と思えるのかな?


サラリーマン川柳って、毎年なんとなく見てるけど、

今年の1位の作品って

サラリーマン川柳は流行語を入れたほうが勝ちだよな。じゃ、今年はポニョとか羞恥心とか、アラフォーとか入れて作ってみんべぇ」

って感じの作者の意図がまる見えなのだ。

それがなんとも安易で素人くさい


それに投票した人も、僕からしたら相当ハードルが低いか

はたまた単なる親父ギャグ好きかって感じなんだけど・・・


どうなんでしょう?