俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

訪韓日記その1「ラブホ街」

私事で恐縮ですが、韓国人婚約者ジュンちゃん(仮名)の国、韓国へ初めて行ってきました。

それが、心も体も温まるとてもいい訪韓だったので報告したいと思います。


今年の2月14日に付き合い始めたジュンちゃんは4月のはじめに帰国。

付き合って早々、離れ離れになったのであるが、世の中便利になったもので、この1ヶ月毎日のように連絡を取り合うことができた。


ジュンちゃんと付き合って、まずMSNのMessengerという機能を始めて知った。

ま、要は個人用のチャットみたいなものだが、これがなかなか面白い。

僕は話すより書くことの方が得意なので、Messenngerだとちょっとおしゃれな(ある意味キザな)セリフも書けちゃったりする。

相手の返信が遅いとちょっとイラっとすることもあるが御飯を食べながらでも、テレビやネットをチェックしながらでもできるので便利なのだ。

さらに、SKYPEというのも覚えた。

これをダウンロードすると、ネットを通じてタダで通話をすることができる(ネット代除く)。

国際電話よりもずっとお得なのだ。

ただ、これらは相手がパソコンを開いていて、オンラインにしていないとできない。


よって相手が外出中の時は普通に国際電話をすることもあるのだが、これも「国際電話カード」を使うとお得なことを知った。

外国人が多く住むコンビニなどでも売っているのだが、1000円で30分の通話ができる。

これも普通に携帯から国際電話をかけるよりはずっとお得なのだ。


それ以外に携帯のメールなどもするが、韓国にいるジュンちゃんの携帯に直接メールができるわけではない(よって相手のネット上のメールに送ることにしている)ので、これは意外に不便。

ま、とにかく相手が海外にいてもかなり連絡が取りやすくなったことは事実。


ちなみに僕は中学校時代(22年前?)、郵便友の会(別名PFC・・・Pen Friend Club)という団体に入って、国際文通などもしていたが、今思えば、ずいぶんアナログなことをしていたものだ。

「文通」ってのがもはや死語だもんな。

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さて、そんなわけで1ヶ月間、お互い「会いたい会いたい」と嘆き続け、3週間前から長い長いカウントダウンをし続けて、やっとこさ会えることになった。

飛行機は韓国・仁川(インチョン)空港に到着。

近代的で巨大な空港はさすがにアジアのハブ空港と思わせる。

飛行機到着から広い空港内を大移動。30分はかかってやっと預けていた荷物を受け取り、ジュンちゃんと再会することができた。

うれしそうなジュンちゃん。


そういえば、以前は海外に遊びに行く時は一人で行っていたので、

「空港からホテルまではどうやって行こう?バスか?タクシーか?いくらだ?乗り場はどこだ?」

「ホテルについたらどこで御飯を食べよう?」

「とりあえずそこらで『地球の歩き方』をチェックしないと・・・・」

などとたくさんのことを考えていたのだが、今回は全部ジュンちゃん任せなので、全く心配がいらない。

今回は一人旅の必需品、ガイドブックも文庫本も日記帳も持っていない。

が、それだけにどうも旅行気分がしない。


また、以前、よく行っていたタイ、ベトナム、マレーシアなどは、空港を出た瞬間、熱帯のものすごい熱気がぶわぁ~っと体にまとわりついたりして、「うわ~、来たな~」という感じがしたのであるが、韓国はそんな気候の違いもない。

なんか、飛行機には乗ったけど、あまり海外に来たという気がしないな。


ジュンちゃんに促されるまま、とりあえずバスに乗り、ホテルに向かう。

バスの中から見た空港から市内への風景は、どこもきれいにライトアップされ、とても近代的(ジュンちゃん曰く、『税金の無駄遣い』)。

バスの中ではさっきから日本人のおじさんが大声で話しているし、他の韓国人客も見た目は日本人と変わらない。ジュンちゃんとは全部日本語で話しているし・・・本当にここは韓国なのか?


さて、ホテルはジュンちゃんが自宅から15分ほど離れた歓楽街のホテルを予約してくれていたのだが、ここは見事なまでにラブホ街であった。

「予約したのはちゃんとした観光ホテル。周りはは全部ラブホだからちょっと心配だけど」

ちなみに泊まったホテルもナイトクラブがあったり、あやしいマッサージがあったりと、とにかく素敵なのだ。

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         少しでも車を止めると、こんなカードを挟まれる。コールガールみたいなものか?


ホテルに荷物を置き、とりあえず晩飯を食べに行く。

二人で手をつなぎながら辺りを見回すと、ハングルの看板がたくさん目に入り、やっと韓国に来たという感じがしてきた。


ちなみに僕は1ヶ月ぐらい韓国語を勉強して、最近やっとこさハングルが読めるようになった(意味はまだわからないが)のだ。


僕はがんばって勉強したことを褒めてもらいたくて、とりあえず目に付いた看板を、まるでひらがなを覚えた小学生のような無邪気さで読み上げた。

も・・・もー・・・てる・・・あ、モーテル!


・・・そんな看板は読めなくてもいい・・・(ジュン談)



なかなか楽しい旅になりそうだ。

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        これがモーテルの看板。モーテル・ルームと書いてある。