そう言われたら、あなたはどうしますか?
プレゼントを買うには中途半端な額
500円で大切な人をHAPPYにするには、工夫が必要。
さて、あなたはどうしますか?
以前、NHKの「20mini」という番組でこんな企画をやっていた。
この「20mini」を企画、制作したのは今年NHKに入社した社員だという。
大学を卒業したばかりの新入社員に、いきなり企画を作らせ、プレゼンをさせるのは企業でもよくあることらしい。
もちろんそれは研修の一環として、自分で一から考えて作り上げることの難しさと充実感を感じさせるためだろうが、NHKは実際に新卒者に20分間のドキュメンタリー番組を作らせるから面白い。
放送されたのは20分間、3人の例だが、実際は100人の人を撮影し、テープも500分を超えたという。
1 若い頃やんちゃした自分を見捨てず見守ってくれた母親を、近所の温泉(入浴代400円)に連れて行った漁師の男。
2 亡くなった夫との思い出の地を訪れた主婦(ガソリン代500円)
3 両親に花束と手紙を渡した離島に住む兄妹
紹介された例は、期待したものとはやや違ったが、100人の中で選ばれた3人がこれなのだからしょうがない。
じゃあ、自分ならどうしたらだろうか?
また、自分の周りの人ならどうするだろう?
僕は企画の趣旨を説明し、職場にいた外国の人に考えてもらった。
ある中国人男性は「安い店で材料を買い集めて、両親に料理を振舞う」と述べた。
ある中国人女性も同じく、「両親に料理を作りたい」と述べた。
ある韓国人女性は「祖母に日本語で手紙を書きたい」と述べた。
彼女のお祖母さんは日本語がわかる世代。
耳が遠くなってしまったため、電話での連絡が取れなくなったので、日本で成長した自分のことを報告したい、とのこと。
ある韓国人男性は「安いフォトアルバムを買って自分の写真集を作る。その写真を彼女に見せながら、自分はギターを奏でる。ついでに耳元で写真の説明も加える」と述べた。
やめたほうがいいと思った・・・。
では、僕ならどうするだろう?
僕の一番大切な人は、まあ両親か彼女だろう。
両親を500円で幸せにする。
考えてみると実に難しい。
やっぱり料理だろうか?
それとも肩叩き券?
バラの花を一輪ずつ渡してみようか?
なんか、それも恥ずかしいな。
そして彼女を500円で幸せにするなら、どうしようか?
彼女はあまり生花が好きではないから、バラをプレゼントしてもHAPPYにはならないかもしれない。
肩叩き券・・・にはまだ早いし、
料理・・・・・と言っても僕が作れるのはヤキソバくらい?
100円ローソンで蒸しヤキソバとミックスもやしと豚コマを買えば315円。
これなら彼女の大好物のアイスをつけても420円。
あとは・・・ちょっとおしゃれなレターセットをLOFTあたりで買って、
”彼女を好きになった理由”を100ぐらい書いてみようか?
それを郵便で送れば500円くらいかな?
まあ、気の利いたことを100も思い浮かべられればだが・・・。
もうすぐ彼女と過ごす初めてのクリスマス