>芸能界の友人ら約350人が出席。鎧塚さんやフランス料理の“鉄人”坂井宏行氏(67)ら8人の有名シェフによるコース料理が振る舞われ、川島もソムリエとしてワインを選んだ。
>川島は「私というワインが彼という器の中で成熟できれば」と結婚の喜びを語った。
>ウエディングドレスは桂由美さん(77)デザインで約250万円。2次会を含め3着を披露した。
いや、川島なお美さん、結婚おめでとうございます。
いつもながら、楽しませていただきました。
いや~、地獄に逝かれたナンシー関先生もお喜びでしょう。きっとこのネタを書きたかったでしょう。
代わりといっちゃなんですが、書かせていただきます。
僕は以前もこのブログのどこかに書いたが、
「人は見下せる要素を見つけたとき、その人に対し優しくなれる」
という持論がある。
平穏無事に受け入れていると思う。
これが神田うのだったらそうはいかない。
5回目の結婚式をバリで行っただあ、新婚旅行にドバイやらサハラ砂漠やらに行ったなんてニュースを聞くと
妙に「イラッ」として、鼻について
「アリとキリギリスみたいになれ!」と悪態をついてしまう。
しかし川島なお美
彼女にはそういう気持ちがまったく沸かない。
神田うのと同じ、「生まれは庶民のくせにセレブ気取り」でありながら
川島なお美には悪い感情がまったく沸かない。
川島なお美は、「私の血はワインでできている」と豪語するほどワイン通
ファッションや美容に関しても一家言を持ち、
常にゆったりと構え、大物の雰囲気をかもし出し、そして人気パティシエの心を射止めた。
ウェディングドレスは桂由美デザインで250万円、一流シェフの料理に、一流の招待客と
いまどき珍しいほど豪華な結婚披露宴を行なった。
なのに、ほとんどセレブ感を感じさせないのである。
逆に、安っぽささえ、感じさせるのである。
それがなぜなのか、僕は一生懸命考えてみた。
川島なお美を理解するために、朝から晩まで考えてみた。
そしてなんとなくわかったのが、以下の点である。
1 川島なお美は大して金を持っていない。
神田うのは、鼻につくキャラではあるが、一応自分でデザインしたストッキングなどがバカ売れし、デザイナーとして、経営者としての能力がある。
もっと簡単に言えば、自分の力で財産を築いてしまった。
ところが、川島なお美は、ワインが好き、犬が好きなど、セレブっぽい趣味を持ってはいるものの、
単にセレブに憧れてまねしているだけに見えなくもなく、その財源が心もとない
2 ネタとしてワインに例えてしまう
川島なお美=ワインは、もはや日本の常識というか、お約束である。
よってマスコミは川島なお美を囲むとつい「ワインに例えると?」と聞いてしまう。
それは世界のナベアツに「今日の点数は?」とふってしまったり
もしくは、落語家に”なぞかけ”をお願いしてしまうように、川島なお美には「ワインに例えると?」と聞いてしまう。
そして川島なお美はきっちりその答えを返してしまうから不思議だ。
「私というワインを、彼という器が・・・」
「人生の最後に、結婚というデザートが・・・」
もうここまでくると、芸の域に達している。
3 お笑い漫画道場のトラウマ
川島なお美といえば、「ミスDJ」という認識でとらえている人もいるかもしれないが、
当時、小学生であった僕からみたら、やはり『お笑い漫画道場』なのである。
「団吉、なお美の、おまけコーナー!!」なのである。
川島なお美がどんなにワインのうんちくを語ろうと、
どんなに人生や美について語ろうと、
やはり僕には「しょせん、『お笑い道場』出身」という色眼鏡が取れないのである。
川島なお美は、そういう目で見られていることを知ってか知らずか
今も悠然と、「おとなの女性」「セレブリティ」を体現しようとしている。
そして国民はそれをニヤニヤしながら応援するのである。
ガンバレ!日本のおばさん!!