ビヨンセという歌手がいる。
『アメリカ合衆国のシンガー史上最も美しい女性』
『アメリカ合衆国のシンガー史上最も才能に溢れたシンガーソングライター』
『伝説的なディーヴァ』など、様々な面での極めて高い評価上の称号を有しているトップシンガーである。
日本では渡辺直美がものまねをしている相手である。

が、正直僕ら日本人は
「たかだか水のCMでそんなに張り切らんでも・・・・」と思ってしまう。
だって、ものすごい張り切りようなんだもの・・・
あまりの激しいダンスに、最後は衣装が破けるハプニングもあったそうだが、ビヨンセはそこまでして日本でミネラルウォーターを売り込んでいる。
が、やはり僕ら日本人にとっては「炭酸飲料ならともかく、たかだか水でそんなにバタバタせんでも・・・」と思わずにはいられない。
適当に水をゴクゴク飲んで「オイシイ」と言うだけでいいのに
あんなに肌を露出しなくても、あんなにドタバタしなくても
日本人はきっと怒らないと思う・・・・・・

しかし、おそらくあれがアメリカのスターのやり方
アメリカン・スタンダードなのだろう。
そうえいえば、僕は以前、こんな記事を書いた。
マライアもPVや雑誌で、惜しげもなく肌を露出し、乳を強調し、思春期の少年をいたずらに挑発していた。
僕ら日本人はまたしても目が点になっていた。


もしかしたらアメリカのスターには、「エロス」みたいなものが必須なのかもしれない。
だから日本でもああして一生懸命肌を露出して踊っているのだろう。
しかし、やはり僕ら日本人から見ると”見世物”というか
「やっぱり外人さんはでっかいな~」という感想しか出てこないというか
「さすが本場のストリッパー」みたいな勘違いが起こるというか
・・・・つまり、そういうことなのである。
つまり、ビヨンセやマライアがアピールしたい「エロス」や「ゴージャスさ」などは日本では全く伝わらず
単に「エロいおばさん」「陽気な外人さん」ぐらいの意味しか伝わってこないのである。
それをビヨンセらに教えてあげたほうがいいのか、
知らないほうが幸せなのか
そこが問題だ・・・・・・・
