俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

岡崎朋美を推してます

先日、夜のニュース番組で、スピードスケートの岡崎朋美選手の特集をやっていた。

岡崎朋美選手といえば、長野オリンピックの時に銅メダルを取っていたくらいだから、今はもう40代のはずだ。

そう思ってWikipediaで調べてみるとなんと僕より年上の41歳

しかもお子さんもいるらしい。

で、長野オリンピックの前のリレハンメル(1994年)にも出場していたので、

長野(1998)、ソルトレイク(2002)、トリノ(2006)、バンクーバー(2010)と5回連続オリンピック出場を果たしているらしい。

バンクーバーオリンピックの後、女の子を出産したが、2014年のソチオリンピック出場をめざし、まだ現役復帰したらしい。

素晴らしい!!

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が、隣で一緒に観ていた嫁の意見は違っていた。

嫁は「もう、いいんじゃない?」と言うのだ。

「41歳だし、もういいんじゃない?」


確かに普通の選手以上に競技を続けてこれたし、もうメダルが狙えるほどではない。

長野やソルトレイクで岡崎と競い合って来た世界の選手たちはみなそれぞれの国でコーチになっていて

世界の若い選手たちの中で、一人だけ浮いている感もある。

が、それでも岡崎選手のチャレンジは素晴らしいと思うのだが、妻は

「子供がかわいそうだ」

というのだ。


岡崎選手には3歳になるお嬢さんがいる。

時に練習などに連れてくることもあるようだが、合宿などが入ると小さな娘さんを両親に預けざるを得ないこともある。

嫁「あのくらいの子供にはお母さんの愛情が必要なんだよ」

僕「別にお母さんに限らないんじゃない?お婆ちゃんでもお父さんでもいいんじゃない?」

嫁「お母さんが一番いいんだよ」

僕「いやいや。大事なのは子供が愛情を受けていることであって、お母さん以外でも愛情を受けていれば悪い影響ができることはないよ。お母さんになつくかどうかは別だけど」

嫁「それじゃあ、お母さんがかわいそうじゃない?」

僕「それは自分で選んだ道だからね。それに岡崎選手だって、全然育児をしないわけじゃないだろう?」

嫁「でも練習で家を空けるんでしょう?」

僕「いやいや、外で男作って家を出て行ったわけじゃあるまいし、愛されてるかどうか子供はわかるもんじゃない?」

嫁「わからないよ。子供だもん」

僕「でも子供と一緒にいても子供に無関心な母親と、限られた時間を一生懸命子供と触れ合おうとする母親とでは・・・」

嫁「それはそうかもしれないけど・・・」

僕「というか、結婚したら女の人は育児に専念しなきゃいけないなんて、おかしいじゃない?」

嫁「それはそうだけど、やはり子供は大事じゃない?」

僕「岡崎選手は子供が大事じゃないわけぢゃない!」

嫁「わかってるけど…でもさ、もう41歳でしょう?もう落ち着いたらいいのに」

僕「女の人だって夢を追ったっていいじゃない!結婚して子供を産んだら家事と育児だけってのはおかしいよ」

嫁「それをしないのもおかしいけど」

僕「岡崎選手だって、一流のアスリートなんだからさ、自分の限界までがんばったっていいじゃん!」

嫁「でも、普通みんな引退するジャン。もう41歳だし、周りはみんな若い選手たちなんだし」

僕「だから何だよ!女性差別だ!というか、なんで俺が女性を応援するほうの立場なんだよ」

嫁「わかんないよ。勝手に熱くなってるのそっちだし」

僕「というか、女性のお前が何で岡崎選手のチャレンジを応援できない?」

嫁「だって、あたしだったら子供と過ごす時間を大事にするかな?」

僕「あんたアスリートじゃねーし!」

嫁「じゃあ、あたしが子供生まれてからアメリカに留学したいっていったら、行っていいの?」

僕「アメリカ行って何すんの?」

嫁「とりあえず英語の勉強を」

僕「なんのために?」

嫁「なんとなく」

僕「子供グレるわ」

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僕は岡崎選手のチャレンジを応援します。