俺よ、男前たれ

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くわばたりえの出産動画公開で賛否両論

>お笑いコンビ・クワバタオハラくわばたりえさん(38)が次男の出産シーンを記録した映像をYouTubeに公開した。分娩室で激痛に耐えながらいきむ姿など生々しい姿も映しているため、ネットでは賛否両論の議論になっている-

んだそうだ。

で、僕もYoutubeにアップされている動画を見てみたのだが・・・(↓のURL)



結果から言うと

ボク的には”アリ”


なのだ。

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まず、クワバタオハラについてなんだけど、僕は『エンタの神様』(日本テレビ系)で何度がネタを見た程度なんだけど、おそろしく”つまらない”という印象しか持っていなかった。

ボケのくわばたりえがイケメンにモテる妄想をしてそれを相方の小原がツッコむ、みたいなネタだった。

それから”女版カンニング竹山”みたいな呼ばれ方でキレ芸らしきものを披露していたのだが、これまたおそろしくつまらない芸だった。

エンタの神様』と言えば、スタジオ客がみなタレントの卵で、どんなつまらないネタでも笑ってくれるという演者にとっては天国のようなステージであったが、くわばたりえのキレ芸には笑い屋の姉ちゃんたちでさえ面白いようにヒイていた。

僕の中では「クワバタオハラ=痛い女芸人」みたいな構図ができあがっていた。

中でもくわばたりえは坊主頭になったり、ヌードになったり、ダイエットしたりと、芸人としては迷走。

何がしたいのか全くわからない奴だった。


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その後、相方の小原のガサツさ、大食い、酒癖の悪さ、負け犬キャラなどをバラエティ番組でちょくちょく見ているあいだに、くわばたりえはすっかりキャラ変していた。

僕はそのキャラの変化を知らなかったので、今回の出産動画を観る前はかなり偏見を持っていた。

「どうせメガネブスがいきんでいる気持ち悪い動画なんだろうな」と思っていた。


が、見てみると言うほど悪くない。

映っているのが”あの”くわばたりえ、ということを除けば、それほど悪い動画ではなかったのだ。

ま、賛否両論があってもいいのだが、やっぱり批判意見と言うのはなんだか”青臭い”ものが多い。


・「誰得」「誰が見るんだよ」「くわばたという時点で観ない」

→ ま、これはくわばたりえがそもそも嫌い、という人の意見だろうね。観なきゃいい。

・「恐ろしくてURL踏めないよ」「どうせいきってる表情だけだろ」「想像しただけでも、おえ~」

→ これは動画を見ていない人の意見。何も言わなきゃいいのにね。


んで、特に僕が「青臭いな~」と思うのが

・「神秘的だからこそ他に見せないで欲しい」
・「旦那とか家族だってこーゆーの見たくないだろーに。本人だけの記念にしとけ」
・「ふつうに引いた」
・「エイリアンを思い出す」

といった意見。

ま、結婚前は僕もそうだったから、わからなくもないけどね。

ちなみに福岡の人は山本華世さんというローカルタレントの出産シーンを学校の授業で見せられるらしい(しかも赤ちゃんが頭から出てくるシーンがモロに映っているらしい・・・)

僕も高校の時に授業で観たような気がするけど、確かにあの時はヒイたな・・・

だから、出産動画に引いちゃう人って、まだ学生さんか独り者なんだろうね。

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「不特定多数の人に公開する意味がわからない」という意見もあったが、どうやらもともと関西ローカルの番組で放送していたもののの、「見逃した」「関西にいないから見られない」という意見があったので、テレビ局の許可を取ってYoutubeにアップしたらしい。

つまり、くわばたりえってのはそれなりに需要があって、その出産シーンを見たい人がいるってことなんだな。

ま、自分のブログにだけアップしてもいいんだろうけど、Youtubeにアップすることに意義を感じているのだろう。

YoutubeってのはWikipediaとかCookpadと並んで、あればやっぱり便利なものだ。

なにか知りたいことがあったとき、キーワードを打ち込んで検索すれば、どんなことでもなにかしら情報が出てくる。

「出産って、どんな感じなんだろう?」なんてビクビクしている(くわばたりえのファンでない)妊婦さんにとっては、やはりYoutubeにアップされていることはありがたいことだ。

観たくないのに勝手に流れて目に入ってくるものではないのだから、目くじら立てて怒るものでもあるまい。



んで、なんでも知りたがる僕は、わざわざくわばたりえのオフィシャルサイトまで覗いてしまったのだ。

するとまあ、そのキャラクターの変わりように驚いてしまった。

昔、つまらないキレ芸を披露していたとは思えないほど、割とちゃんとしたママタレになっていたのだ。


正直、「あのメガネブスの~」「あのつまらない女芸人の~」という偏見さえ除けば

一般のママさんが共感しやすい、等身大のママ・タレといっていい。


元アイドルや元モデルのママタレたちが、「おしゃれなママ」「きれいなママ」「料理上手なママ」をアピールしているのに対し、くわばたりえはひたすら「一般的な新米ママ像」を露呈している。

育児に悩み、悪戦苦闘し、一喜一憂し、赤ちゃんのことで頭がいっぱいになる

一般のママさんと同じ目線にいるからこそ、くわばたりえにも需要があるのだろう。


いや~~~~~

嫌だね。

くわばたりえを褒めるなんて(笑)。

でもね、くわばたりえのブログを読んでみると、夫や子供への感謝も読み取れて好感すら覚えてしまった。

悔しい~~


でも、世の中にはくわばたりえ的なママタレを求めている人は確実にいる。

モデルやアイドルあがりみたいな「おしゃれママ」ばかりでは参考にならない。

くわばたりえは、息子を叩いてしまったことをブログで告白し、逆にネットで叩かれたそうだが

叩きたくなるほど追いつめられる瞬間だってきっとある。

みんながみんな聖母マリアじゃないんだから、

芸能人のくわばたりえがダメなママであることを告白することで、

「あ~・・・わかる・・・実は私も・・・」なんて共感してしまう人は意外に多いのだろう。

他人が何と言おうとくわばたりえの息子はちゃんと母親に懐いているのだから、あの親子はあれでいい。

くわばたがママの代表みたいな感じになるのは癪な感じはするが、まあ神田うのやら紗栄子やらがデカい顔するよりはまだマシ。



なんてべた褒めしてしまったが

なんで僕がこれほどくわばたりえに肩入れしているかというと

うちも来週、第一子が誕生するからなんだな



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最近、出産モノ、育児モノに弱いのだ・・・