＞流行語大賞 年間大賞は「政権交代」
＞12月1日20時48分配信 毎日新聞
＞今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」（現代用語の基礎知識選）の年間大賞に、鳩山由紀夫首相の「政権交代」が選ばれ１日、東京都内で表彰式があった。８月の衆院選で繰り返し訴え、民主党を大勝に導いたフレーズ。首相は公務多忙で欠席したが、代理の小川敏夫民主党広報委員長は「政権交代は今年限りにして、来年からは政権堅持です」とあいさつした。
＞政治に絡んだ言葉では、ネット中継などで注目が集まった「事業仕分け」もトップテンに入ったが、受賞者の行政刷新会議と事業仕分け作業チームは欠席。「派遣切り」でトップテン入りした派遣ユニオンの関根秀一郎書記長は「流行が０９年だけで終われば」と話した。
＞その他のトップテンは次の通り。（５０音順）
＞こども店長（子役、加藤清史郎くん）▽新型インフルエンザ（厚生労働省医系技官、木村盛世さん）▽草食男子（タレントの小池徹平さん、コラムニストの深沢真紀さん）▽脱官僚（みんなの党、渡辺喜美代表）▽ファストファッション（タレント、益若つばささん）▽ぼやき（前楽天監督の野村克也さん）▽歴女（女優、杏さん）【鈴木一生】
父「今年も残り1ヶ月か・・・」
母「そうね。今年もいろいろあったわね。」
父「今年の流行語大賞は『政権交代』だそうだよ。」
母「へ～」
父「へ～ってことないだろう。2009年は政権交代が起きた年って、日本の歴史に残るかもしれんぞ」
母「でも流行語が”政権交代”ってのも面白くないわね。そんなの歴史の教科書にでも載せてけばいいのに」
父「確かにな。小泉さんの時は”小泉劇場”とか、”郵政選挙”みたいな、なんとなく”らしい”言葉があったもんな」
母「なんか今年の流行語って、インパクトなくない？」
父「う～む確かに」
弟「新語ばっかりで、流行語が入ってないし」
父「そういえばそうだな。」
弟「一応”トゥーッス！”とか”あると思います”もノミネートはされたみたいだけどね」
姉「まだ”ギャルが選ぶ流行語”のほうがインパクトあっておもしろいよね。アゲ・サゲとかチョリ～ッスとかね。」
母「ギャル語ってあんまり好きじゃないけど、こと流行語に限って言えばね、そっちのほうが華があっていいわね」
父「なんか、今年は”ネットが選ぶ流行語”とか”ギャルが選ぶ～”とか、いろんなところでパクられてるから、差別化を図りたかったんじゃない？ウチは本家ですよ、格調高いですよ、みたいな」
母「だから政治・景気ネタが多いのかな？」
父「それもあるかもね。でもそれだけじゃつまらないから『子ども店長』とか選んでみたりして」
姉「でも若い人の人気もほしいから『ファストファッション』でつーちゃん呼んじゃうみたいな？」
父「ユニクロの社長呼んだらいいのにね」
弟「『歴女』ってそんなに流行ったの？」
姉「流行ったっちゃ～流行ったし・・・。そうでもないっちゃ～そうでもない・・・。」
爺「わしゃ～野村監督のぼやきが好きじゃ」
父「でもあの人、昔からぼやいてますよ。別に今年ぼやきはじめたわけじゃないのに・・・・。」
弟「おなじ野球ネタなら『サムライＪＡＰＡＮ』とか、イチローの『ぼくは何か持ってますね』とかのほうがね」
姉「”美人すぎる○○”みたいなのも今年じゃなかったっけ？」
父「う～ん、そんな気がする。」
弟「あとなんか一つ忘れている気がするな・・・」
姉「何を？」
弟「なんか上半期にもっとインパクトのある流行語があったような・・・」
母「”婚活”じゃない？上半期、ドラマもあったし、雑誌も婚活特集ばっかりだし」
弟「う～ん、それとは別に・・・なんか・・・」
姉「市橋フィーバー？」
弟「それお姉ちゃんだけだよ」
姉「あ、そうね。ところで、お兄ちゃんは？」
母「なんか今日は友達と飲み会だって。もうすぐ帰ってくると思うけど」
姉「お兄ちゃんは婚活中に結婚詐欺女に殺されかけちゃったからね。最悪の一年だったわね」
父「ん？なんか外でだれか騒いでないか？」
弟「ホントだ！”新語～！新語～！”って叫んでる？誰だろ？」
母「ちょっと見てくるわね。」
父「年末は酒に酔って騒ぐ馬鹿が増えるからな」
母「きゃ～～～！！」
姉「何？どうしたの？」
弟「どうしたの？お母さん！」
母「お兄ちゃんが、家の庭で素っ裸で座ってるの！」
父「お、おい、お前どうしたんだ！なんで裸なんだ！」
兄「裸で何が悪い！！うお～～～～～新語～～～！！」
弟「あ！思い出した！」
母「何をよ？」
弟「両さんだ。今年、『こち亀』って実写版あったよね。あれ、流行らなかったっけ？」
父「・・・・・・・・・・忘れてあげなさい。それぞれの名誉のために・・・・」
