最近、気になるCM
それは「JAL 家族プログラム」のCM
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空港にて、母親を見送る父と息子
母親は同窓会か、友達同士の旅行か、今回は夫と息子を置いて
久しぶりに旅行に出るようだ。
母「今回、みんなのマイル、使わせてもらうね」
息子「ぼくのまいるもはいってるんだよ!」
母「うん、2人の分まで楽しんでくるからね」
父「羽、伸ばしてこいよ」
母を見送った父は、帰り際に
父「今度はみんで行こうな」
すると息子は
息子「うん、なつやすみはまいるが2ばいたまるんだもんね」
JAL
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すでに一部、掲示板で語られているが
この子どもの喋りがなんとも気持ち悪い。
妙に意図的な舌足らずで放つ、「ぼくのまいるもはいってるんだよ~」
なんとも劇団チックでもあり
なんともかわいこぶってる感じでもある。
ちなみに下の写真は、「僕のマイルも入ってるんだよ~」の「よ~」の瞬間であるが
これを見ただけでも”やりすぎ”感は伝わると思う。
しかもこの坊主、妙にでかいのだ。
少なくとも、お父さんが抱きかかえるには、かなり体が大きい。
小学生3年生くらいか?
デパートの屋上にある10円で前後に動く車なんかには乗れないような
乗っていたら「大きいお兄ちゃんはダメだよ~」とスタッフのお姉さんに断られそうな
それぐらいのボリュームなのである。
写真を見ても、お父さんのそん色ないくらい、でかい。
というか、お父さんが細い。
結構、この息子を抱きかかえるのはきついと思う。
がんばれお父さん!
そんな、結構おっきい子どもが、
これまた妙に舌足らずに、それでいてゆっくり言い切るように
「なつやすみにはマイルが2ばいたまるんだもんね~」
と、
子どもには似つかわしくない、妙に大人びた宣伝文句を放ちつつ去っていくのである。
おそらく有名な子役なんだろう。
そしてその舌足らずなしゃべりが、妙に母性本能をくすぐるようなかわいらしさがあったのだろう。
少なくとも1年ぐらい前は。
しかし子どもの成長は早い。
子役なんかも必要以上にすくすく育ってしまい、すぐにあんまりかわいくなくなってしまう。
そんな子役タレントを、番組スタッフやCM制作会社は
「いや、まだギリギリ大丈夫!たぶん!」と
腐りかけのメロンを食べるような勇気と決断力で採用してしまう。
が、視聴者の立場で言わせてもらえれば
ギリギリアウトです・・・・・・・・・
しかし、このCM、お母さんが絶品なのである。
変に若くて美人なお母さんではなく
ほんとうにリアルにいそうなお母さん。
このお母さんを選ぶ力量があるなら、子役も妥協せずに選べばいいものを・・・・