俺よ、男前たれ

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「めざましテレビ」はつながってる?

フジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ・第2部』(月~金曜・午前6時10分~8時)が、4月の月間視聴率10.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録、民放の同じ時間帯の番組で1位となったことが1日、わかった。月間視聴率トップは31か月連続。

全面リニューアルした『めざましテレビ』(フジテレビ) 『めざましテレビ』は、4月に全面リニューアルを行い、大塚範一キャスターの後任として、新メインキャスターの三宅正治アナウンサーが登場。フジテレビ本社屋の球体展望室に新セット「めざまスカイ」を誕生させ、レインボーブリッジを見渡せる景観も楽しめる。また、番組と連動したスマートフォン向け公式アプリも始まり、視聴者のつぶやきがリアルタイムに番組に連動することでも注目されている。

(2012年5月1日 読売新聞)

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朝は昔から「めざましテレビ」なもので、それが視聴率1位を獲ったということはまあ嬉しいことなのだけれど、

僕はこの4月からの「めざましテレビ」がどうも気に入らない。

この違和感はなんなのだろう?

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まずはネット上では以前から”犬猿の仲”と言われていた生野アナと加藤アナ

この二人の看板女子アナを完全に隔離

生野アナはスタジオに、加藤アナはフジテレビ本社屋の球体展望室からコーナーを担当することになった。


ネット上での以前からの噂はよく聞いていた。

犬猿の仲”

”二人とも気が強く、出たがりで、ポスト高島彩を狙っていた”

中村光宏アナを取り合った”

”放送後は目も合わせず、お互い陰口を叩きあっている”

などなど。

まあ、ネット上の噂を鵜呑みにするのもどうかと思うが、そんな話を聞いた後はテレビを見ていても気が気でなかった。

3月までは同じスタジオにいてカラミも多かったので、見ている方はドキドキハラハラ。

表面上は仲良さそうにしていたのが、逆に怖かったりした。

で、これが4月からこういう形で二人が接触しないように配置されると否が応にも信ぴょう性が増してしまう。

こういう美人の社員二人が仲違いしている時に出す、なんとも嫌ぁ~な空気、

周りの人が気を遣うような、実に息苦しいビミョ~な感じ?

そんな違和感を朝っぱらから堂々と垂れ流しているところがまたすごい。

お茶の間まで嫌ぁ~な感じになってるんですけど・・・

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また、この4月からの「めざましテレビ」の違和感の一つは

メインキャスター三宅正治である。

フジテレビではちゃんとニュースが読める数少ないアナウンサーの一人であるが、なんといっても三宅さんは「直属の上司」感 丸出しなのである。


めざましテレビ」のいいところはその”軽さ””華やかさ”にある。

セントフォースあたりから見栄えだけのキャスターを引っ張り出して「お天気コーナー」か「芸能コーナー」を担当させたり、フジテレビ自慢のタレントアナを陳列してキャーキャーはしゃがせたりするところが実にいい!

おじさんには全く不要な若い女性用のトレンドコーナーやら、犬猫を紹介するコーナーやら、「今日のラッキーアイテムはマニキュア!」なんてこれまたおじさん殺しの占いコーナーやらを並べるところがなんともいい!

僕は寝起きが悪いので、朝から政治、経済、事件なんかをダラダラやられるよりは、こういう頭を使わないコーナー目白押しのほうが気楽でいい。

大塚範一アナが高島(彩)さんとか、皆藤愛ちゃんらに囲まれてデレデレしているのを見ながら「大塚さん、いいな~、うらやましい職場だな」なんてケチをつけるぐらいがちょうどいいのである。


が、三宅さんは違う。

三宅さんは若い女子アナの直属の上司なのである。

女子アナたちが最新トレンドを紹介し、キャーキャー言っていてもけしてノッてきたり、褒めたりすることはない。

「フフン」という顔を見せるだけだ。

なんだったら「馬子にも衣装だな」「ちゃんと仕事しろよヒヨっこが・・・」「お前らはハシャいでいるだけで仕事になるからいいよな」と嘲笑している感じすらある。

これが大塚さんや、伊藤アナらとの圧倒的な違いである。


やっぱり大塚さんの後は、外部から大物を呼ぶべきであった。

草野仁さんあたりなら良かったなのに・・・

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めざましテレビ」の違和感の最後は、もちろん軽部である。

僕は前から散々軽部を叩いてきた。

眠そうな目、趣味の悪い蝶ネクタイ、とろそうな体・・・これだけでもイライラの原因になるが

こいつはニュースも読めず、アナウンスもできないのである。

フジテレビアナウンス部でも中堅の部類に入るのに、できるのは「めざましテレビ」の芸能コーナーくらいなのである。

そのくせ一丁前に映画やクラシックを堪能し、自分でイベントすら開いているのである。

仕事をしろっつーの!

まあ、そんな軽部アナも、大塚さんがいたころはまだかわいげがあった。

大塚さんという大きな支柱があったので、いかにも無能なバカ息子然とした軽部アナでも許されたのである。

しかし、今の軽部の仕事は、生放送中にパソコンを見ることなのである。

なんなのそれ?

軽部はパソコンの画面に移された、リアルタイムでのつぶやき(Twitterによる投稿)を読み上げるのだが、これが僕はどうしても受け入れられない。

番組としては「視聴者とつながりたい!」みたいなコンセプトで、生放送を見ている視聴者の声を伝えているつもりだろうが、それを軽部がやると仕事中にネットで遊んでいるようにしか見えないのである。

そもそも視聴者のつぶやきって、そんなに必要か?

「わたしも昨日のももクロのライブ、行きました!最高でした!」

「塩谷さんの行動は、私も許せないと思います」

なんて投稿を紹介して、「ああ、みんなもそう思ってるんだ~」と確認することがそんなに大事か?

今やテレビのリモコンでテレビ番組につながる時代ではあるし、若者のテレビ離れを止めるためにいろいろとやらなければならないのはわかる。

でもやはりアラフォーのおっさんの僕からすると、朝のさわやかさを売りにしている「めざましテレビ」で、仕事中にパソコンの画面を凝視する軽部の姿を流すのはどうも・・・・

しかも若い女子アナに囲まれて、画面の真ん中で座りながら堂々とノートパソコンをいじるって…カフェじゃないんだから・・・



願わくは、軽部の見ている画面の半分以上が生放送ではお伝えできないような罵詈雑言、卑猥な言葉であってほしい。

そのために軽部が生放送中にチェックするのは今のノートパソコンのスタイルじゃなくて、思い切ってケータイとかスマホにしたらどうか?

スタジオの端で放送そっちのけでスマホをいじる軽部の姿・・・

そっちのほうが合っているような気がするのだが・・・。

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