俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

嫁大好き芸人

先日、テレビ朝日系列『アメトーーーク』にて「嫁大好き芸人」という特集をやっていた。

近年のアメトーーークの企画の中でも珠玉のものと確信している。

やはり自分も結婚したので思わず「うんうん!そうそう!」と同感するところが多かったのだが、

特に「我が意を得たり!」と思ったのがサンドイッチマンの冨澤が言ったコメントだった。

「子供が嫁のおっぱいを吸っていると、自分も飲みたくなる。だって、もともと(嫁のおっぱいは)俺のじゃないですか。」



というもの。

僕にはまだ子供がいないので、「自分も飲みたくなる」ということはないのだが、

後半の「(嫁のおっぱいは)もともと俺のだ」という意見には深く首肯せざるを得ない。

そうなのだ。

この点が嫁にはわかっていない。


僕もまあ、嫁によくまとわりついている。

それこそ、嫁がマジ切れする一歩手前くらいまでまとまりついている。

嫁は結婚して最初は相手をしてくれたのだが、最近はぼくが腰にしがみついても気にせずテレビを見たり、パソコンでアメーバピグをしたりしている。

僕は嫁にかまってほしいので、脇腹の肉を掴んだり、太ももにほおずりしたりするのだが

嫁はまるでそこに僕が存在しないかのように、テレビやパソコンの画面に夢中になっている。

今度は嫁の肌に触れるか触れないかの微妙な触り具合で脇腹や内モモを触ってみる。

するとこれはむず痒い感じがするのか、色気なくボリボリと掻きはじめる。

最後に胸のボタンに指をかけようとすると今度は平手でピシャリとやられる。

僕がこれが納得できない。

で、嫁に一言、物申すので嫁と口論になる。


夫「何をする!」

妻「あんたこそ何をする!」

夫「俺は目が見えないので手探りでボタンを探していただけだ!」

妻「ふざけんじゃねー!」

夫「指が不安定だから、ひっかける場所を探していただけだ」

妻「どこにかけようとしてんだ!」

夫「人差し指と中指の間が寂しいから、間に何か挟むものが欲しかっただけなのに!」

妻「乳首を使うな!」

夫「いったい何をそんなに怒っているのだ!夫婦なのに」

妻「あたしのおっぱいに勝手に触るんじゃねー」

夫「そのおっぱいは俺のものだ!」

妻「なんでだよ!あたしのだよ!」

夫「うそつけ!結婚したときに俺がもらったんだ!}

妻「あげてねー!」

夫「結婚すると同時に、所有権は夫に移るんだ!そういうもんなんだよ!」

妻「勝手に決めるな!」

夫「妻のものは夫のもの、夫のものは夫のもの。これをジャイアン理論という。日本では昔からそうなっているのだ!」

妻「あたしは日本人じゃねー!」

夫「いや、日本にいるからには、日本の法律に従ってもらう!」

妻「法律に書いてあるわけねーだろ!」

夫「郷に入らば郷に従えという言葉を知らねーのか!」

妻「っつーか、そんな習慣もウソだろ!」

夫「あのね、妻のおっぱいに興味を持つのも夫の愛!」

妻「いらんわ!」

夫「夫が妻に興味を持たなくなったら大変だよ?」

妻「結局は体かい!」

夫「違うよ!夫婦間の大切なコミュニケーションじゃないか!」

妻「方法を変えろ!」

夫「俺の近くに座るのが悪い!俺は近くに来た嫁は捕まえる。それが本能だ」

妻「食虫植物か!もしくはみのもんたか!」

夫「おっぱいが好きな夫を選んだ妻の責任はどうなる!」

妻「知らんわ!」

夫「とにかく、妻のおっぱいは俺のものだ!」

妻「子供ができたらおっぱいは赤ちゃんのものになるんだよ!」

夫「そんなことはない!」

妻「じゃあ、赤ちゃんにミルクを飲ませない気かよ!」

夫「赤ちゃんは左の乳を吸えばいい。俺は右を吸う」

妻「片方じゃ足りなんだよ!」

夫「うそ!赤ん坊のくせにそんなに飲むのかよ?」

妻「しかも、片方だけ飲ませるとおっぱいの形が崩れるんだよ。」

夫「まじ?」

妻「左右のバランスが悪くなるんだ」

夫「・・・・じゃ、俺は飲まない!」

妻「やっとわかったか」

夫「舐めるだけにする!」

妻「もういいわ!」

夫「ボインは~赤ちゃんのためにあるのと違うんのやで~~~」

妻「歌詞が違う!いい加減にしろ!」


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