僕は映画、ドラマ、小説といったたぐいのものをほとんど見ない。
いわゆるフィクション作品は昔から興味がなかった。
テレビはバラエティ、スポーツばっかり見ていたし、
読む本はエッセイとか雑誌の記事とかそんなもの、
映画・ドラマ・小説は長い時間拘束される上に、これといって僕の人生になんらかの変化や影響をもたらすものではない、という感じがしていた。
同じ映像作品ならアダルトビデオのほうがよっぱど有効で効果的だと思ったし
同じ人間のセリフならドラマや小説の言葉より、実際の偉人や有名人の言葉のほうがリアリティがある。
映画やドラマ、小説なんて”時間の無駄”とすら思っていた。
じゃ、その時間、僕は何をしていたかというと、特に何もしていなかった。
趣味がないもんで、ぼーっとテレビを見るか、パソコンをいじるかチンコをいじるか・・・
他の人から見たらそれこそ「時間の無駄」と言われる人生を歩んでいた。
そんな僕でも奥さんと結婚したばかりのときは一緒に映画を見に行っていたこともあった。
僕と違って多趣味で楽しそうなことは何でもするタイプだ。
僕と一緒にいることの退屈しのぎに忙しいのかもしれない。
で、僕も奥さんに見捨てられないように話題の映画くらいはチェックしようとYoutubeで映画の紹介動画をいくつか見ていたのだが、
いやはや、なんともおもしろそうでないの?
映画って、もしかしたら面白いかもしれない
そう思わせるものがたくさんあった。
特に邦画。
日本の映画なんて、海外の映画に比べるとチープでこじんまりしていて下らない
そんな偏見を持っていたのだが、そのチープでこじんまりして下らない感じがいかにも日本的で興味を惹かれるのだ。
僕が見た動画は以下の通り。
いいね!実にいい。
本当の空手の達人クラスの人たちも出てるし、なんといっても主演の武田梨奈がいい。
だって本物だもの。ちゃんと空手を習っている人のアクションだから説得力がある。
同じような映画で「ハイキック・エンジェルス」という映画もあったけど、こちらはいただけない。
格闘技経験者から見ると「ああ、この子たちは・・・やってないな」というのがわかってしまう。
格闘技経験者から見ると「ああ、この子たちは・・・やってないな」というのがわかってしまう。
「ハイキック・ガール」は見てみたいね。
実は原作の漫画が評価されていたのを知っていたので、一度見てみたいとは思っていた。
で、この「極道飯」、設定が最高ですな。
いや~・・・この映画観たら飯がうまいだろうね。
そんで母ちゃんが作ってくれた飯とか、嫁が作ってくれた飯が食いたくなるだろうね。
単なるグルメ作品でなくて、なんか人間臭そうなところがいいね。
たかだが2分弱の映像で泣いちゃったからね。
僕と同じ世代の人は泣けるかもしれません。
タイトルがいいですね。
僕もかなり長いこと童貞をこじらせていて、初体験がプロの人だったもので、気持ちは本当によくわかる。
ストーリーは「電車男」的な感じがプンプンするし、おそらく2時間は観られないと思うけど
公式PVくらいなら楽しく観られました。
思うに、20代の頃だったら僕は観られなかったと思う。だって本当に真剣に悩んでいたからね。
「この映画の主演の俳優さんだって、実生活ではモテるんだろ?彼女がいるんだろ?童貞じゃないんだろ?」ってひねくれてたと思う。
今、僕が笑って主人公に「がんばれよ」って言えるのは・・・結婚できたからだろうな・・・
これはすごい。予告編が一番面白かった作品。紹介PVだけで笑ってしまった。
こんな映画は海外では作れないだろうな。
でもこのおもしろさは伝わる気がするよ、海外でも。
この映画、もっと話題になってもよさそうなものなのに・・・興行収入は振るわなかったかな?
確かにお金を出して映画館で見るようなものでもなさそうだし、ゴールデンタイムのテレビで流しても・・・あんまり視聴率は稼げないかな。
でも深夜にこれ見たらバカ受けすると思う。(「コドモ警察」みたいに・・・)
部屋飲み女子会でみんなでこれみたらすごく笑えると思う。
「変態仮面」
もちろん、僕は原作を「週刊少年ジャンプ」で読んでいた世代なので、こういうのは大歓迎。
そんでテーマソングと主人公のセリフの無駄なカッコよさが実におもしろい!
台湾でもものすごく好評だったらしいし、あくまでB級映画と割り切ってみると楽しめるんじゃないかな。
映画評がかなり割れている作品で、おもしろいという人とそうでない人がはっきりわかれている。
ちょっと見るのに勇気がいる作品かもしれないが、予告編だけなら問題なし。
堤真一好きだしね。
やばいな・・・こういう作品を並べるといかに僕が若いころもてなかったのかがわかってしまう。
こういう「モテない男が勇気を振り絞って美女と結ばれるように必死になる」ってのはねぇ~
放っとけないんだよね~。
そんな美少女との出会いって・・・・ないから。
これ、嫁が見たら泣くな。
仲里依紗って・・・あんま好きじゃないけどこの映画観たら大好きになるかもしれない。
予告篇、すごくカッコいいし、人情味あふれるいい映画だと思う。
でも本当にタイトルすら知らなかったな。
こういう映画って、映画館に行かなくなったようなシルバー世代にこそ大ウケすると思うんだけどなぁ。
「渡る世間は鬼ばかり」とか人情もの大好きなおばさんたちにぜひ見てほしいんだけど・・・
届かないだろうなぁ・・・。
久しぶりに川島海荷見たな。
やっぱり普通の高校生役をやらせたら彼女の右に出るものはいないな。
それにはんにゃの金田が、すごく無理がなく役にハマっていて、いいんでないの?
ちょっと僕が見るには眩しすぎる青春映画だけどね。
なんかイケメンと美少女が出る恋愛映画ばかりがテレビで紹介されがちだけど
こんなののほうが高校生のデートにはあってる気がするな。
ま、高校生の時デートしたことないけどね。
「スイング・ガールズ」は僕の中では邦画No1だしね。
これはファンタジア国際映画祭でシュバル・ノワール賞(最優秀作品賞)と、日本人初の最優秀主演男優賞を受賞したことでニュースになったからメジャーかもしれないけど、それでもほとんど日本の映画館では上映されていなかったみたい。
でもよくぞこの人を題材に映画を作ってくれたなぁという感じ。
よくぞここにスポットを当ててくれたな、と。
おそらくこれは世界中の映画関係者が思ったことだと思う。
おそらくこれは世界中の映画関係者が思ったことだと思う。
これは観るよ。
時間を作ってね。
もうキリがないからここらで終わるけど、ここまで書いてきて思うのは
僕も意外に映画を観てたな。
それから僕は楽しい映画が好きなんだな。
やっぱり”娯楽”として映画をとらえているので、見た後にすっきりと、心が晴れ晴れするような映画が好きなんだと思う。
世の中には難しい映画、考えさせられる映画、ただただ暗い映画もある。
それらにもいいところはあるんだろうけど・・・僕は個人的にテンションを上げたいんだな。
それらにもいいところはあるんだろうけど・・・僕は個人的にテンションを上げたいんだな。
これからは映画でも見てみようかな、なんて思ったりもするけど・・・
「いそがしい」「時間がもったいない」「子供の世話をしなきゃ」なんて言い訳をして見ないんだろうな。
よし、映画は生まれ変わったらたくさん見よう。
それこそ大学時代とか、時間がたくさんあるときにむさぼるように見よう。
ただ、Youtubeの映画予告編めぐりは、これはこれで楽しいのでお勧めです。