俺よ、男前たれ

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高島彩アナが辞めるに至った本当の理由は・・・

>フジテレビの看板アナ・高島彩アナウンサーが24日、司会を務める「めざましテレビ」(月~金、前5・25)の生放送で、視聴者に退社を報告した。

 高島は番組冒頭、「7年半お世話になってきましためざましテレビを9月いっぱいで卒業することを決めました。年内いっぱいでフジテレビも退社致します」とあいさつ。番組終盤では「大きな決断だったんですが、少しゆっくりする時間が欲しいとか家族と過ごす時間を持ちたい。そういう思いから決断しました」と涙も見せたが、今後については言及しなかった。

(デイリースポーツオンライン 8月24日 より)

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ついに・・・・高島彩が退社である。

僕は朝は『めざましテレビ』派なもので、それは喪失感は大きい。

また、僕の中では、高島彩アナはフジテレビ歴代最高のアイドルアナなもんで、そのショックもまた大きいのだ。


高島彩アナといえば、最初は有賀さつき八木亜希子木佐彩子らに続く、アイドルアナとして見られていたフシがあった。

が、高島アナはそこに留まらなかった。


有賀さつきは早くからアイドルとして名前と顔を売ってフリーになり、タレントとして売っていこうという気がマンマンだったし、

他の歴代アイドルアナも、

「フジでこれだけ人気を得たんだから、他局でもアナウンサーとして引っ張りだこだろう」

「あたしの人気はアナウンサーの域を超えている。これからはタレントしてやっていこう!」

といういやらしさを感じた。

しかし実際に、他局でニュースを読めたものや、タレントして確固たる地位を固めたものは皆無に近く、フリーになったアナウンサーのほとんどが「井の中の蛙」として自分の力のなさを思い知ることになった。


しかし、高島アナには不思議とこれまでそうしたいやらしさを感じたことはなかった。

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それはルックスのせいもあったかもしれないが、

やはり高島アナ自身に、「アナウンサーとして成長したい」という思いが強くあり、

それが伝わったからではないか。


フジテレビはそんな高島アナの思いを知ってか知らずか、アイドルアナとして高島アナを推し出した。

朝の『めざましテレビ』に加え、

夜のゴールデン番組(特にバラエティ番組)にも数多く高島アナを起用、

高島アナは局の期待に応え続け、大物司会者や大物タレントをうまく仕切っていた。


高島アナのうまさは、その仕切りに強引さがなく、ちょうどいい加減で仕切れることだと思う。

ここが同じバラエティ班の中野美奈子との差だ。

中野美奈子は自らの実力不足でしばし進行を止めてしまい、司会者にからかわれ、出演者に笑われ、注目を集めてしまう。

しかし高島彩は、その完璧な仕切りで台本を読まない大物司会者から絶対の信頼を寄せられていた。

だから司会者や出演者が高島アナに食ってかかることはなく、素直に高島アナの言うことにしたがってしまう。

決して前に出ていないのに、だ。

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おそらく、高島アナは最終的には安藤優子アナのようになりたかったのだと思うし、

その力は十分にあった。


ここ数年、後輩アナウンサーの日本語の間違いなどを優しく指摘する高島アナを見るたびに、僕は「高島アナはすごいな~」「貫禄が出てきたな~」と感心したものである。


将来、フジテレビの顔になる力は十分にあった。

バラエティに留まらず、報道だってできたはずである。




が、局はそれをよしとしなかった。

なぜなら、高島アナは、アイドルアナとしても最強だったからだ。

中野美奈子とのデュオ『early morning』は大して売れなかったが、

やはり高島アナはかわいい。

文句なくかわいい。

この人のかわいさは、中身がともなっているからタチが悪い。

年々、魅力が増しているのだ。


で、そのかわいさが衰え知らずだから恐れ入る。

今年31歳だが、全く陰りがない。

近年、『めざましテレビ』も若手アナウンサーが増えており、高島アナもお局化していくかと思われたが

なんのなんの


未だに最強である。



現在『めざましテレビ』に出演している若手アナウンサーはたしかに若くてかわいい

が、高島彩の前では単に”幼さ”だけが強調される

子どもがはしゃいでいるようにしか見えないのだ。

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めざましテレビ』名物、「今日の占いカウントダウン」も一時期、世代交代とばかりに皆藤愛子長野美郷を前面に押し出した時期があったが、やはり物足りず、

結局は高島アナ主役のVTRに戻ってしまった。


おそらく高島アナも、世代交代を喜んでいたはずである。

三十路となり、いい加減、アイドル路線からの脱却を図りたかったはずである。

若さはじけるイメージは若いアナウンサーにまかせ、自分は大塚さんとしっかり番組の軸を作っていけばいいと思っていたはずである。

しかし、やはり高島アナの前では力不足、魅力不足は否めなかった。

自身の輝きの大きさのせいかもしれない。

イチローを超えるバッターがなかなかでなかったり、木村拓哉を超えるタレントがなかなか出ない状況と似ている(?)


結局、局は高島アナに頼りっぱなしとなってしまった。

そして高島アナを退社へと追いやった。


本人は「普通に朝日を見る生活を送りたい」とか、「人生を見つめなおしたい」とか述べている。

また、「ゆずの北川と来春結婚するための寿退社」などという声もある。


が、僕は思う。

高島彩めざましテレビを辞める決意をするに至った決定打は

”めざまし×EARLY 体操プロジェクト”


だと。

これを知らない人は、まず下の動画(めざましファミリー出演バージョン)を見てほしい。



僕はこれを見た瞬間、こう思った。

「これはないわ」


おそらく、高島アナもそう思ったはずである。

もちろん高島アナはプロフェッショナルであるから、そんな様子はおくびにも出さない。

が、僕だったらこの後、同窓会に参加できない。


高校、大学の同級生が結婚をしだしたり、仕事で出世しはじめている中、

自分はあんなアホらしい振り付けで踊っている。

自分はアナウンサーになりたくてフジテレビに入社したのに、やらされることはこんな滑稽なことばかり・・・

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高島アナの退社は、「フリーになりたくてなった」「お金がほしくてなった」「タレントになってもっとおもしろい仕事をしたくてなった」「みんなのアイドルになりたくてなった」ものとは違う。

だからこそ、潔さがあり、哀しさがある。

今後もフリーとして仕事を続けるとは言うが・・・今の輝きを維持し続けるのは難しいだろう。


なんだか、一つの時代が終わった気がした。

僕も『めざましテレビ』から卒業する時期がきたのだろうか・・・

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