俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

小泉今日子を受け入れる

小泉今日子が3年ぶりの主演映画となる「グーグーだって猫である」に出演するということで、今、テレビに出まくっている。


今日は同映画で共演した森三中とTBSの「ぴったんこカン・カン」に出演。映画の舞台となった吉祥寺周辺を散策した。
森三中小泉今日子であるから、番組構成上はブサイクな3人組と美人女優ということになり、当然、安住アナの扱いもそうなるのだが、僕には御年42歳になってしまわれた小泉今日子がイタくてたまらなかった。
小泉今日子は(おそらく本人に意志にかかわらず)、今でもCMや雑誌などで「昔から全然変わっていない」「相変わらずかわいい」というスタンスで扱われることが多い
しかししかし、20代の小泉今日子をリアルタイムで見ていた人にとっては
頬のコケ具合や目じりにシワにばかり目がいってしまい
「ああ、小泉さんももう40過ぎか・・・」
と感じずにはいられないのである。
おそらくキョンキョンはそんな自分をさらけ出すこと自体が「小泉今日子」を生きることであると自覚している。
「年取った」と思われようが、素直に自分を晒し、自然体で生きる
小泉さんがそうやって生きている以上はファンとして年をとっていく小泉今日子を受け入れていかなければならない
しかしファンにとって辛いのは、マスコミ側の人間が今もって小泉今日子を「アンチエイジングの象徴」のようにしか扱っていないことだ。
つまり「さすがキョンキョン。今も昔と変わらぬまま、若さとかわいさを保っている」という扱いだ。
そんな扱われ方で紹介されてしまうから逆に目尻のシワが気になってしまう。
「そんなに若くない」小泉さんから、”まだきれいに見える瞬間や角度”を探すようなテレビの見方をしてしまう
これはマスコミのほうの罪である

話は変わり、浅田真央の新CM
カメラをかざし、写真をとる浅田真央
髪の長い人をズームしていくと、その人が振り向くのだが、それがハイキングウォーキングのQちゃんだったというオチ
最後に浅田真央は今までのCMにない”ヘン顔”を見せるのだが
その顔が結構・・・・イケてるのである
それは浅田真央が若いからだ
若ければ、どの角度だろうとどんな瞬間だろうと
どんなにヘン顔であろうともかわいさだけが残るのである
昔のキョンキョンがそうだった・・・

人は必ず老いる
その老いをどう受け入れるかが
かっこよく老けることができるかどうかの鍵となる

オイラもキョンキョンのように、素直に老いを受け入れなければならない
このぽっこりしたおなかも・・・・・って
こんなの受け入れられるかい!!!!!!!!!!