テレビで見たのだが、最近「綺麗男(きれお)」と呼ばれる、おしゃれに関心が高い男の子が増えているそうな。
ま、チャラチャラした優男(やさおとこ)は昔からいたし、少し前なら草食男子なんて言葉も出てきた。
わざわざ新語を作るほどの変化でもあるいまいし、と思いながらボーっとテレビを見ていた。
どうせこんな新語をわざわざ作るのは牛○恵あたりだろう。
あの女、「草食男子」で一発当てて以降、味をしめたのか、2匹目のどじょう狙いでなんでも適当に新語を作ってウケを狙おうという魂胆が見え見えで好きになれない。
ちなみに「綺麗男」の特徴としては
1 窓ガラスやショーウインドーで自分の姿をチェックする
2 男性用化粧品(特にスキンケアなど)を使用する。
3 公衆トイレの前に居座り、他の人の迷惑もかえりみず髪型を整える。
4 男ながら美容院やエステなどに通う。
5 自分の匂いを異常に気にする。特に女性に嫌われないか、ということに敏感
僕は来年40歳になるおじさんである。
だからこんなニュースを聞くと、「ケッ!」となってしまう。
夏なんだから汗かいて当たり前!
汗は臭くて当たり前!
シャツの脇は黒ずんで当たり前!
そう思って生きてきたのだ。
オヤジは臭いものなのである。
悪玉菌が増えて、異常に屁が出るものなのである。
夕方以降は顔が脂でテカテカと光るものなのである。
それが自然の摂理だ。
若い男の汗なんて、オヤジの汗に比べたら大して匂いなんてしないんだから、ベビーパウダーでもつけとけばいいのである。
やれエステだ、やれ男性化粧品だ、
男ならドンっ!と構えていればいいのである。
思うに、日本は汗をかいてはいけない国になりつつある。
僕は20代の頃、ベトナムやマレーシアなどで仕事をしていたことがあるが、その時は汗はかいてもいいものだった。
朝から汗をダラダラかいても、なんでかすぐに乾いたし、体もそんなにベトベトもしなかった。
男はみんな汗だらで臭かったが、それが普通だった。
現地の人は「夏なんだから、当たり前だ!」と、堂々としていた。
しかし日本は、電車の中で汗臭いと周りが迷惑をするからと、朝は汗をかかないように駅まで歩き、
会社で女性社員に嫌われないようにと汗をかかないように会社へ向かう。
汗でシャツやブラウスが透けないように、
脇汗をかかないように、沁みないように
とにかく仕事中はいろいろ気をつかいながら、汗を気にしている。
会社にシャワールームがあれば一番いいのだが、なかなかそういうところも少ない。
結局、夏でもしっかり仕事着に身を包み、汗が沁みないようにしていなければならない。
日本人は大変なのだ。
やだやだ。
まったく日本人というのはクレイジーだね。
そう思いながら朝の身支度を整える。
まずは寝汗をかいたので「GATSBY REFRESH BODY SHEET」で汗を拭きとる。
次に「SEA BREEZE Deo&Water PureSky」をペチャペチャと体になでつける。
結構スースーして気持ちいいのだ。
ただ脇だけは昔からの習慣で「8&4」が「Ag+」を吹き付けないと気が済まない。
「Ag+」のほうが消臭力が強いので最近はもっぱらこちらを使用している。
顔は普段は「Uno」の化粧水を使うのだが、夏だけは嫁が愛用しているロート製薬「スキンケアさらさらエッセンス 日焼け止めジェル」をこっそり使う。
35を超えたあたりから日焼けをするとシミができてしまうようになったのだ。
あとは「GATBY ムービングラバー ワイルドシェイクG」で自慢のソフトモヒを立てれば完璧だ。
今日もなかなかの男前である。
僕はYシャツの下に下着を着る派なのだが、仕事の時はユニクロのメッシュのシャツを着ることに決めている。
「シルキードライ」も試したのだが、メッシュのほうが僕には合っているようだ。
パンツも以前はユニクロのメッシュパンツを愛用していたが、昨年からはSTETECO。
これが実にいい。
夏はスーツのズボンが汗で太ももに付くのが不快でたまらなかったのだが、
ステテコを履いてからはそれがなくなって、実に快適になった。
最後に嫁がYシャツに小林製薬の「シャツクール ストロングミント」を吹きかけてくれれば出来上がり。
昨年までは冷却スプレーを使用していたが、今年からはこのミントで涼しく感じさせる商品が主流となっている。
それにしても、毎年毎年、冷感グッズが増えてくれてありがたい。
毎年少しずつ快適になっている気がする。
ま、僕は綺麗男とは違う違うと言い聞かせてきたが・・・、
なんか僕もやりすぎな気持ち悪いおじさんかも・・・・・