俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

我が家の「北朝鮮砲撃事件」

北朝鮮による韓国への砲撃により、韓国人兵士と民間人が二人ずつ死亡

今もなお緊張関係は続いている。


これが北朝鮮VS日本だったら、日本政府はどんなに「弱腰!」と言われようが無抵抗主義を貫き、平和的解決の道を探るだろう。

相手が強気に来るならば、こちらは決して対抗しない。

どちらも引かなければ対決は必死。

だからこそ、いつも引いて最悪の事態を避ける日本。

僕は自分で兵隊となって外国と戦う覚悟もないし、日本で戦争が始まっても非常に困るので、公に日本政府のことを「弱腰!」なんて叫べない。

そりゃあ北朝鮮や中国の傲慢な態度には腹は立つが、日本政府の弱腰外交のおかげで最悪の緊張状態が避けられていることを思えば、同情こそすれ、批判する気にはなれない。

「いやもう、大変だよな・・・自分が政権をとっている時にいろいろ起こると・・・」

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では韓国はどうかというと

もちろん、日本よりは強気の対応であり、大統領からは「断固とした措置」なんて発言も飛び出している。

が、中国や北朝鮮に比べれば、韓国政府はまだ国民のことを考えているし、利口なので、やはり最悪の事態は避けたいところだろう。

「弱腰」と叩かれてはいるけれど、国民はいつだって無責任に政府を批判するものだ。

中国や北朝鮮のような理屈の通じない国を相手にムキになってはいけない。

むしろこの二つの国が仲違いするように仕向ける方策でも考えたほうが利口だ。

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私事であるが、私には韓国人婚約者がいる。

彼女は今、ソウルに住んでいて、あの事件があった晩は「韓国は今、大変なんだよ!戦争が始まるかもしれないよ!」と言っていたので、

「そりゃ大変だ。早く日本においで」と言うと

「いや、明日、会社あるから・・・」

「週末、通訳検定の試験もあるし・・・」

などと述べていた。

そ、・・・・そうか・・・・じゃあ、がんばって・・・。




しかし、僕の家族はもちろん、ソウルがどういう状況かはわからない。

テレビのニュースを見て「韓国が大変だ!」と知り、

弟は慌てて「兄貴の嫁さんになる人、韓国人だったよね?大丈夫?」と”母親に”連絡し

母親は「心配してます。大丈夫ですか?」と彼女にメールを送った。



まあ、彼女の心配をしてくれるのはありがたいんだけど・・・

間に俺を挟めや!!



まだ結婚前なんだから、ふつうこっちに先に聞くだろう?

「彼女の国、大丈夫?」とか。


そもそも、弟なんてこの17年間で4回位しか僕と会ってないし、お互いがお互いに無関心で、携帯の番号も住所も知らないくせに・・・・。


それとオカン!

「ニュースでは大げさに伝えてるけど、ソウルは意外に大丈夫だって」って

嬉しそうに報告してくんな!!


こっちは毎日連絡取ってるっつーの!!



我が家は初めてできる外国人家族に浮き足立っているのかもしれない・・・・

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