最近、気になるCM
ドリフのテーマに乗せて
「ト・ト・トリスのハイボ~ル♪」
と奏でる奴である。
あのCMの吉高由里子を見る度に、僕は
とねぎらいの言葉をかけたくなる。
それほど、このCMの吉高由里子はがんばっている。
ちなみに、僕が吉高由里子を初めて見たのは映画『蛇とピアス』の制作会見
僕も「そんなに話題になってるなら・・・」と読んでみたのだが、気持ち悪いヤンキー話に辟易
実にストレートなご感想を述べておられた。
都知事・・・・先に行ってくれよ・・・
で、その『蛇とピアス』を映画化
あの蜷川監督が撮るというので、ものすごく売れるかと思いきや・・・・・思いっきりスベった・・・・
無名の新人ながら、初主演、しかも濡れ場もあるなど、かなり体当たりの演技が要求される役割
インタビューに答えた吉高は、当時はツーンとした表情の美人で
「芸術のためなら」「脱ぐのがそのシーンにとって自然なら・・・」
と意にも返さない様子だったので、なんとなく鼻についたのを覚えている。
その後、さまざまなCM、ドラマに出たようであるが、
ぼくはどうも吉高由里子の顔が覚えられない。
もちろん、美人だしかわいいんだけど、あまりに普通すぎて、あまりに特徴がない。
どの表情も誰か他の女優さんに似ているような・・・・そんな感じなのである。
日産「ラクティス」のCMでオードリーと競演するも、春日に「吉田さん!」と呼ばれてやっと気づかれる程度。
その存在感のなさを補うためだろうか。
『トリス ハイボール』の最新版は過剰なまでの演技を披露している。
ハイテンションで乾杯したかと思いきや、
アツアツの鍋を食べてリアクション芸人張りの表情を見せたり、
さらにハイボールを飲んでは「うぅまぁ~~!」とおどけてみせるなど、
いろいろな表情をやや過剰気味に見せてくれている。
監督の期待に健気なまでに応えてみせるそのがんばり具合に
「お~お~・・・由里子ちゃんはがんばってるね~」
と親戚のおじさんのような暖かい視線を向けずにいられない
そんな2010年の暮れであった。
吉高由里子の2011年に乾杯!