講師「はい、ではまず口の形を”う”の形にしてください」
受講生A「う~~~~」
講師「そうそう。口をとんがらせてね。」
受講生A「う~~~~」
講師「はい。そうしたらね。ゆっくり、ゆっくり、”い”の口に変えていってくださ~い」
受講生A「う~~ぃい~~~~」
講師「はい、ストップ!!」
受講生A「?」
講師「その、”い”に変わる直前で口の形をストップ!」
受講生A「う~~~ぃ?」「う~~~ぅぃ?へひへまふは?(出来てますか)?」
講師「出来てるわよ!そうそう。その口をキープ!!」
講師「もうちょっと、自然に!力を抜いて!」
受講生B「ほ、ほうへふか?(こうですか?)」
講師「もうちょっと口角を上げて。そう、そんな感じ。上唇は上げてみて」
受講生B「ほ、ほうかな?(こうかな?)」
講師「OK!これであなたもモテ女子よ!」
受講生B「ほ、ほんほうへふか?(本当ですか?)ほへへわはひも、へヘビにへらへるわ(これで私もテレビに出られるわ」
講師「もちろんよ!」
受講生B「ふぅ~、疲れた・・・」
講師「大丈夫?あんまり無理しないでね。」
受講生「大丈夫です。よし!私、これから写真撮る時はいつもアヒル口になるように気をつけます!」
講師「そ、そうね・・・」
講師「任せておいて。うちはそれ専門にやってるから」
受講生C「でも私、受け口なんです。大丈夫ですか?」
講師「う、受け口・・・。ま、なんとかなるでしょ。作ればいいんだから。」
受講生C「でも本当は媚を売ってるみたいで、やりたくないんですけど・・・事務所の社長がやれって」
講師「ま、かわいく映るために努力することは悪いことじゃありませんよ。みんなやってますし」
受講生C「そうですよね。あ~でもな~。いつか受け口ブーム来ないかな~」
講師「絶対に来ません。じゃ、練習しますよ」
受講生C「は~い!」
講師「でも大事なことは、これを意識的にやっていることを悟られないことです」
受講生D「?」
講師「いいですか。これは諸刃の剣なのです。魅力的に映る反面、狙いすぎと思われます」
受講生D「なるほど・・・わかりました。私、がんばります。私、売れたいんです!」
講師「そ、そうね。」
受講生D「私、他の人より、かわいくテレビに映りたいんです」
講師「大丈夫よ。あなたなら」
受講生D「先生。ありがとうございました。これで、私だけの武器を手に入れることができました!」
講師「だ、だけ?・・・・・・・・・・う、うん。がんばってね」
受講生D「はい。じゃ、私、収録があるので!これで失礼します!先生、本当にありがとう!」
講師「う・・・・うん。がんばってね・・・・・・・・・。
受講生D「(ドアを閉めて出て行く)」
講師「・・・・・ふう・・・・・・・、彼女で48人目か・・・」
ちなみに、今、ウケている最新アヒル口がこれだそうです↓
http://www.youtube.com/watch?v=QnDZPzCRu-o
http://www.youtube.com/watch?v=fjmJEAjNJVs&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=fjmJEAjNJVs&feature=related
ま、ボクも嫌いじゃないけどね。
ゆうゆの時代から・・・(←古っ!!)