今回のビデオ流出事件に対して、さまざまな憶測が飛び交い、日中の関係を危惧する声も上がったが、
この度、新たな事実が発覚し、日中の決裂は避けられないものとなった。
今回の流出事件に関し、日本側からは
「これは明らかに内部告発と申しますか、身内の誰かが”正義”のために、あえて公表したものだと考えられます」
「まったくもってけしからん!」
「内部テロだ!」
「結構なことだ」
などなど、様々な意見が出ている。
今回の映像が流れたことで、日本側のほうが混乱をしているというのは、両国の国民性を示しているように思えて興味深い。
一方、この事件に関して中国側は
「これで言い訳はできない。責任は日本側にある!」
「日本側の違法性は疑う余地はない!!」
と、強気の姿勢を崩していない。
このビデオを撮影した人物は
「このビデオは確かに私が撮影したものです。しかし中国側との関係を悪化させないためには公開は絶対にできないと考えていたため、厳重に机の引き出しに鍵をかけてしまっておいたものです。」
「今回の流出に関しては、不本意だが身内の仕業と考えざるを得ない。私の保管体制、信頼関係に問題があったかについては、今、調査中です。」
と述べている。
ちなみに、今回のビデオのタイトルの意味については、様々な説が流れている。
「38」が意味するものは何なのか。
「38」は中国では侮辱の意味を表すものだ!
「~さんはパーだ」「~さんはやらしい」「サンバだ!祭りだ!」などなど
事件の経緯は今年9月、日本側の夫が中国へ出張したことにある。
夫は外資系企業に勤めており、特に中国との取り引きを専門に担当していたため、以前から二ヶ月に1度のペースで中国へ出張していた。
そこで18年前に、現在の中国人妻と知り合い結婚。2児を儲けた。
しかしここ数年、夫婦関係は急速に冷え始め、夫は出張の度に中国で浮気をするようになった。
中国人妻はかねてより夫の浮気を疑い、夫婦は”衝突”を繰り返していた。
夫は出張先のホテルで若い中国人女性との性行為を自ら撮影。
そのデータを自宅書斎の引き出しに保管しておいたものが流出した、というものだ。
妻は夫に高額の慰謝料を請求しており、夫は対応に迫られている。
なお、今回のビデオの流出については長男、次男の仕業ではないかとの噂もあるが、今のところ両者は容疑を否定。
ただし、先日、新しいゲームソフトを複数購入していたことなどから、妻から何がしかの密約をしていたのではないかとの噂もある。
来週、中国から妻の父が来日予定であったが、今回の事件で来日が中止となる可能性が高い。