俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

溶けたバターケーキ

それは2009年8月のこと

フジテレビ「とくダネ」で、中野美奈子アナが平子理沙にインタビューをするという企画があった。

平子理沙といえば、御年38歳にも関わらず、抜群のスタイルを維持し、「大人カワイイ」の代名詞と言われるモデルさん

同世代の女性だけでなく、若い女性からも支持され、

彼女が推奨する美容品や、彼女の健康法、美容法がトレンドを産むという。

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僕は山手線車内CMで初めて彼女を見たとき、「若いのにずいぶん化粧の濃いモデルさんだな~」と思った。

20代前半だと思って見ていたので、「あんなにコテコテに塗らなくてもいいのに・・・」と思っていた。

そして彼女が実は38歳と知ったときは、ものすごい衝撃を受けたが

今や、彼女はどっからどう見ても38歳にしか見えなくなった。

むしろ「きっつい」「若作りの」「コテコテメイクの」「鈴木その子」モデルにしか見えなくなってしまった。


確かに、雑誌の表紙を飾る彼女は美しい。

が、最近の撮影技術、メイク技術、そして編集技術はそれこそ神業であり

彼女の本当の実力はテレビにこそ出てしまうと思う。

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東京のオシャレなカフェで待ち合わせる中野美奈子アナと平子理沙

平子理沙はミニスカートで足を大胆に露出している。さすがにきれいだ。


そしてオープンカフェでのインタビュー。

中野アナは冷たいジュースをオーダーしたのに対し、平子理沙は温かい紅茶をチョイス

インタビューは平子理沙のアップの顔満載でお送りしたのだが、

なぜか平子理沙のアップの時は、ちょっと画面をぼかして、イメージ画像っぽくしているのだ。

ちょうどカメラのレンズにストッキングをかぶせて撮影した感じ

そしてカメラが中野アナの方を向くと普通のすっきり画面となり、

平子理沙のほうに移るとまたイメージ画像になる。

なんとなく”ごまかしてる感”満載なのだ

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しかし、どうごまかしても20代の中野アナと、30代後半の平子理沙では肌の質が違いすぎる。

単独で写っていれば気づかれないのに、若いタレントと並ぶと化粧の濃さが際立ってしまう。

平子理沙の悲しいのは、「美の秘訣を語る」みたいな企画で若いタレントと並ぶ機会が非常に多いことだ。

若いタレントのナチュラルメイク、ぴちぴちの肌の後に

平子理沙のたっぷりメイク、脂ギッシュフェイスを見ると、逆に平子理沙の年齢が哀しくなってしまう

しかも、ドアップの平子理沙フェイスは、なんか・・・・・・・・・・にじんでいる。

なんか・・・・・例えば黒木メイサとか森泉などの顔の整い方と比べると

なんか・・・溶けたバターケーキのような・・・・・・そんな感じ。



それなのに平子理沙は相変わらず「大人カワイイ」と扱われてしまう。

女性ってのは、いつまでそうやって誤魔化し合いを続けるのだろうか。

男性はとっくの昔に「平子理沙はもうきつい」ということに気づいているのに

女性はいまも「どうしてそんなにかわいくいられるんですか?」なんて羨望と蔑みの混じった笑顔で聞いたりする。

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ちなみに、平子理沙の美容についての語りは

「たとえば、暑い日でも温かい飲み物を飲むようにしています。そのほうが体にいいような気がするので。あと、保湿だけしっかりしておけば大丈夫だと思うので、あまり気にしないですね。あとは気持ちですね・・・」

と、なんとも頼りない。

「~ような気がする」「~と思う」を連発するなど、理論的根拠は全くないようです。

あしからず。