マクドナルドの原価表の最新版(2009)が発表された。
マクドナルド原価一覧表 (最新版)
■ハンバーガー
価格…100円 原価…45円 (原価率45%)
■チーズバーガー
価格…120円 原価…54円 (原価率45%)
ハンバーガーは原価が高く、あまり儲からないらしい。
■フィレオフィッシュ(寄生虫混入事件あり)←new!
価格…260円~270円 原価…42円 (原価率16.2%)
■テリヤキマックバーガー
価格…250円~280円 原価…78円 (原価率31.2%)
■ポテト(M)
価格…230円~250円 原価…10~20円(原価率4.3%)
ポテトは利益率が高く、販売数も多いらしい。
■アップルパイ(中国にて加工)
価格…100円 原価…35円 (原価率35%)
■コーラ
価格…100円
原価…5円未満(紙コップと、カップのふた、ストロー、水、氷のみ)
おそらく5円もしない。実はマクドナルドのコーラ原液はコカ・コーラ社から無償提供
■マックナゲット(中国産鶏肉)
価格…240円~260円
原価… 5円 /1個 合計原価25円 (原価率10.4%)
■プレミアムローストコーヒー(ホット)
価格…120円
原価…2,5円 (原価率2.1%)
■野菜生活100
価格…100円
原価…74円
■マックフルーリー
価格…300円原価…80円 (原価率26.7%)
■ハンバーガー
価格…100円 原価…45円 (原価率45%)
■チーズバーガー
価格…120円 原価…54円 (原価率45%)
ハンバーガーは原価が高く、あまり儲からないらしい。
■フィレオフィッシュ(寄生虫混入事件あり)←new!
価格…260円~270円 原価…42円 (原価率16.2%)
■テリヤキマックバーガー
価格…250円~280円 原価…78円 (原価率31.2%)
■ポテト(M)
価格…230円~250円 原価…10~20円(原価率4.3%)
ポテトは利益率が高く、販売数も多いらしい。
■アップルパイ(中国にて加工)
価格…100円 原価…35円 (原価率35%)
■コーラ
価格…100円
原価…5円未満(紙コップと、カップのふた、ストロー、水、氷のみ)
おそらく5円もしない。実はマクドナルドのコーラ原液はコカ・コーラ社から無償提供
■マックナゲット(中国産鶏肉)
価格…240円~260円
原価… 5円 /1個 合計原価25円 (原価率10.4%)
■プレミアムローストコーヒー(ホット)
価格…120円
原価…2,5円 (原価率2.1%)
■野菜生活100
価格…100円
原価…74円
■マックフルーリー
価格…300円原価…80円 (原価率26.7%)
「え?マクドナルドってこんなに利益をむさぼってるの!?」と一瞬思ってしまうが、
もちろんこれはただの原価なので、利益がそのまま店の儲けになるわけではない。
利益の中から店員の給料や光熱費(電気・ガス・水道代)などを払わなければならない。
ましてや一つ一つの利益は数十円だから、とにかく薄利多売で売りまくらなければやっていけないわけだ。
マクドナルドに限らず、一般的に原価というのは売価の10%~40%ぐらいくらいなもので、原価が売値の半分以上などというのは、本当に“赤字覚悟”なのだ。
だってそこから従業員の給料や家賃、光熱費等を払わなければならないのだから。
むしろ、原価を公表できるマクドナルドは「さすが!」とも言える。
この数字をあえて隠さず、「うちはこんな感じでやらせてもらっていますよ!」「機密費なんてありませんよ!」と正々堂々と公表するところはすがすがしささえ感じる。
これによってわかることは、
「意外にハンバーガーは原価が高く、店側としては儲からない」
「フィレオフィッシュ、チキンナゲット、ポテトは利益が大きく、お店としては売りたい商品」
「野菜生活100は完全におまけ。客にはできればコーラかコーヒーを注文してもらいたい。」
ということだ。
だから一昔前のマクドナルドは「ご一緒にポテトはいかがですか?」「お飲み物はいかがですか?」などと聞いてきたのかもしれない。
僕はマクドナルドの潔さが気に入った。
なんなら、もっと潔くてもいいのに・・・
店員「いらっしゃいませ。店内でお召し上がりですか。お持ち帰りですか?」
客「店内で」
店員「ご注文をどうぞ」
客「ハンバーガー一つ、と・・・・・水」
店員「ご一緒に、ポテトはいかがですか?ポテトは今、私どもにとって大変お得となっております。」
客「は?いや、いいっす。」
店員「お水の代わりに、コーラかコーヒーはいかがですか?コーラはただいま、無償提供となっております。」
客「え?タダなの?」
店員「コカコーラ社から原液を無償で提供されておりますので、お客様にはコップとストローとお水と氷代と、私どものバイト代だけ負担していただくことになります。」
客「・・・・・・・・で、いくら?」
店員「100円でございます」
客「普通だね。ま、なんか飲みたいから、じゃ、『野菜生活100』で」
店員「『野菜生活100』でございますね。ご一緒に、コーヒーはいかがですか?」
客「いや、野菜ジュース頼んだから。コーヒーはいらないでしょ?」
店員「ここだけの話、コーヒーお代わり無料となっております。」
客「え?そうなの?あ、じゃ、コーヒーにしようかな。」
店員「はい。2杯でも私どもの利益は110円。3杯でも私どもの利益は107.5円ですから、ご遠慮なく」
客「・・・・・・・・やっぱやめます。なんか癪だし。」
店員「ただいまチキンマックナゲットのほう、キャンペーンにつき100円でご提供させていただいておりますが」
客「え?そりゃいいね。じゃ、ナゲット一つ。」
店員「ありがとうございます。」
客「なんでこんなに安いの?」
店員「お客様への日ごろの感謝のためでございます。」
客「・・・・・・・本当は?」
店員「中国産の鶏肉を使用しております」
客「君、本当に正直だね。それはそれでいいと思うけど・・・」
店員「ご一緒に、中国産アップルパイはいかがですか?100円中65円が私どもの儲けとなっております。」
客「君、商売向いてないよ」
店員「ついでに、コーヒーとコーラはいかがですか?」
客「もう要らないって!」
客「・・・・・・・だれが?」
店員「もちろん私どもでございます。」
客「それ言うなって!食う気なくなるわ。」
店員「フィレオフィッシュセット・プリーズ!」
客「頼んでないわ!」
店員「ついでに賃金アップ・プリーズ!」
客「何頼んでんの!」
店員「お客様、もっと注文プリーズ!」
客「するか!じゃ、俺にスマイルプリーズ!」
店員「・・・・・・・・・ただ今セルフサービスとなっております・・・」
客「なんで急にテンション下げた?セルフって何よ?」
店員「あちらの鏡を見ていただくか、お客様がご自分で私のスマイルを引き出していただくこととなっております・・・」
客「え?え?どうすんの?」
店員「・・・・・・・・」
客「あ、じゃ、ポテト一つ追加して!」
店員「・・・ポテト(S)とスマイル(S)・・・・」
客「あ、あと、コーヒーと、チキンマックナゲットも!」
店員「コーヒーワン、ナゲットワン、スマイル(M)ワン・・・」
客「わかったよ。じゃ、君のおまかせで!」
店員「メガスマイル入りま~~す!」
客「・・・・・ついでに君をお持ち帰りしたいな~」
店員「店長!ポリス・ワ~ン!」
そういえば、最近厨房に向かって「○○プリーズ!」って言わないな・・・僕も古いね・・・